nDiki : libwww-perl
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2004年6月1日 (火)
■ HTTP/1.0 Simple-Response

「ある無線基地局のWeb管理画面の制御をスクリプトでしようとリクエストを送ったら、Status-Line 無しでボディが返ってきたよ」という話。 でRubyのライブラリや wget だとエラーになるとのこと。
@ HTTP/0.9 Simple-Response
RFC1945 6. Response で、Status-Line をともなわない「Simple-Response」というのが定義されている(HTTP/1.1 RFC2616 にはない)。
HTTP/0.9 Simple-Request (RFC1945 5. Request) を受けた時のみ Simple-Response を送信すべきとあるが must ではないようだ。 HTTP/1.0 Full-Request を送信して Status-Line で始まらないレスポンスを受けたら、Simple-Response とみなすべきとある。
GET Request-URI HTTP/1.1 CRLF
を受信した HTTP/1.0 サーバが Simple-Request を返しても違反とはいえないのかな。 まぁ行儀が悪いことには違いないが。
@ Perl libwww-perl の場合
Perl のライブラリをみてみた。
libwww-perl の Net::HTTP::Methods::read_response_headers では laxed => 1 が指定されると、Status-Line が無い場合 HTTP/0.9 な 200 と判断するようになっている。
LWP::UserAgent を使うと laxed => 1 が設定された状態で呼ばれるので、Simple-Response もうまく処理できるはず。
@ Server: GR-HTTPD Server/2.20
Server レスポンスヘッダフィールドにある GR-HTTPD っていうのは国産の組み込みWebサーバのようだ。
- Perl CGI プログラムのテストには WWW::Mechanize::... (2006-02-18)
- 他の Web サイトの情報を URI::Fetch でキャッシュ付き取得 (2005-10-29)
- POE で HTTP プロキシサーバ (2005-10-15)
- Tor で hidden service (2005-02-13)
- Firefox 拡張機能の整理 (2005-02-05)
2004年8月19日 (木)
■ ActivePerl 5.6.1 Build 638 にバンドルされているモジュールとライセンス

ExtUtils::Installed でリストアップしてチェック。
| a | ActivePerl::DocTools |
| ActiveState::RelocateTree | |
| a | ActiveState::Rx |
| * | Archive::Tar |
| o | Archive::Zip |
| * | Compress::Zlib |
| o | Data::Dump |
| * | Digest |
| * | Digest::HMAC |
| * | Digest::MD2 |
| * | Digest::MD4 |
| * | Digest::MD5 |
| * | Digest::SHA1 |
| * | File::CounterFile |
| * | Font::AFM |
| * | HTML-Tree |
| * | HTML::Parser |
| * | HTML::Tagset |
| o | IO::Zlib |
| * | MD5 |
| * | MIME::Base64 |
| * | Net (libnet) |
| * | PPM |
| PPM-Agent-Perl | |
| PPM::Shell | |
| * | Perl |
| * | SOAP::Lite |
| * | Storable |
| o | Test::Simple |
| o | Text::Autoformat |
| * | Tk |
| * | URI |
| o | Unicode::String |
| * | Win32 (libwin32) |
| a | Win32::AuthenticateUser |
| * | XML::Parser |
| * | XML::Simple |
| * | libwww-perl |
'*' は Copyright.html で オリジナルがオープンソースのものとして列挙されているもの。 'o' は列挙されていないが、オリジナルが Perl と同じライセンスか The Artistic License のもの。 'a' は ActiveState の Copyright があるもの (ActiveState Community License)。 それ以外は明記がないもの。
PAR でパッケージ化するには、Perl と同じライセンスの(あるいは再配布の問題のないもの)もののみストールしてある状態にしておき、PAR 化した中身に
- ActivePerl/*
- ActiveState/*
- PPM/* (一部)
- ppm-conf/*
- Win32/AuthenticateUser.pm
が含まれていないかをチェック。
- 自前 PPM リポジトリの管理 (2006-07-03)
- PAR + ActivePerl で実行形式ファイルを作った時のライセンスは? (2004-07-21)
- PAR::Repository でビルド済み Perl モジュールをネット... (2006-12-12)
- PAR に関する ActivePerl のライセンス (2006-06-16)
- RPC::XML のかわりに XMLRPC::Lite (2004-08-31)
2006年2月11日 (土)
■ 野良パッケージと依存 Perl モジュールのインストールセット をCPAN::Site で

