nDiki : 5.005_03
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2003年11月9日 (日)
■ [ WiKicker ] SpeedyCGI 対応するも……

WiKicker の高速化のために SpeedyCGI 対応作業。
等を行う。 手元では動くようになった。
で今度は www.naney.org 上でテストしてみたのだが、無念 SpeedyCGI 自体がうまく動かない (FreeBSD 4.4-RELEASE + perl 5.005_03)。 CGI で呼び出すと
failed to open log file fopen: Permission denied
とエラー。make test でもこけているテストがあったし(t/sh_bang、t/timeout)このサーバじゃ動かんのかな?
@ と思ったら動いた
CGI スクリプトの先頭に
#!/home/.../bin/speedy -w -- -M30 -t300 -r30 -p/home/.../bin/speedy_backend
のように記述していたのだが path部分が長かったため sh-bang の限界を越えてしまっていたようだ。-p オプションで指定している speedy_backend のパスの方はデフォルトが Makefile.PL 実行時に適切に設定されているはずだから、実際には省略可。
ということで、
#!/home/.../bin/speedy -w -- -M30 -t300 -r30
としてみたら動いた。 よっしゃ。 これでリクエスト毎のプログラムのローディングの必要がなくなるので、レスポンスの遅さが改善されるはず。 パラメータは
- -M30 (MaxBackends: これ以上だとサーバによろしくない?)
- -t300 (Timeout: デフォルトの 3600=1時間だと長いかな。不要なプロセスは早めに止めておきたい)
- -r30 (MaxRuns: まだバグ・メモリリーク等があるかもしれないので30回呼ばれたらバックエンドを re-exec するように)
としておく。様子をみて微調整。 これからは、WiKicker を更新したら Wiki CGI スクリプトを touch する事を忘れないようにしなくては(SpeedyCGI にバックエンドを再起動させなおさせるため)。
- サーバ高負荷状態につき DiKicker 機能修正とサーバ設定変更 (2006-03-03)
- [ WiKicker ] キャッシュまわりにバグ (2004-06-05)
- 最新の Module::Install は Perl 5.005_03 ステ? (2006-04-29)
- [ Perl ] Memcached を使ってみる (2004-01-12)
- [ Perl ] Log::Log4perlのはまりどころ (2004-03-02)
2003年12月23日 (火)
■ Time::Local::gmtime の範囲チェック

Perl v5.8.x だと、Time::Local::gmtime できちんと範囲チェックが動作している(範囲外だと croak される)のだが、Perl 5.005_03 では必ずしもそうではないようだ。 WiKicker のデバッグ中に発見。
でソースを読んでみると、古い Time::Local では cheat サブルーチンで
- 範囲チェック
- 指定した年月の開始 gmtime を計算し、%cheat にキャッシュ
している。同一年月での2度目以降 timegm 呼び出しでは %cheat キャッシュを使用して cheat サブルーチンを呼びにいかないので、範囲チェックが実行されないという塩梅。 つまり 2003年1月1日… で一度 timegm を呼び出すと2003年1月に関しては以降 cheat サブルーチンは呼ばれないため、次に 2003年1月33日…で読んでもエラーにしてくれないというわけ(最初に2003年1月33日…で呼んだ場合はちゃんとエラーになるので逆に厄介)。
Perl v5.8.0 以降に標準ではいっている Time::Local ではきちんと毎回チェックする。 うるう年・大の月/小の月も考慮してチェックされる(v5.8.0 より前のでは 31 より大きいかのチェックのみ)。
- Perl 5.005_03 -> Time::Localバージョン情報なし
- Perl v5.6.0 -> Time::Localバージョン情報なし
- Perl v5.6.1 -> Time::Localバージョン情報なし
- Perl v5.8.0 -> Time::Local VERSION 1.04
であり、CPAN では 5.005_03 でも動作する Time::Local パッケージ (1.05~)が公開されている。
Time::Local 1.04 以降を PREREQ_PM にしてもいいのだが、5.005_03 な利用者にとってはインストールするのも面倒か。 最低限のエラーチェックを自前で用意して、互換になるようにした方がいいかな。
- 最新の Module::Install は Perl 5.005_03 ステ? (2006-04-29)
- [ Perl ] Memcached を使ってみる (2004-01-12)
- WiKicker の Makefile.PL を Module::Inst... (2006-02-10)
- [ WiKicker ] SpeedyCGI 対応するも…… (2003-11-09)
- [ WiKicker ] SunOS 5.6 にインストール (2003-04-23)
2004年1月12日 (月)
■ [ Perl ] Memcached を使ってみる

