nDiki : 情報カード
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2005年10月26日 (水)
■ 京大式カード

開発にストーリーカードとタスクカードを利用するスタイルを試験的に導入しようと思いシモジマへいって、B6の情報カードを買ってきた。
無地と京大式と2種類買ってみたが、京大式カードってそういえば何だ? 聞いた記憶はあるが。 この罫線の引き具合がポイントなのか?
「知的生産の技術」を読まねばならないかな?
- 知的生産の技術 - 梅棹忠夫
- ソフトウェアかんばん (2005-10-28)
- WiKicker でソフトウェアかんばん (2007-03-01)
- ソフトウェアかんばん「見えない化」 (2006-04-10)
- Google ドキュメントでソフトウェアかんばん (2008-03-30)
- ストーリーカード・タスクカードを導入した開発の成果物を納品 (2005-11-30)
2005年10月27日 (木)
■ 情報カードを使って高速すごい会議

プロジェクトの後期フェーズのキックオフミーティングをすごい会議スタイルで開催。 もろもろの制約条件があって2時間程度しか時間がとれないので、今日はスピーディに進めたい。 幸い参加者はみなすごい会議慣れしていて、結束力もある。
今までのすごい会議では参加者が「各発言時にホワイトボードに書く」という部分に時間がかかっているようなので、今回は買ってきた情報カードを利用してみることにした。
参加者は計4人。
@ 今回の方法
はっ、速い。
今回はミーティングスペースの都合から前半ホワイトボードが使えなかったこともあり、発表はテーブルの中央に情報カードを披露する形で行うようにした。 ホワイトボードに書く手間だけでなく、立って移動する手間もない。
さすがに時間が短いし参加者が慣れているということで、いくつか手順をはしょろうかと思っていたのだが、結局フルセットやって2時間15分で完了した。
巨大ポスト・イットも使ってみたいけれども、コスト的にもスピード的にもカード式もなかなか良いことを実感。
@ 感じたメリット
- 速い。
- そのままカードが記録になる (後の手順で使える)
- 担当決定後のコミットメント作成時に参照情報として、問題点カードを適任である担当へそれぞれ渡せる。
- 同じ発言を集めて整理できる。担当分野の抽出も非常に効率的。
- コミットメント・リスト作成時には簡単に日付順に並び換え、挿入ができる。
@ ルール化すると良さそうなこと
- 濃い目で太字のペンで書く。
- 字は大き目に書く。
- 手順名(キーワードでも可)を書く(あとでどれかわからなくなる)。
- 誰のカードかわかるようにする(発言者名、イニシャルなどを書く)。
4人で着席してやるならば、情報カードは最初からもう少し小さいものでもいいかもしれない。
- 「すごい会議」2度目 (2005-06-03)
- すごい会議で、どの手順で前のどの手順を参照する? 何を記録しておく? (2005-07-07)
- すごい会議の正しい手順 (2005-07-04)
- すごくない会議 (2005-06-29)
- 「すごい会議」と問題解決のスコープ (2005-06-15)
2005年10月28日 (金)
■ ソフトウェアかんばん

先週金曜日に参加した総会関連のプロジェクトについて KPT 法を用いた評価セッションを実施。
プログラマ間でのコラボレーションが一つの課題になった。 決して悪い状態ではなく比較的いい感じであるのだが、より良くしていこうというわけである。
またこのプロジェクトはリリースを前にまだ開発要素が目白押しということもあり、その辺りの見通しもより明確にして共有したい。
ということで、今回はあらたにソフトウェアかんばんを使ってみることにした。
よく紹介されている方法はタスクカードを「TODO」「DOING」「DONE」というカテゴリ分けされた壁に貼って見える化する方法である。
今回はこれをちょっとアレンジして実践してみることにした。
- B6 情報カードを使う。
- この大きさだと書くにはちょうど良さそうだが広い壁が必要になりそうだ。
- エクストリーム・プログラミングのように、まずはストーリーカードを作成する。
- ストーリーカードからのタスクカードおこし。
- タスクカードのカテゴリは「TODO」「DOING」「CHECKING」「DONE」の4つとする。
- 開発者は TODO タスクカードから1枚カードを選んで署名して DOING へ移す。
- タスク作業完了後「DONE」あるいは「CHECKING」へ移す。
- 「CHECKING」はチームはタスクを受け持った人が作業完了後、チームでチェックをして欲しい時に入れられるカテゴリ。
- カテゴリ名はこれでいいかな?
まずはこれでスタート。
実装しなければならないストーリーがたくさんあることを直観的に、他のスタッフにも理解してもらえる。社長も「まだこんなにやることがあるのか」とプロジェクトの状況を理解してくれたようである。
今後であるが、以下の点をまだ行っていないので順次実行していきたい。
- Google ドキュメントでソフトウェアかんばん (2008-03-30)
- Joel on Software - 必読書 (2008-08-14)
- 京大式カード (2005-10-26)
- WiKicker でソフトウェアかんばん (2007-03-01)
- ソフトウェアかんばん「見えない化」 (2006-04-10)
2005年12月20日 (火)
■ 本社にいた「すごい会議」読者とミーティング

