nDiki : 書評
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2007年4月15日 (日)
■ なぜか、「仕事がうまくいく人」の習慣

2月に読んだ「スピードハックス 仕事のスピードをいきなり3倍にする技術」(書評) の中で紹介されていた本。興味を持ったので買って読んでみた。
本書によると「仕事がうまくいく人」の習慣とは「すぐにやる!」ことだ。
あとは
- 機械的に行う作業を決める。
- 歩きまわりコミュニケーション。
など。
GTD で言われていることとかぶる部分も多いので、やはり本書においては「すぐにやる!」というのが一番ポイントであろう。
先送りすればするほど、「問題は大きくなる」し「何度も同じ事を考えたりするはめになる」し「何度も同じメールを読み返すことになったりする」し「他人にせっつかれたりする」し「余分な進捗報告が必要になったりする」しで、達成するまでに余計なコストがかかるようになる。つまり同じ仕事をするのに必要な時間が長くなってしまうというワケ。
一見しんどそうでも結局のところすぐやってしまった方が、効率的にも精神的にも圧倒的にもお得だということ。
これを自分のものにするには
『すぐやる』方式は、長く継続しなければ意味がないという点だ。-- p.35
というのが肝だ。
人間の行動研究で著名なウィリアム・ジェームズによると、何かを毎日やって三十日間続ければ、習慣になるという。-- p.61
そうだ。
私が「すぐにやっていな」かったら「すぐに」指摘してください。> ALL
- なぜか、「仕事がうまくいく人」の習慣 PHP研究所
[ 書評 ]
- GTD アクション確保のための時間割 (2006-09-26)
- メールによる社内コミュニケーションの問題 (2006-04-12)
- 問題とは「あるべき姿」と「現状」の「ギャップ」である (2006-10-13)
- 問題解決プロフェッショナル 「思考と技術」 (2006-08-27)
- NICT 知識創成コミュニケーション研究センターへ行ってきた (2006-11-13)
2007年4月19日 (木)
■ エヴァが好きなら気にいるはずの「となり町戦争」

以前王様のブランチで紹介されていた小説で、文庫本化を待っていた1冊。 三崎亜記氏のデビュー作で、第17回小説すばる新人賞受賞作だ。
タイトルからまず連想したのは、ぼくらの七日間戦争(宗田理)。 一致団結して戦うっていう話だと(勝手に)思っていた。 しかし読み始めると全く逆。 期待は裏切られたもののどんどんその世界に引き込まれていった。
序盤で感じた印象が「アニメ的」。GAINAX風な。 マニアックなまでの設定がたまらない。 ストーリーは先が全く読めず、どんどん意外な展開に引っぱられていく。
中盤を過ぎるとそれに色々な意味での重いものがのしかかってくる。
「見せないで見えないものを見せる。」
久しぶりにトランス系の余韻を残させる1冊だった。お薦め。 事前にあまり書評やあらすじを知る前に、まずは読んでみるのがいいと思う。
- 恋愛に写真を持ち込みたい人必読「センネン画報」 (2008-09-28)
- 私が産まれた病院でオカンが死んだ (2006-05-07)
- Joel on Software - 必読書 (2008-08-14)
- TQ - 心の安らぎを発見する時間管理の探究 (2005-06-16)
- すごい考え方 (2005-12-10)
2007年6月3日 (日)
■ 「コンサルタントの秘密」

いわゆる情報系の仕事をしている人で、プログラマからアーキテクトやプロジェクトマネージャを経て、コンサルタントへというキャリアプランを持っている人は少なくないと思う。 また特にそう考えていなくても、気がつけばやっている仕事がそのような流れでシフトしていると感じている人も多いのではないか。
また明確に「コンサルタント」を目指していなくても、結局のところ計算機屋の仕事には多かれ少なかれはコンサルティングの要素が含まれている場合がほとんどであろう。
