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nDiki : お薦めの本

お薦めの本 (おすすめの本) - recommended books

Naney お薦めの本

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2006年5月13日 (土)

新幹線用「ウェブ進化論 このエントリーを含むはてなブックマーク

  • ウェブ進化論

今回の帰省カメラバッグが重いので本を持っていくのはやめようと思っていたのだが、やっぱり「新幹線の中で暇を持て余すのも嫌だな」ということで、東京駅構内の本屋に立ち寄る。

ぱっと目についたのがベストセラーの「ウェブ進化論」。 新書だし、ちょうど良いかなと思って買って新幹線へ。

Web をこういう視点できちんとまとめられたものを読んだことがなかったので、いろいろ見方が広がって良い感じだ(三色方式で線を引きながら読んだのでまだ途中まで)。

続きは帰りの電車で。


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2006年6月27日 (火)

「○○についてのお薦めの本、ありますか?」 このエントリーを含むはてなブックマーク

たまに

「○○についてのお薦めの本、ありますか?」

と問われることがある。 ○○には C++ とか、C# とか Perl とかその他もろもろのコンピュータ関連キーワードが入る。

正直この質問は辛い。

コンピュータ関連の書籍は、今や大量に出版されているし陳腐化も激しいので相当マメにチェックしていないと人に紹介できるもんじゃない。

もちろん古典・定番もあることはあるが、こういう質問の時はたいがいこれには当てはまらない。 言語や開発環境なんかの本の質問はあるけれど、計算機数学とかアルゴリズムとかそういうのを求めてくる人などいないのである (大体そういうのに興味がある人は自分で探している)。

たまたま自分が詳してかつ最近リサーチをかけた分野については良書と呼べるものを知っている場合があるが、良いと思ったら自分でも買っているから既にその人に貸していたりする。

安直にコンピュータ書籍を紹介して欲しいという人は、よくわからないというのを理由に自分で探さず、しかもハズレを引いて金を払うことを非常に嫌っている。

一応質問されると Amazon.co.jp とかのぞいてみるのだが、その人のスキル・その人が求めているものまで理解していないので、結局徒労に終わるのである。 だいたいその程度なら、本人ができるはずなのだが。

ま、ようはケチらずどんどん読んで「この本はウンコだ」と言えるようになるのが一番ということだ。

で、なんかお薦めの本ありませんか?


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2006年8月27日 (日)

問題解決プロフェッショナル 「思考と技術」 このエントリーを含むはてなブックマーク

「理論としての汎用性」を満たすために、2つの思考<ゼロベース思考><仮説思考>と、2つの技術<MECE><ロジックツリー>、そしてそれらを総合した1つのプロセス<ソリューション・システム>の、5つの基本的な考え方に集約させた。-- 問題解決プロフェッショナル p.200

rimage:ISBN:4-478-49022-8

というのが今日1日で読み切った「問題解決プロフェッショナル 『思考と技術』」の内容である。

様々な種類の問題に向き合うときに使える本質的な考え方であるが、本書はビジネス書としてビジネスの視点での適用を中心に説明されている。

@ ゼロベース思考

<ゼロベース>思考とは、「既成の枠」を取り外して考えるということである。 -- 問題解決プロフェッショナル p.19

自分の狭い枠を越えて思考するという話。否定的に要素よりも、可能性を求めること。 その際に「顧客にとっての価値」を考えるとよいとのこと。

本書が述べている中では、ゼロベース思考が一番抽象的で捉えずらい部分である。 言っているところは理解できるが、実際にそうい風に考えるのは最初かなりの意識が必要のように感じる。習慣化する必要がありそうだ。

@ 仮説思考

必ずその時点での「アクションに結びつく」結論(仮説)を持ち、実行に移すという考え方。 まずなにか仮説を立て、SO WHAT? (だから何なの)を繰り返すことで、アクションに結びつく結論(仮説)を出していく。

