初めて高輪ゲートウェイ駅で下車してみたので、久しぶりに高輪橋架道橋へ行ってみることにした。日記の記録の限りでは2003年9月に歩いた時以来で16年以上ぶりかもしれない。
高輪ゲートウェイ駅の改札を出たあと、特別区道1,193号を歩いていったん第一京浜(国道15号)へ。そこから田町方面へ少し進んだあと、高輪大木戸跡の手前で再び細い道へ入るとそこが高輪橋架道橋下区道。
4月12日から車両全面通行止めとなるが、歩行者はまだまだ通れるようだ。
高輪側から入った時は「低いねぇ」という感じなのだけれど、先に進むにつれ「低い!」となってくる。普段使っている人すごいなあ。
昨日導入し始めた textlint を今日は1日いじっていた。
きっちり書く文章で使う時と Web 日記(この日記)のような多少崩して書いている文章で使う時とでプリセットをそれぞれ分けたいと一瞬考えたけれど、保守を考えると崩して書いている時に警告を無視するので十分だと考え直した。
過去に書いたあらゆる文章をチェックにかけて修正しつつ textlint と prh の設定を鍛えまくりたい。
用字用語を定めた設定ファイルを作り、揺らぎや誤用をチェックできる proofread-helper (prh) を使うルールを textlint に追加。
$ prh init
で設定ファイル prh.yml がひな型として生成されるのでこれを編集していく。prh は設定ファイルから別の設定ファイルを特定のルールを除外しながら柔軟にインポートできるのが嬉しい。
textlint-rule-spellcheck-tech-word は Web 技術系の用字用語チェックのベースとして良いのだけれど個人的なルールと違う場合に簡単に変更できない。同ルールは azu/technical-word-rules の辞書を使っておりその元データは https://github.com/azu/prh.yml のようだ。 textlint-rule-spellcheck-tech-word をオフにして直接 prh 設定ファイルをインポートしてアレンジすることにした。
日中にずっと PC と向かいあった日は、MacBook Pro の画面とキーボードに向かうエネルギーがもう無いな夕食後に感じることがある。とはいえダラダラとスマートフォンで Twitter などを見ているだけでは時間がもったいない。少しでもその日をふりかえり日記として書き出しておきたい。
指の運動と刺激の点で手書きってやっぱり重要だと最近再認識しているが、再入力の手間を考えると日記の下書きを紙とペンでというのはやはり続かないだろう。スマートフォンに手書き入力が落とし所じゃないだろうか。
ということで Pixel 4 用にスタイラスが欲しいなと思い始めたんだけれど、どれがいいのかな。充電式のが良さそうだが、どれが相性がいいのわからなくて選びきれない。
とりあえず指で Gboard の手書き入力を久しぶりに使ってみた。認識率が高いのでびっくり。ストレスなく入力できる。もう指でいいのでは一瞬思ったけれど、これすぐ指の関節がおかしくなるな。やはりスタイラスが欲しい。
絵や図・手書き文字をストレス無く書くまでのレベルは必要なく手書き文字認識させられればいいので、実は充電式/電池式のものでなくてもいいのかもと思えてきたぞ。
以前ノート間リンクのできるノートアプリを探してみた時に触った Obsidian をもう少し試してみた。
Obsidian は「ナレッジベース」アプリケーションで、一般的なノートアプリよりも情報間のネットワークを重視している。ローカルホスト上の特定フォルダ以下に置いた個別の Markdown ファイルを [[ファイルベース名]] 形式で内部リンクしていくのが基本。
ファイルの拡張子が md 固定で txt では駄目というのが個人的に不便(拡張子 txt にできないと Google ドライブ的に困る)なのだけれど、過去のノートテキストファイルの拡張子を変更してお試ししてみた。
ファイルベース名を指定して内部リンクを文中に書いていくのだが、ファイル名の先頭を日付にする流儀との相性が良くないな。[[ファイルベース名|表示テキスト]] 形式でプレビュー時のテキストを指定できるけど、編集モードだと文章として読みにくい。各ファイルで YAML front matter 形式で別名を宣言しておけばその別名で内部リンクできる機能があるので、丁寧に管理すれば読みやすくはできる。
ただ Obsidian 方言で書きすぎると「ローカルホスト上の Markdown ファイルなので特定アプリケーションに依存しない」良さがスポイルされてしまう。Markdown のショートカット参照リンク形式で内部リンクを張れるようになると良いのになと感じた。
1ファイル1トピックにしてきちんと内部リンクを張っていかないと価値あるグラフにならない。1日1ファイル + 個別トピックファイルというスタイルだと役に立たないかな。
検索は使いやすい。TaskPaper ほど優れてた UI ではないけれど、フォールディングやアウトライン表示もできたりする。デフォルトのスタイルは個人的に見出しが大きいなと感じるので、常用するなら CSS をいじる必要がありそう。
「時間とともに記録・整理しておきたいことが変遷していく」「ナレッジベースを作ること自体が主目的ではない」パーソナルナレッジベースの世界では、静的な情報を丁寧にネットワーク化していく百科事典型よりも日誌/日記型の方が良いと思ってる。内部リンクは編集・維持コストが高いので、パーソナルナレッジベースでは頑張らないのが幸せだ。
Obsidian は百科事典型のナレッジベースが欲しい人にはあいそう。一方自分のような日誌/日記型派にはやはり検索主体の howm 系の方がいいなとあらためて感じた。
[ Mac アプリケーション ] [ ノート・日記はテキストファイルに ] [ ファイル名の先頭を日付に ]
永続的に残しておくほどではないちょっとしたノートを置いておくスペースとして nNote を2017年1月末に始めて3年弱になった。
ある程度自分なりに推敲してまとめる日記記事中心の nDiki とは別に、断片的・未整理・不完全なちょっとしたノートを頻繁/大幅に更新したり削除を前提に置けて重宝している。
一方別にすると nDiki と nNote の両方を通して「キーワードで記事を抽出して表示」したり「時系列で表示」したりできない点がちょっと不便だと分かった。パーソナルナレッジベースとしてはまとまっていた方が良いので、今後ちょっとしたノートも nDiki 上に置くことにする。
両者を区別はしたいので nNote in nDiki として
とすることにした。
nNote にある過去のノートも上記ルールに合わせて修正して nDiki に移動。横断的に見る時に邪魔になる「持ち物リスト」や、仕上げた旅行記記事と一緒に置く逆に分かりにくくなる「旅行計画」といったノートは nDiki に移さずに nNote に残しておいた方がいいな。 nNote は nNote で残しておくことにする。
Naney (なにい)です。株式会社ミクシィで SNS 事業の部長をしています。
nDiki は1999年1月に始めたコンピュータ日誌を前身とする Naney の Web 日記(兼パーソナルナレッジベース)です。
#nNote タグがついている記事は他の記事に比べて、より断片的・未整理・不完全なちょっとしたノートです。まだ結論に至っていない考えなども含まれます。頻繁/大幅に更新したり削除したりすることがあります。 それとは別に nNote にもちょっとしたノートがあります。
※内容は個人的見解であり所属組織とは関係ありません。