本書はG・M・ワインバーグ氏による、コンサルタントに関する有名な本である。日本語訳の本書が出たのは1990年なのでもう定番書の域に入っている本だ。 コンサルティングを行う上で、理解していなければならない要素が沢山つまっている。
文章はシニカルで、単純なハウツー本とは違う。読者がよく考えながら言わんとしているところを読み取り、会得する必要がある。
随所に書かれている法則につけられている法則名がワインバーグ氏の体験にもとづく名前で他の人(私)には覚えにくいのと、訳が直訳気味のせいかすらすらと読めなかったという点はあるものの、書かれていることは非常に核心をついたものばかりである。
「コンサルタント」「コンサルティングをする人」「コンサルティングっぽいことをちょっとでもする人」は読んでおいて損のない1冊である。
- 「稼ぎ力」ルネッサンスプロジェクト - 渋井真帆 (2005-02-27)
- 恋愛に写真を持ち込みたい人必読「センネン画報」 (2008-09-28)
- 今日もよくたれています。 (2006-11-17)
- 私が産まれた病院でオカンが死んだ (2006-05-07)
- 熊とワルツを読了 (2004-10-31)
2007年7月12日 (木)
■ PLANNING に違う期待をしてしまった「PLANNING HACKS!」

本屋で探していた本が無かったので、タイトルに魅かれて買ったのがコレ。 プランニングという言葉について(本書の狙いとは)違うイメージと期待を持って読んだため、「パッとしないと感じ」というのが読んだ仮想。
自分の仕事がら、プランニングというと「計画」的な意味合いをイメージしてしまうんだけれど、こちらは「企画」の方の話なんだよね。 読み終わってから、表紙のタイトルの横に「企画ハック!」と書いているのに気がついたよ。
ということで本書はプロジェクトの計画のハックではなくて、企画のハック本。内容は
「プランニング・システムとアイデアの二段階抽出法を使えば、誰でも優れた企画が量産できるよ」-- p.40
に集約されている。 企画のために普段から準備しておくというのはごく自然な発想だが、なかなかできていないことなのでこのようにあらためて気づかされるというのは良い。 本書では「準備」と「アウトプット」の2段階を基本軸に仕事術を展開している。
発想法については何でも「二段階抽出法」に結びつけているののがちょっと違和感があった。 本書ではそのテーマにきちんと絞っているといえばそうなのかもしれないが、やはり「それだけ?」と思えてしまう。
本書では、企画を考え出し続けるのに必要なテクニックが紹介されている。 どう違うかと問われると困るが、本書に書かれているのは「ハック」ではなく「テクニック」というかそういうような感じがする。
いわゆる Life Hacks 系で言うところのハックとは香りが違う気がするのはなぜだろう。文体からだろうか。 本書自体が、パワポスライド的なテイストだからかもしれない。
プランナーとして、日々アイデアを出してプレゼンテーションをする人向けの1冊。
[ 書評 ]
- Life Hacks PRESS で Life Hacks をおさらい (2006-03-28)
- 成功するビジネスプラン (2006-01-08)
- 「グズ病」が完全に治る本 (2008-09-10)
- 新幹線用「ウェブ進化論」 (2006-05-13)
- 仕事のヒント (2005-11-26)
2007年7月14日 (土)
■ リッツ・カールトンが大切にする サービスを超える瞬間

ザ・リッツ・カールトン・ホテル・カンパニー日本支社長の高野登氏による、ザ・リッツ・カールトンが高い評価を得ている「サービス・ホスピタリティについて」の本。
「ゴールド・スタンダード(クレド、エンプロイー・プロミス、モットー、サービスの3ステップ、ザ・リッツ・カールトン・ベーシック)」を通じて、共通した信条のもとスタッフ一人一人が主体的に考え活動することの素晴しさが、様々なエピソードを交えながら語られている。
