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2006年2月11日 (土)

野良パッケージと依存 Perl モジュールインストールセット をCPAN::Site このエントリーを含むはてなブックマーク

WiKickerオフラインで簡単にインストールできるようにしたい。 WiKicker 自体は

 perl Makefile.PL
 make
 make test
 make install

で簡単にインストールできるのだが、事前に CPAN にある依存 Perl モジュール(とそれらが依存している Perl モジュールら)をインストールしておかなければならない。

オンライン環境では CPAN.pm を使って芋蔓式にインストールできる。 WiKicker は次回のリリースから Module::Install を採用するので、perl Makefile.PL 時にそれらを行うことができるようにもなる。

しかしオフライン環境になると、話は変わってくる。

普通にやろうとするとあらかじめ依存関係を全部洗い出して事前にダウンロードしておき、依存関係の順番を考えながらインストールしていかなければならない。

これがかなり面倒。しかも各モジュールのバージョンアップにともない、その時その 時で変化する可能性があるので、適宜確認しなければならない。

でれば CPAN.pm の力を借りたい。

CPAN.pm はインストール時に $CPAN::Config->{keep_source_where} (通常 ~/.cpan/sources) に溜め込むので、これを CD-ROM 等に書き込んでオフラインインストールで使用することができる (cf. perldoc CPAN)。

だいたいはこれでうまくいくのだが問題もあって、この方法だと(WiKicker などの)野良パッケージを、うまく一緒にすることができない。

野良パッケージを扱うには CPAN::Site、あるいは CPAN::Mini::Inject あたりを使えば良さそうだ。

今回はまず、CPAN::Site での手順を調べてみる。

~/perl-5.8.8 以下にクリーンな Perl v5.8.8インストールしてインストールセットを作成していく。

@ CPAN::Siteインストールする (オンライン)

 rm -rf ~/.cpan
 ~/perl-5.8.8/bin/perl -MCPAN -e shell
 cpan> install LWP
 cpan> install CPAN::Site
 cpan> exit

これで CPAN::Site が使えるようになるとともに、CPAN::Site と LWP および依存モジュールのソースアーカイブが ~/.cpan/sources 以下にたまる。

WiKickerインストール中に libwww-perl を途中で入れると CPAN.pm が使ってこともあってかうまくいかないので、先に一緒に入れてしまう。

@ インストールしたい野良パッケージ用のローカル CPAN サーバを作成する

野良パッケージら (今回は WiKicker のみ)を含んだ ローカル pseudo CPAN サーバを作成する。

 mkdir -p ~/public_html/CPAN/authors/id/N/NA/NANEY
 cp WiKicker-0.xx.tar.gz ~/public_html/CPAN/authors/id/N/NA/NANEY
 ~/perl-5.8.8/bin/mkpackages ~/public_html/CPAN

CPAN::Site に含まれている mkpackages を使うことで、CPAN::Site が参照することのできるインデックスファイルが作成される。

@ WiKicker と依存するモジュールをインストールする (オンライン)

次に ローカル CPAN サーバと、CPAN (ミラー) からパッケージを自動ダウンロードしてインストールする。ここでは CPAN.pm のかわりに CPAN::Site を使用する。

 ~/perl-5.8.8/bin/perl -MCPAN::Site -e shell
 cpan> o conf urllist unshift http://localhost/~myname/CPAN
 cpan> reload index
 cpan> install WiKicker
 cpan> exit

ここでローカル CPAN サーバを file:/// 等で指定すると、そこから読みとったファイルは ~/.cpan/sources/ 以下にコピーされないので一箇所にまとめることができないので注意 (かなりはまった)。

これが終わると、WiKicker とそれに必要なファイルが ~/.cpan/sources にたまる。

これを適宜アーカイブして保存する。

@ オフラインインストールする

別の環境で例えば /usr/local/perl-5.8.8 にインストールされた PerlWiKickerオフラインインストールするとする。

先の工程で作成したファイルセットが /tmp/CPAN においてあるものとする。

 /usr/local/perl-5.8.8/bin/perl -MCPAN -e shell
 # 初期化でオフラインのため CPAN ミラーの選択ができずに URL の入力を
 # 求められたところで file:///tmp/CPAN を指定
 cpan> install LWP
 cpan> install CPAN::Site
 cpan> exit

まずは以上で CPAN::Site が入るで、CPAN::Site で shell を起動しなおす。

 /usr/local/perl-5.8.8/bin/perl -MCPAN::Site -e shell
 cpan> install WiKicker
 cpan> exit

これで /tmp/CPAN から芋蔓式に WiKickerインストールされる。

@ ポイント

Debian のパッケージリポジトリなどとは違って、CPAN は基本的に「一つのリポジトリおよびそのミラー」という概念しかないようである。 したがってモジュールのインデックスファイルも1組しかなく、複数のサイトから異なるモジュールセットを配布するということができるようになっていない。

これに対し、自前パッケージ群用にも1セットインデックスファイルを作って扱えるようにしようというのが CPAN::Site である。

これを用いると「もう一つのリポジトリ」を扱えるようになるが、逆にいうと利用する場合は CPAN::Siteインストールしなければならないということでもある。

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