nDiki : ファイルシステム
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2004年1月5日 (月)
■ [ Debian ] GRUB でソフトウェアRAID1 ブート設定

年末にうまくいかなかった「ソフトウェアRAID1なHDD2台両ブート」に再チャレンジ。 というか、既にネットワーク構成変更までに期限がないので頑張らないと。
@ Debian GNU/Linux Woody CD-ROMでブート
bf24 ide0=0x1440,0x1436 ide1=0x1438,0x1432
で起動。cfdisk ではがつんと1パーティションにしてしまう(何度もパーティションを切りなおすのが嫌になったのと、やまだ君のところは1パーティションでやっているという話から)。
ドライバのところでは NIC が ELECOM Laneed LD-10/100 AL PCI Fast Ethernet Adapter なので via-rhine を追加。
後は普通に進めて再起動。
@ GRUB のインストール
apt-get install grub raidtools2 emacs21 wget lv
でGRUB。
grub-install --root-directory=/boot /dev/hda
stage1 ファイルが grub から見えないでエラーになる場合があった。 その場合は、再起動したら成功するようになった。
update-grub
@ kernel オプションの追加
/boot/grub/menu.lst の kopt を編集
# kopt=root=/dev/hda1 ro ide0=0x1440,0x1436 ide1=0x1438,0x1432
コメントマーク(#)を残さなければならない事に最初気がつかず。
update-grub
再起動。OK。
@ kernel アップデート
年末に作ったRAIDを有効にしてある Linux kernel をインストール。 /etc/kernel-img.conf に
postinst_hook = /sbin/update-grub postrm_hook = /sbin/update-grub do_bootloader = no
を書いておいてから、
dpkg --install kernel-image-2.4.18_gate.1.0_i386.deb
再起動。OK。
@ hdc を RAID1 に
cfdisk /dev/hdc で1パーティションに切り、タイプを fd に。 その後 /etc/raidtab を編集。
raiddev /dev/md1 raid-level 1 nr-raid-disks 2 chunk-size 64 nr-spare-disks 0 persistent-superblock 1 device /dev/hdc1 raid-disk 0 device /dev/hda1 failed-disk 1
書いたら hdc を RAID1にし、ext3 ファイルシステムを作成。
mkraid /dev/md1 mkfs.ext3 /dev/md1
@ hdc へシステムをコピー
シングルユーザモードで再起動し、/dev/md1 (hdc) へコピー。
cd / mount /dev/md1 /mnt cp -a /bin /mnt/ cp -a /boot /mnt/ cp -a /cdrom /mnt/ cp -a /dev /mnt/ cp -a /etc /mnt/ cp -a /floppy /mnt/ cp -a /home /mnt/ cp -a /initrd /mnt/ cp -a /lib /mnt/ cp -a /opt /mnt/ cp -a /root /mnt/ cp -a /sbin /mnt/ cp -a /tmp /mnt/ cp -a /usr /mnt/ cp -a /var /mnt/ cp -a /vmlinuz /mnt/ cp -a /vmlinuz.old /mnt/ mkdir /mnt/mnt mkdir /mnt/proc
/mnt/etc/fstab を編集し /dev/hda1 のところを /dev/md1 に。RAID1ディスクをルートパーティションにする。 書き換えたら
/umount /mnt
し、再起動。
kernel /boot/vmlinuz-2.4.18 root=/dev/md1 ro ide0...
で起動できる事を確認。
@ GRUB での起動でも /dev/md1 を root に
/boot/grub/menu.lst を編集。kopt を
# kopt=root=/dev/md1 ro ide0=0x1440,0x1436 ide1=0x1438,0x1432
に書き換え、update-grub。
@ hdc から起動できるように
grub-install で hda から起動できるように先にしてあるが、次に hdc 側からも起動できるように。 この段階では grub-install だとエラーになるので、grub で直接。
grub grub> device (hd0) /dev/hdc grub> root (hd0,0) grub> install /boot/grub/stage1 d (hd0) /boot/grub/stage2 0x8000 (hd0,0)/boot/grub/menu.lst grub> quit
という構成になっているので hda 側のケーブルを抜き、hdc だけ接続した状態で起動してみる。OK。
@ hda 側を消して RAIDに参加 (失敗)
両方のHDDを接続してroot=dev/md1 で再起動。 cfdisk /dev/hda し、1パーティション・type fd に。
/etc/raidtab を編集。 /dev/hda1 を failed-disk から raid-disk にする。 で、
raidhotadd /dev/md1 /dev/hda1 md: trying to hot-add to md1 ... md1: disk size 80413248 blocks < array size 80418112 /dev/md1: can not hot-add disk: too small disk!
あれ? cfdisk で確認。
/dev/hdc 16 Heads, 63 Sectors, 159560 Cylinders 82348277760 bytes /hdc1 82348.28MB /dev/hda 255 Heads, 63 Sectors, 10011 Cylinders 82348277760 bytes /hda1 82343.28MB
おーまいがー。一緒に買ったディスクなのだが、パーティションを切ると5MB違う。
さて。 hda を /dev/md2 にして /dev/md1 -> /dev/md2 してから再度、hdc を /md2 にして... というのも思い浮かんだのだが、やっぱりあきらめて最初からやりなおす。 hda と hdc のケーブルを入れ換えて hdc 側に(ほんのちょっと)小さいディスクを配置。
で最初から、やりなおして次のセクションへ。
@ hda 側を消して RAIDに参加 (成功)
両方のHDDを接続してroot=dev/md1 で再起動。 cfdisk /dev/hda し、1パーティション・type fd に。
/etc/raidtab を編集。 /dev/hda1 を failed-disk から raid-disk にする。 で、
raidhotadd /dev/md1 /dev/hda1
リカバリが始まる。
lv /proc/mdstat
ちゃんとリカバリしている模様。年末にやった時は一瞬で終わってしまったのだが、あれ本当にリカバリしていたのかなぁ。今回はじめて recovery している様子が見れた。一安心。 560min ほどかかる予定。
@ swap 作成
RAID1上だと遅いんだろうな。メモリ512MBなので、一応作っておく。
dd if=/dev/zero of=/var/swap bs=1024 count=524288 mkswap /var/swap swapon /var/swap lv /proc/swaps emacs /etc/fstab /var/swap none swap exec,dev,suid,rw,sw 0 0
RAIDのリカバリが時間がかかるので、hda 側でブート設定は明日にもちこし。 他の設定をちゃっちゃか始める。
@ 以下予定
hda 側でのブート設定。
grub grub> device (hd0) /dev/hda grub> root (hd0,0) grub> install /boot/grub/stage1 d (hd0) /boot/grub/stage2 0x8000 (hd0,0)/boot/grub/menu.lst grub> quit
で両方のHDDでブートできることと、データが複製されている事の確認をする事。
- [ Debian お仕事 ] Debian インストール (2003-12-15)
- QEMU を使って Debian GNU/Linux 上で Windows... (2005-04-08)
- 納品前日なのに /var が壊れた! HDDからのブートで Debian ... (2005-09-27)
- [ お仕事 ] サーバ構築開始 (2003-12-09)
- Debian Linux kernel 2.6.23 をビルドする。 (2007-12-23)
2005年1月17日 (月)
■ サーバのファイルシステムトラブル