本書はホテルというサービス業の内容が中心だが、根底にある「スタッフがプロフェッショナルとして誇りを持ち、また自身が楽しんで仕事をできる環境を大切にすることで、質の高いモノを提供していく」という点は、全ての業界を通じてリーダーが意識しなければならないことだと思う。
随所で紹介されている、スタッフとお客様の間の心温まる「ストーリー・オブ・エクセレンス (ワオ・ストーリー)」は、いやぁ泣ける。 数行の逸話なのだがこみあげてくるものがあり、またいろいろ学ぶ点がある。 電車の中で読むのはヤバい。
そんな話を読むと、ギスギスしている自分が嫌になってくる。 人を喜ばせるのは感動的な事なのだということを、あらためて思い出させてくれた。
自分もミスティーク(神秘性)を感じさせるような仕事をしてみたいものだ。
- Joel on Software - 必読書 (2008-08-14)
- トム・デマルコ ゆとりの法則 - 誰も書かなかったプロジェクト管理の誤解 (2004-04-17)
- 早朝会議革命 - 元気企業トリンプの「即断即決」経営 (2005-07-16)
- 「稼ぎ力」ルネッサンスプロジェクト - 渋井真帆 (2005-02-27)
- 夜の京都ダイジェスト (2005-10-21)
2007年8月6日 (月)
■ スタイルが悪い女性はビキニを着てはならない。

zakwa 氏が買ってきてお昼休みに話題になった、世界中の「変な法律」を集めた書籍「へんなほうりつ」を借りて読み終えた。
「スタイルが悪い女性はビキニを着てはならない。」という、帯に書かれたキャッチーなもの以外にも、おもしろおかしい法律が1ページに1つずつ紹介されている。
各ページにドドンとフレーズが書かれているので、ぱっと見センセーショナル。 なので、何人か人がいる時に皆で見てそれをネタにおしゃべりすると楽しいだろう。
ただ1人でじっくり読みモードに入ると、そこのところがちょっと変わってくる。 気を引くためのフレーズは「ちょっとそれは読み替えすぎだろう」というところがあったり、解説がその法律とは直接関係ない雑学だけだったりすると、浅さを感じてしまう。 もうすこし深さが欲しかった。
あとがきで
どんな新しい法律が出てくるか楽しみです。できれば、その時代や国に合った、みんなが暮らしやすい素敵な法律がどんどん成立してくれればいいな、と思っています。
と書かれているけれど、法律は少ないに越したことはないと思うのだが。
待合い室の蔵書には良い1冊。
[ 書評 ]
- 仕事をやめられない、あなたへ (2005-06-08)
- 手縫いで作る革のカバン (2005-07-17)
- 今日のさえずり - 開き括弧がいわゆる全角文字で閉じ括弧が半角文字になる人多すぎ (2008-08-25)
- スティラコサウルスは How How と鳴く? (2005-04-25)
- 「稼ぎ力」ルネッサンスプロジェクト - 渋井真帆 (2005-02-27)
2008年8月14日 (木)
■ Joel on Software - 必読書

「スクラッチから書き直したくなるプログラマは、書き直したプログラムもまたスクラッチから書き直したくなる。」で参照したのがきっかけで、ジョエルテストで有名な Joel on Software を読んだ。
ソフトウェアプロジェクトマネージャ・ソフトウェア開発者必読書の1つだね。
扱っているテーマは幅広くどれも気になる記事ばかり。 ここではメモがてら興味深かった主要な記事をピックアップ。
@ 3章 ジョエルテスト
3分でできるソフトウェアチームの良さを評価する有名なテスト。
@ 5章 やさしい機能仕様 パート1: なぜわざわざ書く必要があるのか?
仕様書の最も重要な役割はプログラムをデザインすることだ。p.51
仕様書についての章が何章か続く。仕様書について実践的なことが書かれているのでとても参考になる。
@ 6章 やさしい機能仕様 パート2: 仕様書とはどんなものか?