WiKicker の高速化に Memcached が使えないかいろいろいじってみる。 評価は今のところ「微妙」。 Memcached はメモリキャッシュを提供するデーモンプログラムで、キーと値の配列を記憶しておいてくれる。 Slashdot でも使っているらしい。
ホスティングサービスのサーバ(FreeBSD 4.4-RELEASE)に入れてみる。
@ Memcached 1.1.10
依存している libevent と一緒にビルドしてインストール。
cd /tmp wget http://www.monkey.org/~provos/libevent-0.7c.tar.gz tar zxvf libevent-0.7c.tar.gz cd libevent-0.7c ./configure make cd .. wget http://www.danga.com/memcached/dist/memcached-1.1.10.tar.gz tar zxvf memcached-1.1.10.tar.gz cd memcached-1.1.10 CFLAGS='-L../libevent-0.7c -I../libevent-0.7c' ./configure --prefix=$HOME/local/memcached-1.1.10 make make install
'-l' オプションがうまく動かない。
bind(): Can't assign requested address failed to listen /PRE
指定しなくても動くのでとりあえず、よしとする。
ちなみに、EVENT_SHOW_METHOD=1 の結果は以下の通り。
$ EVENT_SHOW_METHOD=1 ./memcached libevent using: kqueue
@ Cache::Memcached 1.0.11
Perl 用の API モジュールを入れておく。 make test でこける。
Your vendor has not defined Socket macro MSG_NOSIGNAL
use Socket qw(MSG_NOSIGNAL PF_INET SOCK_STREAM); のところ。 Solaris/*BSD だと駄目らしい。 CVS版だと解決されいるようなので、こちらを。
@ Cache::Memcached CVS
cvs -d :pserver:anonymous@danga.com:/home/cvspub checkout wcmtools/memcached/api/perl
でとってくる。 こちらは Perl 5.005_03 という古いバージョンでいくつか問題。
our $SOCK_TIMEOUT = 2.6;
のところの our は Perl 5.005_03 には無いので、use vars に置き換え。 use bytes も 5.005_03 に無いのでコメントアウト。
IO::Handle::blocking() も無い。
sub my_blocking {
my ($sock, $bool) = @_;
my $old_flags = fcntl($sock, F_GETFL, 0)
or die "Can't get flags for the socket: $!\n";
if ($bool) {
my $flags = fcntl($sock, F_SETFL, $old_flags | O_NONBLOCK)
or die "Can't set flags for the socket: $!\n";
}
else {
my $new_flag = $old_flags & ~O_NONBLOCK;
my $flags = fcntl($sock, F_SETFL, $new_flag)
or die "Can't set flags for the socket: $!\n";
}
return $old_flags & O_NONBLOCK;
}
...でいいのかな? ささっと書いたんで一部バグっているかもしれないが、とりあえず代替しておく。
ちなみに Cache::Memecached の古い版、MemCachedClient-1.0.7 も試してみたけれどこちらも IO::Socket::INET が必要だったり面倒(なので、1.0.11 のパッチ当ての方をがんばった)。
@ スピード
うーん。思ったほど速くないな。 いや手元のLinuxだとかなり速いんだけれど、FreeBSD だとそうでもない。 Client側の問題が大きいようだ。 下手するとLinux BOX からADSL経由でキャッシュを読み込む方が、FreeBSD のローカルホストから読むより速かったりする。
どうも Socket の接続/切断まわりでもたついている感じである。 (無駄なはずなのだが)毎回 disconnect_all してしまった方が、Benchmark の値が良かったりするし。 接続 -> キャッシュ取得 -> 切断 で 0.6秒というのはちょっと遅すぎる。 もうちょっといじってみれば実用的な速度になるのだろうか?
- Cache::Memcached 1.13 の Perl 5.005_03 対応 (2004-06-05)
- WiKicker の Makefile.PL を Module::Inst... (2006-02-10)
- [ Perl ] PDL::PP で C extension を書く (2004-02-19)
- 他の Web サイトの情報を URI::Fetch でキャッシュ付き取得 (2005-10-29)
- [ WiKicker ] キャッシュまわりにバグ (2004-06-05)
2004年7月31日 (土)
■ Cache::Memcached 1.14 の Perl 5.005_03 対応