dselect からアップデートをかけている時にエラー。 read only で書き込めないという主旨の。
???
チェックすると一般ユーザからも root からも全く書き込めない。
EXT3-fs error (device md(9,1)) in start_transaction Jornal has aborted
とエラーでまくり。 やばい。
libc6 とかのアップデート中なのでビビる。
- [ Debian ] GRUB でソフトウェアRAID1 ブート設定 (2004-01-05)
- ActivePerl で Ming (2005-02-23)
- Cache::Memcached 1.14 の Perl 5.005_03 対応 (2004-07-31)
- [ WiKicker ] キャッシュまわりにバグ (2004-06-05)
- Apache でミラー proxy (2002-04-17)
2006年1月16日 (月)
■ USB HDD 上に ext3 ファイルシステムを作ろうとしたらフリーズ

会社で使っている Linux サーバ (DELL PowerEdge 2600)内のファイルについて、バックアップをとっていないのがずっと不安であった。
なので、まずは外付け HDD を接続して pdumpfs でバックアップしておくことにした。
以下の実作業は松下君が行ってくれたもの。
電源内蔵の HDD BUFFALO HD-H300U2 を購入。 比較的人気なのか、市場では品薄の様子。
購入時は FAT32 で1パーティションでフォーマットされている。 なんかいろいろソフトが入っているみたいだけれど、まあ使わないからいいや。 さっそく接続して mkfs.ext3 でファイルシステムの作成。
ここでトラブル。
inode table を書き込んでいる途中で進行状況を示す数字のカウントアップがだんだん遅くなっていき最後には止まってしまった。 おかしいなと思っているうちに Linux 自体がフリーズ。 SSHもWebも接続できないし、コンソールも反応なし。
一瞬「マズ。もしかして間違えて、システムの入っているパーティション指定しちゃった?」と思ったが、再起動すると問題なく立ち上がって一安心。
うーん。原因はなんだろう。いまだに Red Hat Linux 8.0 で Linux kernel も 2.4.20 のままなんだけれど、そのあたりに何かあるのだろうか。
- ファイルシステム作成はノート PC でやっておいた (2006-01-17)
- [ Debian ] GRUB でソフトウェアRAID1 ブート設定 (2004-01-05)
- 私的10大ニュース2004 [ comp ] (2004-12-31)
- 今日のさえずり - スポーツの制裁金ってどこにいくのだ? (2008-06-11)
- [ Debian ] ThinkPad X31 にインストール (2003-12-03)
2006年1月17日 (火)
■ ファイルシステム作成はノート PC でやっておいた