サンプル仕様書が用意されている。 何をどのように書くべきかについて参考になる。
@ 8章 やさしい機能仕様 パート4: ヒント
そしてなぜ誰も読まないかといえば、仕様書があまりに退屈でつまらないからだ。p.79
これを読んでからできるだけ話を具体的に書くように心掛けている。 適当に外国人の名前をつけてシナリオを書くとなぜか皆喜んだ(同僚も外注も社長も)。
ルール5: テンプレートは有害である p.86
@ 9章 やさしいソフトウェアスケジュール
ソフトウェアプロジェクトマネジメントでうまくいかない事が多い筆頭がスケジュール。
「そのコードのスケジュールを立てられるのは、それを書くプログラマだけ」「タスクの粒度を細かくすること (それによって、その機能をデザインすることを強いられる)」「スケジュールにデバッグ・結合・バッファ・休暇・祝日その他のことのための項目を入れる」「決してマネージャにプログラマの見積もりを減らさせない」
あたりが参考になる。なおこの記事は Web でアップデートされている。
@ 12章 5つの世界
開発するソフトウェアの種類によって使える開発方法論が異なるのだから、自分のプロジェクトで適用できるかよく考えること。
@ 14章 アーキテクチャ宇宙飛行士たちに脅かされるな
抽象化ばかり考えて意味のないところまでいかないこと。
@ 21章 報奨金有害論
つい最近うちの会社でも表彰式があったばかりなんだけれども……。
マネージャは賞与の提案を上位に送り、それは完全に無視され、ほとんどランダムに賞与が支給される。p.188
多くの人は、自分が非常に良い仕事をしていると思っている (実際はそうでない場合でも)。p.189
@ 23章 人のタスク切り替えは有害であると考えられる
一つのプロジェクトに専念したいね。
人々に同時に1つより多くの作業をさせるべきではない。p.202
@ 24章 あなたが絶対すべきでないこと PART I
→ スクラッチから書き直したくなるプログラマは、書き直したプログラムもまたスクラッチから書き直したくなる。
@ 25章 氷山の秘密、明らかに
顧客は自分が何が欲しいか分かっていない。顧客が自分で何が欲しいか分かっていると期待するのはやめることだ。p.210
これを理解していないと何でも言うなりにソフトウェア化しようとして失敗する。
@ 31章 下っ端でも何かを成し遂げる方法
多くの人は自分が下っ端だと思ってモンモンとしている。
- 戦略1 実行あるのみ
- 戦略2 じわじわ広めていく
- 戦略3 優れた人間を作り出す
- 戦略4 間抜けを無力化する
- 戦略5 邪魔を避ける
- 戦略6 かげがえのない存在になる
まずは不満を持つだけでなくて、個人ででも実行しようということ。
[ 書評 ] [ お薦めの本 ] [ ソフトウェアプロジェクトマネジメント ]
- ソフトウエア開発 55の真実と10のウソ読了 (2004-06-08)
- ソフトウェアかんばん (2005-10-28)
- 仕事のヒント (2005-11-26)
- どうみても、そのままでは失敗しそうなプロジェクト (2005-05-16)
- ソフト契約と見積りの基本がよ~くわかる本 (2005-10-14)
2008年9月10日 (水)
■ 「グズ病」が完全に治る本

何と嫌なタイトルなのだろう。「グズ」ってグサッと刺さる言葉だよな。 なお原題は「Living Without Procrastination: How to Stop Postponing Your Life」。
実行力や先送りに関する本が読みたくて、会社帰りにヨドバシカメラの上の有隣堂にいったら沢山並べてあったので買ってきた。
「はじめに」で訳者の心理学博士 伊東明氏が
そこで、本書で紹介されているメソッドを即座に実行したことで、徐々にやれなかったことが迅速に片づけられるようになり、その分、ずっと前からやりたかったことや、新しくはじめたいことに時間やエネルギーを向けられるようになった。-- p.5
と述べていたので期待して読み進めてみた(考えてみると、本を読んで即座に実行できた訳者はグズ病ではないということで、本書を真に必要とする人の例としては適当ではないのだが)。
本書では「先送り」してしまう人をタイプ別に考察し、様々な言い訳パターンについてまず説明している。 どれもこれも耳が痛い話ばかりだ。
これらに対して人の変化の6段階を説明した後に、「ゆがんだ思考を断つステップ」として紹介しているのが
- 「日記」で自分の``クセのパターン''を知る