新しいプロジェクトにおける開発作業開始に向けて、本社から1人きていただいてミーティングを行う。 今回はキックオフミーティング的な位置付けなので、「すごい会議」スタイルで。
「本社のその人とは『すごい会議』をまだしたことないから、ワークシートは1枚ずつ渡していく流れにしよう」と思っていたら、なんかちょっと知った風。
も、もしや?
と思ったらやはり。「すごい会議」を既読であった。 昨日私がメールで流したアジェンダで「今日はすごい会議でくるな」と察知していたらしい。 嬉しいやら、ちょっと逆に緊張するやら。
実際にやるのは初めて(?)のようだったが、さすがに一読していると流れがスムーズだ。 問題点を挙げる手順の前にプロジェクトの現状の説明をする時間を挟んだのと、途中15分の休憩を行ったのを含めても3時間半で最後の手順まで完了。2人だったということと、情報カードを使用したということもあるかな。
@ ふつうの会議
すこし時間をあけてから、その人とさらにもう一人でこちらはふつうの会議。 「すごい会議」の直後だと、ギャップが大きくもどかしい。
今までいろいろ議長のポジションからの会議の改善をトライしてきたけれど、今後は1出席者という立場の時にどのようにすればいい会議にもっていけるかということを考える必要がありそうだ。
- 「すごい会議」をしてみる (2005-05-27)
- すごいKPT事後評価セッション (2005-10-07)
- 情報カードを使って高速すごい会議 (2005-10-27)
- 効果的な複数人電話会議は? (2005-10-24)
- すごい会議の正しい手順 (2005-07-04)
2006年7月7日 (金)
■ ポスト・イットでソフトウェアかんばん

短期決戦型プロジェクトが佳境状態。 かなりスピーディーさを要求される展開なので、応接室のホワイトボードを奪ってきて昨日からソフトウェアかんばんに仕立てあげた(さらにその前から、プロジェクトの情報用に占有していたりする)。
今まで何度か情報カードを使ってソフトウェアかんばんをしているけれど、今回は細粒度なタスクレベルでクリアしていく必要があるので、お手軽にポスト・イットにした。
強粘着のものを買ってきたのだが、あまりつきが良くない。 雑巾でホワイトボードを綺麗に拭いてから貼りはじめたんだけれど、まだ油分が残っていたのかなぁ。
そこそこの情報を書けるように 75mm x 100mm のポスト・イットにしたのだけれど、これだとちょっと大きすぎた。 小さなタスクを沢山貼るにはこれだとスペースが足りなくなる。
とりあえず半分に切ってペタペタ。
見える化すると、厳しさがより鮮明に見えてきた。 「もっと早めに……」というのは言いっこなしだ。
- ソフトウェアかんばん (2005-10-28)
- 情報カードを使って高速すごい会議 (2005-10-27)
- Google ドキュメントでソフトウェアかんばん (2008-03-30)
- WiKicker でソフトウェアかんばん (2007-03-01)
- 見える化用に 60cm x 40cm のホワイトボードを新調 (2007-04-20)
2007年3月1日 (木)
■ WiKicker でソフトウェアかんばん

情報カードベースでソフトウェアかんばん(ストーリーカード + タスクカード)を作っている開発プロジェクトがあるのだが作ったっきりあまり活用されていないので、今回は試験的に WiKicker による Wiki 上でかんばんを作ることにした。
まだ荒削りだけれども、まずはとにかく以下のルールで始めてみる。
@ ルール
@ カードの作り方
基本的には 1カード毎に WikiPage を作るようにする。 ページ名はストーリーカードを表す SC と 状態 (TODO / DOING / DONE) を含む名前にする。
- SC/TODO/<ストーリー名>
- SC/DOING/<ストーリー名>
- SC/DONE/<ストーリー名>
タスク名も同様に作る。
- TC/TODO/<ストーリー名>
- TC/DOING/<ストーリー名>
- TC/DONE/<ストーリー名>
カードの内容は XP で扱っている内容で。 新規作成が楽なようにテンプレートページを作っておき、これをコピーして作れるようにしておく。
@ 状態変更
TODO -> DOING -> DONE という状態変化にあわせて、WikiPage 名を変更してページを移動させる。
例: TC/TODO/名前をつけて保存メニューを追加 | V TC/DOING/名前をつけて保存メニューを追加 | V TC/DONE/名前をつけて保存メニューを追加
@ 一覧ページの作成
SC/TODO、SC/DOING、SC/DONE、TC/TODO、TC/DOING、TC/DONE ページを作りそれぞれに、子階層の一覧を表示させる (WiKicker の [[index:child]] を使用)。
@ 参照
タスクカードからは「SC/<ストーリー名>」という名前で、ストーリーカードへリンクさせる。
WiKicker では「SC/<ストーリー名>」というページない場合、「SC/*/<ストーリー名>」というページを探してリンクしてくれる。この機能のおかげで、状態にあわせてページ名を変更してもリンクはそのままで追従してくれる。
@ 担当者
担当者が割り当てられて実行中のタスクカードには [[DOING:担当者名]] という文字列を記述しておく。
「DOING:担当者名」で検索することで、各担当者が何を実行中なのかリストアップすることができる。また DOING: を「DOING:担当者名」を検索する Wiki 自身への InterWiki として定義しておくことで、この記述自体を検索結果へのリンクとすることができる。
- Google ドキュメントでソフトウェアかんばん (2008-03-30)
- ソフトウェアかんばん (2005-10-28)
- ソフトウェアかんばん「見えない化」 (2006-04-10)
- [ WiKicker ] 複数のキーワード集合による、AutomaticLink (2004-02-07)
- [ WiKicker ] 憧れのサイドバー (2004-01-23)
2008年3月30日 (日)
■ Google ドキュメントでソフトウェアかんばん