またそうすることで、「背後の理由やメカニズム」を自然と考えるようになるとのこと。

具体的なアクションまで落としていくという点では GTD に通じるところがある。

またスピード重視なのも特徴だ。絶対的な正解のないビジネス世界において時間をかけてベストな策を模索し続けずに、ベターな解決策を見つけたらすぐに実行に移すこと。 情報収集に時間をかけすぎないこと。

@ ソリューション・システム

「課題の設定」「解決策の仮説」「解決策の検証・評価」という3つのステップによる解決策立案方法。

主要課題をロジックツリー(SO WHAT?)で個別課題にし、個別課題に対して個別解決策(SO HOW)を考え、YES/NO の結論(仮説)を出す。そしてこの個別解決策を組み合わせて主要課題に対する総合解決策を立案する。で、この個別・総合解決策を検証評価する。

一旦課題をMECE/ロジックツリーでブレークダウンし解決策を考え、また総合解決策にまとめあげるというステップが興味深い。

@ 読んで

特に実行を重視している「仮説思考」が非常に興味深くまた、実践的に感じられた。 すごい考え方でいうところの「で、どうしたいの」だ。

また、「いつまでも辿りつけないベストな策」よりも「ベターな策で実行に移して、起動修正しながら精度を高めていく」方が効果的というスピード志向なところもカッコイイ。

早朝会議革命 - 元気企業トリンプの「即断即決」経営」での「稚拙でもいいから速く」というのも同様な考えからきているのかもしれない。

仮説思考についてはもう少し掘り下げて実践してみたい。

…… SO WHAT? (自分)


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2006年10月13日 (金)

問題とは「あるべき姿」と「現状」の「ギャップ」である このエントリーを含むはてなブックマーク

rimage:ISBN:4-478-49034-1

問題解決プロフェッショナル『思考と技術』」の姉妹本「問題発見プロフェッショナル - 『構想力と分析力』」を火曜日に購入し読み始めている。

本書における問題の定義が明快であり、目から鱗である。

問題とは「あるべき姿」と「現状」の「ギャップ」である -- 「問題発見プロフェッショナル - 『構想力と分析力』」 p.16

現在の状況の中で「マズい点や困っている点」などが問題であると今までごく当たり前に考えていた。しかし本書では問題は「目標(あるべき姿)と現状のギャップ」であると説明している。

目標をどこに置いているのか」「どういう立場で考えているか」によって、同じ状況でも問題が変わってくる。 全くその通りで非常に納得である。しかし自分ではなかなか気がつかない視点で、またついつい忘れて目の前のマズい点にのみ目が向いてしまいがちである。

GTDの「自然に計画するためのモデル」でもハワード・ゴールドマンの「High-Performance OS」でも「目的・目標」からプロジェクトがスタートする。 問題発見問題解決のプロセスも「目的・目標」の再認識から。

「目的・目標」はどこから来るのだろう。 やっぱり価値観から? 価値観はどこから?


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2006年11月17日 (金)

今日もよくたれています。 このエントリーを含むはてなブックマーク

たれぱんだ

1999年に出版されたたれぱんだの最初の絵本。 ここ数年本屋でもみかけないしそろそろ入手困難になりそうなので、Amazon.co.jp で買っておくことにした。

トラックワードα版プチコンテスト1位になった時にいただいたギフト券で注文し、今日到着。

いいね。やっぱりこれが原点。


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2007年4月19日 (木)

エヴァが好きなら気にいるはずの「となり町戦争」 このエントリーを含むはてなブックマーク

rimage:ASIN:408746105X

以前王様のブランチで紹介されていた小説で、文庫本化を待っていた1冊。 三崎亜記氏のデビュー作で、第17回小説すばる新人賞受賞作だ。

タイトルからまず連想したのは、ぼくらの七日間戦争(宗田理)。 一致団結して戦うっていう話だと(勝手に)思っていた。 しかし読み始めると全く逆。 期待は裏切られたもののどんどんその世界に引き込まれていった。

序盤で感じた印象が「アニメ的」。GAINAX風な。 マニアックなまでの設定がたまらない。 ストーリーは先が全く読めず、どんどん意外な展開に引っぱられていく。

中盤を過ぎるとそれに色々な意味での重いものがのしかかってくる。

「見せないで見えないものを見せる。」

久しぶりにトランス系の余韻を残させる1冊だった。お薦め。 事前にあまり書評やあらすじを知る前に、まずは読んでみるのがいいと思う。


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2007年6月3日 (日)