- ``合理的に''頭を切り替える (ゆがんだ思考を見つけ、そのタイプを特定し、合理的な考え方に切り替える)
の2つ。
前者は「スーパーエンジニアへの道」で勧めている「個人的日誌」(記事)と同じ方法といえるだろう(そういえば、やり始めたけれど続いていない)。
後者については「慣れさえすれば三つの仮定を、ごく自然にできるようになる。」と書かれているが、具体的な説明はなし。
この2ステップが核心なのかと思ったのだが、割かれているのは合計5ページのみとちょっと物足りない。
あとはポイントとしてチェックしたのは
- 「すべきだ思考」ではなく「したい思考」
- 誘惑に負けないように、取り組む理由をリストアップしておく
ぐらいか。これらもふくめあとは Life Hacks 系でよくみかける「タスクの細分化」「時間見積もり」「ご褒美」他の手法提案で、目新しいところはほとんどない。 仕事やプライベートなどのシーン別に取り組み方があるので、読んでいる人の悩みにマッチすればちょっとは参考になるかもといったところだ。
章節立てがちょっとわかりにくかったり、挿話が実話なのか説明用のお話なのかわからないような中途半端なものだったりと、文章的には2流な感じ。
ま、先送りについて再度考えてみることができたという意味で良しとしよう。 また個人的日誌やってみるかな。
[ 書評 ]
- ソフト契約と見積りの基本がよ~くわかる本 (2005-10-14)
- Joel on Software - 必読書 (2008-08-14)
- スピードハックス 仕事のスピードをいきなり3倍にする技術 (2007-02-04)
- Life Hacks PRESS で Life Hacks をおさらい (2006-03-28)
- 恋愛に写真を持ち込みたい人必読「センネン画報」 (2008-09-28)
2008年9月28日 (日)
■ 恋愛に写真を持ち込みたい人必読「センネン画報」

昨日の王様のブランチで紹介されているのを見て気になり、後でタイトルを確認して蒲田の有隣堂の少女漫画コーナーで買ってきた。
この本は、Blog で描き続けられている「風景と叙情の1P漫画 今日マチ子のセンネン画報」を書籍化したもの。 基本は1ページ1作品。 10代の少年・少女の生活や恋愛のシーンを描いている。 ちょっとキュンとなるようなものから、微笑ましいもの、あるいはちょっとエッチなものが織り交ぜられていて飽きさせない。
基本はセリフなし。漫画というようりも組写真を見ているようだ。 そしてその画からは風が感じられる。 なんとも爽やかな作品だ。
作品中に GR DIGITAL が何度か登場し、彼氏・彼女が海を空を街を切り取っている。 記念撮影でもスナップショットでもアートのためでもなく、ただその瞬間の空気を撮っているかのようなその様はみていていいなあと思う。 1人が写真を撮っていて1人がそばにいる。こんな風に相手がそばにいてくれると素敵だなと思う。
Web もいいけど本でもぜひ。
- 今日のさえずり - 10月からヘルメットは燃やすごみ (2008-09-28)
- 仕事のヒント (2005-11-26)
- うなぎ会席懇親会大満足 (2008-08-29)
- Life Hacks PRESS で Life Hacks をおさらい (2006-03-28)
- スピードハックス 仕事のスピードをいきなり3倍にする技術 (2007-02-04)
2008年10月3日 (金)
■ 瀬戸内寂聴のケータイ小説はテレビドラマ的だった

先月書籍化され話題になった「ぱーぷる」こと瀬戸内寂聴氏によるケータイ小説「あしたの虹」を、寂聴の本を何冊が読んでいる妻が買ったので一足お先に読まさせてもらった。
何かで話題になっていたケータイ小説を以前一度iモードで途中まで読んだけれど、その時は内容も面白いとも思わなかった。ブックマークしながら読み進めるのも面倒だしで、結局途中で読むのをやめてしまった。それ以来ケータイ小説は読んだことがない。
@ あしたの虹
横書きで行間すかすかの体裁のせいか最初面喰ったが、読み始めたらそれもすぐ慣れた。
ストーリーはテレビドラマ的。これでもかというドラマチックな登場人物相関。展開ははやく、唐突に、またとんとん拍子に話が進んでいく。
あっけらかんと進み、そして転ぶので展開が読めないという面白さはある。 軽いけれど気楽に楽しむのには丁度良いかも。
1922年生まれの瀬戸内寂聴氏による初めてのケータイ小説ということだが、これはどこまでケータイ小説なのだろう。 よく練って公開された作品なのかなと感じただけに、本当にこれはケータイ小説なのかという疑問。