1.14 が 7月27日にリリースされていたのでパッチ作成。 1.13 用のパッチがあたったのでそのままいけるかなと思ったが、テストしたところまたいくつかの非互換コードが増えていたのでそれらの修正を行う。
tar zxvf Cache-Memcached-1.14.tar.gz
cp -a Cache-Memcached-1.14 Cache-Memcached-1.14.orig
patch -d Cache-Memcached-1.14 -p1 \
< Cache-Memcached-1.13-5.005_03-20040605.diff
find Cache-Memcached-1.14 -name '*.orig' -exec rm {} ';'
emacs Cache-Memcached-1.14/Memcached.pm
LC_ALL=C TZ=UTC0 diff -Naur \
Cache-Memcached-1.14.orig Cache-Memcached-1.14 \
> Cache-Memcached-1.14-5.005_03-20040731.diff
新規修正点は
- Socket モジュールでのインポートで IPPROTO_TCP が追加になったところが実験環境でエラー。コードの中では利用していないので削除。
- ChangeLog 中の下記のため @+ を使うようになったようだが、5.005_03 では定義されていないのでエラー(perl.*delta のどこにものっていないのでチェックに苦労。perlretut に言及があって Perl v5.6.0 から提供されるようになった事を確認)。Cache::Memcached 1.13 で行っている pos を使った処理に戻す。
2004-07-19
* don't use pos() because it doesn't seem to work in
taint mode. use $+[0] instead. (Dave Evans <..@djce.org.uk>)
それからパッチの作り方を変更。patch の man の通り LC_ALL=C TZ=UTC0 にするのとオプションを -Naur を使うように。
また 1.14 から String::CRC32 が必要になった。
- Time::Local::gmtime の範囲チェック (2003-12-23)
- Cache::Memcached 1.13 の Perl 5.005_03 対応 (2004-06-05)
- [ Perl ] Memcached を使ってみる (2004-01-12)
- 最新の Module::Install は Perl 5.005_03 ステ? (2006-04-29)
- [ WiKicker ] キャッシュまわりにバグ (2004-06-05)
2004年11月10日 (水)
■ Perl 5.005_03 + Template Toolkit 2.14

www.naney.org の静的(+SSI)ページを、Template Toolkit で動的処理するように改良しようかなと思い立つ。 Apache だと、
Action tt2 /cgi-bin/t2h AddHandler tt2 .html
で .html へのリクエストを全てCGI プログラムに渡す(でそのスクリプトがテンプレート処理をして返す)ようにできる(はず)。
で久しぶりに Template Toolkit をサーバにインストール。 … Makefile.PL が通らない。ちょっと修正して通るようにしても今度は make test が通らない。最新の Template Toolkit だと 5.005_03 じゃ駄目か。ドキュメントには 5.005 で OK と書いてあるんだけどな。 前のバージョンは動いたのに。
ということでいきなり頓挫。 あきらめ。
- 最新の Module::Install は Perl 5.005_03 ステ? (2006-04-29)
- AWStats 6.0 (2004-05-21)
- mixipress でコミュニティ掲示板もチェック (2005-10-01)
- Time::Local::gmtime の範囲チェック (2003-12-23)
- [ Debian ] smbmount (2001-12-25)
2005年3月13日 (日)
■ テスト。More。