ソフトウェア開発の見える化としてソフトウェアかんばんの良さは実感しているのだが、分散開発ではさすがに「情報カードで」というわけにいかず実行しにくい。
今回の分散開発プロジェクトに向けていろいろ考えた結果、Google ドキュメントのスプレッドシートを使ってソフトウェアかんばんを遠隔共有してみようと思う。
@ 他の検討候補
TRICHORD を使ってみたいのだけれど予算の問題が。 検討したのは以下。
- TRICHORD - 本命。使ってみたいが予算が。
- Firefox + Internote (light-board.com ライク) - カード感は十分。しかし共有に難。
- 影舞用に新しくソフトウェアかんばんテンプレートを作る - 影舞を使い慣れているという点では○。ただストリーカードとタスクカードをどう扱うかが課題。
- Wiki - 以前やって失敗した。
- XPlanner - インストールと学習が手間。それと開発止まっている?
- その他 Agile Project Management Tool - カードメタファで良さそうなのはあるが、予算が。
- Google ドキュメント プレゼンテーション - 矩形をカードにしようとしたが文字は別オブジェクトで書かなければならず×。文字の背景を設定するというのも試したが見栄え・操作性が良くなかった。
スプレッドシートだとカードっぽさが薄れるが、共有・同時編集という点では安心して使えるし最大行数的にも OK。 一番運用しやすそうだということでこれでいくことにした。
@ スプレッドシートの作成
以下のようにスプレッドシートを作る。
- 1シート目はインフォメーションシートにする。ソフトウェア概説・かんばんルール・通信事項などを書くのに使う。
- 2シート名以降をかんばんにする。複数ソフトウェアならシートを分けてもよいかもしれない。
- かんばんシートE列の背景を「条件をに応じて変更」で本日より前だと赤くなるように設定する。
- かんばんシートF・G・H列の背景を「条件に応じて変更」で @ と書くと背景がそれぞれ赤・黄・青くなるようにする。
@ カードの書き方
| 列 | 内容 |
| A | カード番号をつける。 |
| ストーリーカードは S番号。タスクカードは S番号T番号とする。 | |
| B | カード作成日を書く。 |
| C | ストーリーカードの時にストーリー名と作成者名をかく。 |
| D | タスクカードの時にタスク名と作者名をかく。 |
| E | 期日をかく。 |
| F | TODO の時に @ とかく。DOING に移行した時は @ を消す。 |
| G | DOING の時に @ と開始日、担当者の名前を書く。DONE に移行した時は @ を消す。 |
| H | DONE の時に @ と終了日、担当者の名前を書く。 |
| I | 備考欄 |
TODO、DOING、DONE 列は1列にまとめることもできるが、ちょっとは「かんばん」っぽくなるかと思って分けることにした。
@ 運用
- カード番号は重複しないように。
- カードの状態にあわせて @ を書き換えていく。
- DOING から TODO に移る時には、開始日と担当者名を消さないで残しておく。
- 列単位でソートしないこと。
- タスクの粒度はできるだけ揃える(例えば半日~1日にする)。
@ 課題
- カードが増えた時に使いにくくならないか? 終わったカードを別シートに分けるルールなどを考える。
- タイムボックス等にあわせて並び換える時の手間。
- カード番号が手動。
- 集計について考慮していない。
- ソフトウェアかんばん (2005-10-28)
- WiKicker でソフトウェアかんばん (2007-03-01)
- ソフトウェアかんばん「見えない化」 (2006-04-10)
- 京大式カード (2005-10-26)
- 今日のさえずり - SO905iCS おそれていたほどは厚く感じなかった (2008-02-08)
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