WiKicker をオフラインで簡単にインストールできるようにしたい。 WiKicker 自体は
perl Makefile.PL make make test make install
で簡単にインストールできるのだが、事前に CPAN にある依存 Perl モジュール(とそれらが依存している Perl モジュールら)をインストールしておかなければならない。
オンライン環境では CPAN.pm を使って芋蔓式にインストールできる。 WiKicker は次回のリリースから Module::Install を採用するので、perl Makefile.PL 時にそれらを行うことができるようにもなる。
しかしオフライン環境になると、話は変わってくる。
普通にやろうとするとあらかじめ依存関係を全部洗い出して事前にダウンロードしておき、依存関係の順番を考えながらインストールしていかなければならない。
これがかなり面倒。しかも各モジュールのバージョンアップにともない、その時その 時で変化する可能性があるので、適宜確認しなければならない。
でれば CPAN.pm の力を借りたい。
CPAN.pm はインストール時に $CPAN::Config->{keep_source_where} (通常 ~/.cpan/sources) に溜め込むので、これを CD-ROM 等に書き込んでオフラインインストールで使用することができる (cf. perldoc CPAN)。
だいたいはこれでうまくいくのだが問題もあって、この方法だと(WiKicker などの)野良パッケージを、うまく一緒にすることができない。
野良パッケージを扱うには CPAN::Site、あるいは CPAN::Mini::Inject あたりを使えば良さそうだ。
今回はまず、CPAN::Site での手順を調べてみる。
~/perl-5.8.8 以下にクリーンな Perl v5.8.8 をインストールしてインストールセットを作成していく。
@ CPAN::Site をインストールする (オンライン)
rm -rf ~/.cpan ~/perl-5.8.8/bin/perl -MCPAN -e shell cpan> install LWP cpan> install CPAN::Site cpan> exit
これで CPAN::Site が使えるようになるとともに、CPAN::Site と LWP および依存モジュールのソースアーカイブが ~/.cpan/sources 以下にたまる。
WiKicker のインストール中に libwww-perl を途中で入れると CPAN.pm が使ってこともあってかうまくいかないので、先に一緒に入れてしまう。
@ インストールしたい野良パッケージ用のローカル CPAN サーバを作成する
野良パッケージら (今回は WiKicker のみ)を含んだ ローカル pseudo CPAN サーバを作成する。
mkdir -p ~/public_html/CPAN/authors/id/N/NA/NANEY cp WiKicker-0.xx.tar.gz ~/public_html/CPAN/authors/id/N/NA/NANEY ~/perl-5.8.8/bin/mkpackages ~/public_html/CPAN
CPAN::Site に含まれている mkpackages を使うことで、CPAN::Site が参照することのできるインデックスファイルが作成される。
@ WiKicker と依存するモジュールをインストールする (オンライン)
次に ローカル CPAN サーバと、CPAN (ミラー) からパッケージを自動ダウンロードしてインストールする。ここでは CPAN.pm のかわりに CPAN::Site を使用する。
~/perl-5.8.8/bin/perl -MCPAN::Site -e shell cpan> o conf urllist unshift http://localhost/~myname/CPAN cpan> reload index cpan> install WiKicker cpan> exit
ここでローカル CPAN サーバを file:/// 等で指定すると、そこから読みとったファイルは ~/.cpan/sources/ 以下にコピーされないので一箇所にまとめることができないので注意 (かなりはまった)。
これが終わると、WiKicker とそれに必要なファイルが ~/.cpan/sources にたまる。
これを適宜アーカイブして保存する。
@ オフラインでインストールする
別の環境で例えば /usr/local/perl-5.8.8 にインストールされた Perl に WiKicker をオフラインでインストールするとする。
先の工程で作成したファイルセットが /tmp/CPAN においてあるものとする。
/usr/local/perl-5.8.8/bin/perl -MCPAN -e shell # 初期化でオフラインのため CPAN ミラーの選択ができずに URL の入力を # 求められたところで file:///tmp/CPAN を指定 cpan> install LWP cpan> install CPAN::Site cpan> exit
まずは以上で CPAN::Site が入るで、CPAN::Site で shell を起動しなおす。
/usr/local/perl-5.8.8/bin/perl -MCPAN::Site -e shell cpan> install WiKicker cpan> exit
これで /tmp/CPAN から芋蔓式に WiKicker がインストールされる。
@ ポイント
Debian のパッケージリポジトリなどとは違って、CPAN は基本的に「一つのリポジトリおよびそのミラー」という概念しかないようである。 したがってモジュールのインデックスファイルも1組しかなく、複数のサイトから異なるモジュールセットを配布するということができるようになっていない。
これに対し、自前パッケージ群用にも1セットインデックスファイルを作って扱えるようにしようというのが CPAN::Site である。
これを用いると「もう一つのリポジトリ」を扱えるようになるが、逆にいうと利用する場合は CPAN::Site をインストールしなければならないということでもある。
- 野良パッケージと依存 Perl モジュールのインストールセット を CPA... (2006-02-12)
- WiKicker の Makefile.PL を Module::Inst... (2006-02-10)
- 最新の Module::Install は Perl 5.005_03 ステ? (2006-04-29)
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