WiKicker のテストスクリプトの作成には Perl 5.005_03 でも標準バンドルされている Test モジュールを使用している。 テストのためだけに追加のモジュールを要求するのも悪いかなと思って。
しかし Perl v5.6.2 以降にはすでに標準バンドルされている Test::More にそろそろ移行したい。
5.005_03 で WiKicker を使っている人も少ないようだし WiKicker 0.25 からは Test::More を PREREQ_PM に追加することにしよう。 Test モジュールと Test::More モジュールは互換性がないので、順次テストスクリプトを修正していく予定。
- WiKicker 0.38 リリース - 認証・承認用コードの実装 (2006-09-14)
- 最新の Module::Install は Perl 5.005_03 ステ? (2006-04-29)
- Time::Local::gmtime の範囲チェック (2003-12-23)
- [ Perl ] Memcached を使ってみる (2004-01-12)
- [ WiKicker ] Storable 永続化データの互換性 (2005-06-06)
2006年4月29日 (土)
■ 最新の Module::Install は Perl 5.005_03 ステ?

ゴールデンウィークに突入。 9連休を利用して、一気に WiKicker コーディングを企んでいる。
さっそくちょこちょこ修正してパッケージングし、www.naney.org へインストール。 …… Perl Makefile.PL でコケる。
どうも use inc::Module::Install; でエラーを起してしまっているようだ。 Makefile.PL は変更していないので、そうすると Module::Install の問題っぽい。
tarball をパッケージングするホスト側の Module::Install を 0.57 まで落としたところ、Perl 5.005_03 でも通るようになった。
Module::Install is a package for writing installers for CPAN (or CPAN-like) distributions that are clean, simple, minimalist, act in a strictly correct manner with both the ExtUtils::MakeMaker and Module::Build build systems, and will run on any Perl installation version 5.004 or newer. (Module::Install 0.61 より)
とあるように古い Perl もサポートにも気を払っているのが気にいって ExtUtils::MakeMaker から移行しただけにちょっと残念。
今後また 5.005_03 でも動くようになるのか、それとも捨てられるのか要チェック。
- WiKicker の Makefile.PL を Module::Inst... (2006-02-10)
- Time::Local::gmtime の範囲チェック (2003-12-23)
- 野良パッケージと依存 Perl モジュールのインストールセット をCPAN... (2006-02-11)
- Perl 5.005_03 + Template Toolkit 2.14 (2004-11-10)
- [ Perl ] Memcached を使ってみる (2004-01-12)
2006年9月14日 (木)
■ WiKicker 0.38 リリース - 認証・承認用コードの実装

朝一で WiKicker 0.38 をリリース。 昨晩コードを完成させておいたものを Perl 5.005_03 上でテストしたら、ExtUtils::MM が 5.005_03 にはないことに気がついた。 調べると標準で入っているのは Perl v5.6.2 / Perl v5.8.0 から。
ということで急拠 ExtUtils::MM を使っているツールは今回のリリースから除外してパッケージング。
今回のリリースでは認証・承認フレームワークの実装が含まれるようになったのが中心で、基本的な機能には特に変更なし。
- Intercepting Filter パターンとレスポンスの順次送信 (2006-02-28)
- WiKicker 0.39 リリース - 添付ファイルの削除機能を実装 (2006-10-17)
- テスト。More。 (2005-03-13)
- Time::Local::gmtime の範囲チェック (2003-12-23)
- WiKicker へのセッション管理/認証/承認機能追加開始 (2006-03-02)
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