6月23日から今日まで、東京ビッグサイトで「第21回 設計・製造ソリューション展(同時開催 第14回 機械要素技術展・第18回 3D&バーチャル リアリティ展)」が開催された。 今年もうちの会社が出展したのと、最近その公認 Twitter アカウントのなかの人をやりはじめたので、会期中いろいろウォッチし続けた。
まず昨年に比べて Twitter 利用者が増えたなあというのが全体的な印象。 Twitter で投稿している来場者も増えたが、出展者側の利用もちらほら出始めた。 比較的大手もそうだし、零細企業ブースもそう。 やはり Twitter 活用を模索しているようだ。
以下、展示会における Twitter 活用について考えてみたことを書いておこう。
実況レベルの人はさすがに見あたらず。 調査・商談が目的としてあるなかで、Twitter ばかりやれるような人はそうそういないだろう。 明らかに注目されている製品/技術についての投稿は見かけたが、こんなの発掘しましたとかいうのは無かった。
このため口コミであのブースが面白そうだという情報は Twitter からはまだまだ得られるレベルではなかったと思われる。 もっと多くの情報がリアルタイムに流れるようになれば、展示会場内でももっとタイムラインを見たり投稿されたりするようになるのかもしれない。
また現時点では Twitter の公式検索が日本語については酷いことになっていて、使えないというのも痛いところだ。現地でさっとキーワードを考えて検索して情報が見つかるという環境になっていない。主催者主導のハッシュタグもなかったので、ハッシュタグ付き tweet は主に一部の出展者を中心にぼちぼちといったところだった。
今の時点では Google で「アップデート」コンテンツ タイプに絞って検索するのがいちばんウォッチしやすいのだが、Twitter クライアントから検索をかけるのに比べてモバイル環境では手間で現地ではそう使えないだろう。
自分のタイムラインに展示会情報が流れてくれば良いが、展示会の前に関連アカウントを探して follow しておくというのは手間すぎてほとんどしないはず。 実際のところ会期が始まってようやく来場者/出展者として捕捉できたユーザも多く、事前には follow しておけないだろう。
そう考えると spam になってしまうとまずいが、出展者側からうまく @ でからんで情報を投げてあげるといいのかもしれない。
出展者の Twitter アカウントについては、まだまだブース案内など無難な内容が多かった。出展内容などをいろいろなバリエーションで面白くアナンンスするようなのはなかった。 ネタがないと、どうしても小間番号XXで展示してます的なのの繰り返しになりがちなんだよね。 自分もそうだったんだけれど、Twitter 担当者は現地またはオフィスで別の業務と兼任しながらでつきっきりでできないパターンが多いのではと思われる。 このあたりは今後、会期中専任というのも増えてまた変わってくるのかもしれない。
出展者側としてはうまく来場 Twitter-ers を補足して、メッセージを届ける必要がある。 各種検索で来場者を見つけたら follow して、あわよくば気がついて follow してもらうのが基本か。follow してもらえれば展示会後もつながりとして残る可能性があるし。
展示会のお役立ち情報を流してうまく ReTweet されて注目されるようになるのも案だが難易度は高め。
それからリストを作って関係者を follow してみるというのを実際やってみた。 直接メッセージを届けるのにはあまり関係ないのだが、これは比較的濃い会場の雰囲気が感じられるで良い。 ただ来場者は会期中の一期間しかいないため、会場から離れてしまったアカウントの tweet もリストに流れてくる。このあたりはリストから外すかどうか、外すとしたらどのタイミングにするかというのも難しいところだ。
今回は知る限り主催者による Twitter 取り組みはなかった。 やはりまずは主催者が公式アカウントを立てるのとハッシュタグを呼び掛けてくれるのが軸として欲しいところだ。
正直なところ公式アカウントの followers リストは出展者にとって美味しすぎるリストなんだよね。
あとは公式アカウントが積極的に出展者や来場者にからんだり ReTweet したりしてくれれば Twitter 上でも盛り上がること間違いなし。
とだらだら書いてみた。 来場者も出展者も主催者もみんなハッピーになれるような活用がしていけるといいね。
2月の Developers Summit 2015 で zakwa 氏と再会したのをきっかけに、当時一緒に仕事をしていた気が置けないソフトウェア開発者4人で同窓会をすることになった。セッティングしてくれた zakwa 氏ありがとう!
手配してくれたお店は「焼きたてパンとワインのお店」COGS DINING KAGURAZAKA。神楽坂から路地に入ったところにあるお店で、上品な味の料理で満足だった。店内もうるさくなくて話しやすかったし、たばこを吸っている人もいなかったので快適だった。
現職のまま続けている1人と、別の場所で働くことになった3人だけれどみなそれぞれソフトウェア開発現場に関わっていて、それぞれの開発スタイルなどについて情報交換したり。
大企業だからしっかりした開発をしているとか、スタートアップだからモダンな開発をしているとかでは必ずしも無いよねという話だった。例えばバージョン管理一つにしてもうまくできていない(やっていない)場合も多いとのこと。当時を振り返ってみると小規模かつ独学の状況ながら、今では普通になってきたプラクティスやツールをその時から実践/活用していたなと自画自賛した。
「書けなくなったホワイトボードマーカーはその場で床に投げ捨て」に共感を持ってもらえていたのが、振り返って当時の自分の一番の成果だな。
退職時に使っていた社内 Wiki は Naney 謹製のものだったのでその後どうなったのかなとたまに気になっていたのだけれど、ビル管理会社の人に社内サーバの電源を切られたことによりサーバごと死んで闇に葬られたらしい。R.I.P.
同窓会らしく「あのひとは今」的な話をしたり、当時フィルムカメラで撮っていた業務風景のアルバムを持ってきて盛り上がったり。あとはレーシックやドライアイ治療ひぇー的な話題が出たり。あとは展示会の時のレクサー・リサーチポロシャツ制作秘話とか。
そういえば出席はできなかった2013年2月開催の「LEXER設立20周年記念サロン・パーティ」で会社のるぐるロゴの立体置物が配られたと聞いて、あ、欲しかったなーと。
Naney (なにい)です。株式会社ミクシィで SNS 事業の部長をしています。
nDiki は1999年1月に始めたコンピュータ日誌を前身とする Naney の Web 日記(兼パーソナルナレッジベース)です。ちょっとしたノートは nNote にあります。
※内容は個人的見解であり所属組織とは関係ありません。