コンサルタントの秘密」 このエントリーを含むはてなブックマーク

コンサルタントの秘密

いわゆる情報系の仕事をしている人で、プログラマからアーキテクトやプロジェクトマネージャを経て、コンサルタントへというキャリアプランを持っている人は少なくないと思う。 また特にそう考えていなくても、気がつけばやっている仕事がそのような流れでシフトしていると感じている人も多いのではないか。

また明確に「コンサルタント」を目指していなくても、結局のところ計算機屋の仕事には多かれ少なかれはコンサルティングの要素が含まれている場合がほとんどであろう。

本書はG・M・ワインバーグ氏による、コンサルタントに関する有名な本である。日本語訳の本書が出たのは1990年なのでもう定番書の域に入っている本だ。 コンサルティングを行う上で、理解していなければならない要素が沢山つまっている。

文章はシニカルで、単純なハウツー本とは違う。読者がよく考えながら言わんとしているところを読み取り、会得する必要がある。

随所に書かれている法則につけられている法則名がワインバーグ氏の体験にもとづく名前で他の人(私)には覚えにくいのと、訳が直訳気味のせいかすらすらと読めなかったという点はあるものの、書かれていることは非常に核心をついたものばかりである。

コンサルタント」「コンサルティングをする人」「コンサルティングっぽいことをちょっとでもする人」は読んでおいて損のない1冊である。


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2007年7月14日 (土)

リッツ・カールトンが大切にする サービスを超える瞬間 このエントリーを含むはてなブックマーク

リッツ・カールトンが大切にする サービスを超える瞬間

ザ・リッツ・カールトンホテル・カンパニー日本支社長の高野登氏による、ザ・リッツ・カールトンが高い評価を得ている「サービス・ホスピタリティについて」の本。

「ゴールド・スタンダード(クレド、エンプロイー・プロミス、モットー、サービスの3ステップ、ザ・リッツ・カールトン・ベーシック)」を通じて、共通した信条のもとスタッフ一人一人が主体的に考え活動することの素晴しさが、様々なエピソードを交えながら語られている。

本書はホテルというサービス業の内容が中心だが、根底にある「スタッフがプロフェッショナルとして誇りを持ち、また自身が楽しんで仕事をできる環境を大切にすることで、質の高いモノを提供していく」という点は、全ての業界を通じてリーダーが意識しなければならないことだと思う。

随所で紹介されている、スタッフとお客様の間の心温まる「ストーリー・オブ・エクセレンス (ワオ・ストーリー)」は、いやぁ泣ける。 数行の逸話なのだがこみあげてくるものがあり、またいろいろ学ぶ点がある。 電車の中で読むのはヤバい。

そんな話を読むと、ギスギスしている自分が嫌になってくる。 人を喜ばせるのは感動的な事なのだということを、あらためて思い出させてくれた。

自分もミスティーク(神秘性)を感じさせるような仕事をしてみたいものだ。


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2008年8月14日 (木)

Joel on Software - 必読書 このエントリーを含むはてなブックマーク

Joen on Software

スクラッチから書き直したくなるプログラマは、書き直したプログラムもまたスクラッチから書き直したくなる。」で参照したのがきっかけで、ジョエルテストで有名な Joel on Software を読んだ。

ソフトウェアプロジェクトマネージャ・ソフトウェア開発者必読書の1つだね。

扱っているテーマは幅広くどれも気になる記事ばかり。 ここではメモがてら興味深かった主要な記事をピックアップ。

@ 3章 ジョエルテスト

3分でできるソフトウェアチームの良さを評価する有名なテスト。

@ 5章 やさしい機能仕様 パート1: なぜわざわざ書く必要があるのか?

仕様書の最も重要な役割はプログラムをデザインすることだ。p.51

仕様書についての章が何章か続く。仕様書について実践的なことが書かれているのでとても参考になる。

@ 6章 やさしい機能仕様 パート2: 仕様書とはどんなものか?