「ケータイ小説」にはケータイというメディアで読まれるということ想定しているという以上に、ケータイで五月雨式にガシガシ打っていく垂れ流し的な執筆形態も含んでいるものと思っていたのだがどうなのだろう。 まあこれは狭義で、そうではなくきちんとエディタ/ワープロや手書きで推敲している作品も多いんだろうけれど。 瀬戸内寂聴氏がケータイで打ち込んでいたのならそれはそれで凄いな。
さすがに「あしたの虹」はシーン・登場アイテムは無難で、10代・20代で流行っていそうなものは出てこない。 それは無理というものか。 その分普遍的であるため、時間が経っても古臭さは感じることはないという良さが感じられた。
パケット定額契約していないからと妻が書籍で買ったのだが、考えてみれば従量で払ってもケータイで読んだ方が安かったかも。 とはいえやはり本で読んだ方が圧倒的に楽だった。 Twitter や RSS フィードなどシャワーのようなものじゃないと、ケータイで読むのは億劫だな。
[ 書評 ]
- ケータイ用にプライベート Wiki を設置 (2008-01-07)
- 今日のさえずり - 金メダルのネックストラップには、ケータイ用のヒモが付い... (2008-08-24)
- MAILPIA による Twitter チェック (2008-04-04)
- Twitter にケータイ写真を流すのに twitterfeed を使う (2008-02-22)
- tmitter サービス提供終了ということで MovaTwitter に移行 (2007-07-30)
Related web page
残業http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50994060.html
当然といえば当然ともいえる。 萌え理論Magazine - 感想サイトが流行らない理由今月から<strong>書評</strong>を始めた。一日一冊ペースでラノベを紹介したが、記事を書く手間も意外と大きく、結構時間が掛かる。だがアフィ的には、紹介した書籍は全然売れてない。http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50902525.html
ディスククラッシュにもいいところはあるものだ。 ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する 島田紳助 なぜなら、本書を見つけるきっかけになってくれたのだから。http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50866258.html
このギーク度120%のタイトルにだまされてはいけない。 The Art of UNIX Programming Eric S. Raymond / 長尾高弘訳 [原著:The Art of UNIX Programming] なぜなら、本書はギークとつきある必要のあるすべてのスーツ必携の一冊。http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50859964.html
<駒込の昭和8年萌えフギャー> 道祖神昭和8年の萌えフギヤー駒込子育て地蔵で撮影右:玉照浄光童女 俗名 村木美代子 十一歳左:頓覚妙了童女 俗名 深見喜久 十一歳戒名から想像すると、美代子たんがモテキャラで、喜久たんが才女キャラなのな。1922年生まれってと、水木しげると同じ生まれなのねすぐ近くには「江戸時代から子供を見守る子育地蔵尊セーラー服姿の仲良し二http://www.toheart.to/~manga/nicky/nicky.cgi?DT=20050422A#20050422A
言うは易し行うは難し、という気がしないでもない。ここで示された数々のルールを踏まえて実際に一つのウェブサイトを構築するのは大変なことだろう。 帯の文章によれば、ヤコブ・ニールセン氏は、98年に「ドナルド・ノーマンとニールセン・ノーマン・グループを設立、代表を務めている」人。ノーマンは、『誰のためのデザイン?』のあのノーマンだ。(2001.1.7) ホームペーhttp://www.ops.dti.ne.jp/~kunio-i/books.html
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