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2008年8月14日 (木)

Joel on Software - 必読書 このエントリーを含むはてなブックマーク

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Joen on Software

スクラッチから書き直したくなるプログラマは、書き直したプログラムもまたスクラッチから書き直したくなる。」で参照したのがきっかけで、ジョエルテストで有名な Joel on Software を読んだ。

ソフトウェアプロジェクトマネージャ・ソフトウェア開発者必読書の1つだね。

扱っているテーマは幅広くどれも気になる記事ばかり。 ここではメモがてら興味深かった主要な記事をピックアップ。

@ 3章 ジョエルテスト

3分でできるソフトウェアチームの良さを評価する有名なテスト。

@ 5章 やさしい機能仕様 パート1: なぜわざわざ書く必要があるのか?

仕様書の最も重要な役割はプログラムをデザインすることだ。p.51

仕様書についての章が何章か続く。仕様書について実践的なことが書かれているのでとても参考になる。

@ 6章 やさしい機能仕様 パート2: 仕様書とはどんなものか?

サンプル仕様書が用意されている。 何をどのように書くべきかについて参考になる。

@ 8章 やさしい機能仕様 パート4: ヒント

そしてなぜ誰も読まないかといえば、仕様書があまりに退屈でつまらないからだ。p.79

これを読んでからできるだけ話を具体的に書くように心掛けている。 適当に外国人の名前をつけてシナリオを書くとなぜか皆喜んだ(同僚も外注も社長も)。

ルール5: テンプレートは有害である p.86

@ 9章 やさしいソフトウェアスケジュール

ソフトウェアプロジェクトマネジメントでうまくいかない事が多い筆頭がスケジュール。

「そのコードのスケジュールを立てられるのは、それを書くプログラマだけ」「タスクの粒度を細かくすること (それによって、その機能をデザインすることを強いられる)」「スケジュールにデバッグ・結合・バッファ・休暇・祝日その他のことのための項目を入れる」「決してマネージャにプログラマの見積もりを減らさせない」

あたりが参考になる。なおこの記事は Webアップデートされている。

@ 12章 5つの世界

開発するソフトウェアの種類によって使える開発方法論が異なるのだから、自分のプロジェクトで適用できるかよく考えること。

@ 14章 アーキテクチャ宇宙飛行士たちに脅かされるな

抽象化ばかり考えて意味のないところまでいかないこと。

@ 21章 報奨金有害論

つい最近うちの会社でも表彰式があったばかりなんだけれども……。

マネージャは賞与の提案を上位に送り、それは完全に無視され、ほとんどランダムに賞与が支給される。p.188

多くの人は、自分が非常に良い仕事をしていると思っている (実際はそうでない場合でも)。p.189

@ 23章 人のタスク切り替えは有害であると考えられる

一つのプロジェクトに専念したいね。

人々に同時に1つより多くの作業をさせるべきではない。p.202

@ 24章 あなたが絶対すべきでないこと PART I

スクラッチから書き直したくなるプログラマは、書き直したプログラムもまたスクラッチから書き直したくなる。

@ 25章 氷山の秘密、明らかに

顧客は自分が何が欲しいか分かっていない。顧客が自分で何が欲しいか分かっていると期待するのはやめることだ。p.210

これを理解していないと何でも言うなりにソフトウェア化しようとして失敗する。

@ 31章 下っ端でも何かを成し遂げる方法

多くの人は自分が下っ端だと思ってモンモンとしている。

  • 戦略1 実行あるのみ
  • 戦略2 じわじわ広めていく
  • 戦略3 優れた人間を作り出す
  • 戦略4 間抜けを無力化する
  • 戦略5 邪魔を避ける
  • 戦略6 かげがえのない存在になる

まずは不満を持つだけでなくて、個人ででも実行しようということ。


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