サンプル仕様書が用意されている。 何をどのように書くべきかについて参考になる。

@ 8章 やさしい機能仕様 パート4: ヒント

そしてなぜ誰も読まないかといえば、仕様書があまりに退屈でつまらないからだ。p.79

これを読んでからできるだけ話を具体的に書くように心掛けている。 適当に外国人の名前をつけてシナリオを書くとなぜか皆喜んだ(同僚も外注も社長も)。

ルール5: テンプレートは有害である p.86

@ 9章 やさしいソフトウェアスケジュール

ソフトウェアプロジェクトマネジメントでうまくいかない事が多い筆頭がスケジュール。

「そのコードのスケジュールを立てられるのは、それを書くプログラマだけ」「タスクの粒度を細かくすること (それによって、その機能をデザインすることを強いられる)」「スケジュールにデバッグ・結合・バッファ・休暇・祝日その他のことのための項目を入れる」「決してマネージャにプログラマの見積もりを減らさせない」

あたりが参考になる。なおこの記事は Web でアップデートされている。

@ 12章 5つの世界

開発するソフトウェアの種類によって使える開発方法論が異なるのだから、自分のプロジェクトで適用できるかよく考えること。

@ 14章 アーキテクチャ宇宙飛行士たちに脅かされるな

抽象化ばかり考えて意味のないところまでいかないこと。

@ 21章 報奨金有害論

つい最近うちの会社でも表彰式があったばかりなんだけれども……。

マネージャは賞与の提案を上位に送り、それは完全に無視され、ほとんどランダムに賞与が支給される。p.188

多くの人は、自分が非常に良い仕事をしていると思っている (実際はそうでない場合でも)。p.189

@ 23章 人のタスク切り替えは有害であると考えられる

一つのプロジェクトに専念したいね。

人々に同時に1つより多くの作業をさせるべきではない。p.202

@ 24章 あなたが絶対すべきでないこと PART I

スクラッチから書き直したくなるプログラマは、書き直したプログラムもまたスクラッチから書き直したくなる。

@ 25章 氷山の秘密、明らかに

顧客は自分が何が欲しいか分かっていない。顧客が自分で何が欲しいか分かっていると期待するのはやめることだ。p.210

これを理解していないと何でも言うなりにソフトウェア化しようとして失敗する。

@ 31章 下っ端でも何かを成し遂げる方法

多くの人は自分が下っ端だと思ってモンモンとしている。

  • 戦略1 実行あるのみ
  • 戦略2 じわじわ広めていく
  • 戦略3 優れた人間を作り出す
  • 戦略4 間抜けを無力化する
  • 戦略5 邪魔を避ける
  • 戦略6 かげがえのない存在になる

まずは不満を持つだけでなくて、個人ででも実行しようということ。


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2008年9月28日 (日)

恋愛に写真を持ち込みたい人必読「センネン画報」 このエントリーを含むはてなブックマーク

センネン画報

昨日の王様のブランチで紹介されているのを見て気になり、後でタイトルを確認して蒲田有隣堂の少女漫画コーナーで買ってきた。

この本は、Blog で描き続けられている「風景と叙情の1P漫画 今日マチ子のセンネン画報」を書籍化したもの。 基本は1ページ1作品。 10代の少年・少女の生活や恋愛のシーンを描いている。 ちょっとキュンとなるようなものから、微笑ましいもの、あるいはちょっとエッチなものが織り交ぜられていて飽きさせない。

基本はセリフなし。漫画というようりも組写真を見ているようだ。 そしてその画からは風が感じられる。 なんとも爽やかな作品だ。

作品中に GR DIGITAL が何度か登場し、彼氏・彼女が海を空を街を切り取っている。 記念撮影でもスナップショットでもアートのためでもなく、ただその瞬間の空気を撮っているかのようなその様はみていていいなあと思う。 1人が写真を撮っていて1人がそばにいる。こんな風に相手がそばにいてくれると素敵だなと思う。

Web もいいけど本でもぜひ。


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