昨日のHDD問題であるが、今日再度試してみたもののやはり途中で止まってしまう。
しょうがないので自分のノート PC 上で ext3 ファイルシステムを作成してからあらためて接続。 マウントは DELL PowerEdge 2600でも問題なくできた。 cron で毎夜実行している pdumpfs のバックアップ先を、USB HDD 側に変更しておく。 ちゃんと書き込めているか後で確認。
- USB HDD 上に ext3 ファイルシステムを作ろうとしたらフリーズ (2006-01-16)
- DAR で差分/増分バックアップ (2005-04-02)
- 納品前日なのに /var が壊れた! HDDからのブートで Debian ... (2005-09-27)
- お買い物 (2004-01-02)
- 私的10大ニュース2004 [ comp ] (2004-12-31)
2006年2月23日 (木)
■ Debian Linux kernel 2.6.15 ビルド

ThinkPad X31 用に 2.6.15 の Debian kernel パッケージ構築を行う。 インストールしてある Debian 標準の 2.6.15 のパッケージの設定 /boot/config-2.6.15-1-686 をベースに設定を行いビルド。
#apt-get build-dep linux-image-2.6.15-1-686 #exit $mkdir -p /usr/local/src/linux $cd /usr/local/src/linux $tar jxvf /usr/src/linux-source-2.6.15.tar.bz2 $cd linux-source-2.6.15 $cp /boot/config-2.6.15-1-686 .config $make menuconfig $make-kpkg clean $fakeroot make-kpkg --revision=sebastian.1.0 kernel_image $cd .. $su #dpkg -i linux-image-2.6.15_sebastian.1.0_i386.deb
ブート後 Kernel panic。
標準の設定では IDE 関係がモジュールになっているのを見落していた。もう一度設定を修正してビルドしなおして起動。 Linux を使い始めたころ ext2 をモジュールにして失敗したことがあり、ファイルシステム関連は忘れずチェックするようにしているのだが、IDE 関連はノーチェックだった。
@ MADWIFI
module-assistant prepare module-assistant auto-install madwifi
- Debian Linux kernel 2.6.23 をビルドする。 (2007-12-23)
- Debian GNU/Linux sid 環境を新 HDD へ (2006-07-29)
- Skype が鳴らないので ALSA にしてみる (2005-01-28)
- [ ThinkPad X31 ] Linux kernel を 2.4.2... (2004-03-04)
- ThinkPad X31 と Linux kernel 2.6 (2006-02-22)
2006年6月10日 (土)
■ WiKicker における PageName 最長文字数

WiKicker では PageName を エンコードした文字列を URI に埋め込んだり、サーバで保存する際のファイル名にしたりしている。 このため、PageName の最長文字数はそれらの最長文字数に依存しているはずである。
今まで確認を後回しにしていたのだが、新しい機能の追加の際に確認しておく必要があるので調査してみた。
@ WiKicker の実装
WiKicker の実装がらみとして最長を決める要素としては
- PageName の UTF-8 表現を URI エスケープしてページ URI に含めている。→ URI、HTTP、HTML、Web サーバ、Web ブラウザの実装による最長の制約
- PageName を base64 にエンコードしてファイル名にしている。→ ファイルシステムのファイル名、パス名の最長の制約
がある。
@ 各仕様等による制約
- HTTP では URI の長さには制限なし (RFC2616 3.2.1)
- Web サーバは Request-URI が長いと 414 Request-URI Too Long を返す (RFC2616 10.4.15)。Apache は LimitRequestLine ディレクティブにより、URI を含むリクエスト行のサイズを制限することができる(配布時には 8190)。
- Internet Explorer が扱える URL の長さは 2083文字。
- ext2 はファイル名は 255文字まで(増やすこともできる)。
- 手元の Linux 2.6.15 で試したところ、パス名は 4095文字まで。
@ WiKicker で問題が出ない PageName 最長文字数
上記の中ではファイル名による制約が一番大きい。
WiKicker 内部でファイル名として base64 (の亜種) でエンコードしたものを使っているので、元の文字列はは最長 189バイトまでなければならない。base64 だと3バイトで4文字になるため、189バイトで 252文字となる。
WiKicker ではここでさらにファイル名に ',v'、'-lock' をつける事があるので、実際には元の文字列は最長 186 バイトまでとなる。
PageName が 186 バイトまでだとすると、URL エスケープしたとして558バイト。 WikiEngine のスクリプトの URL や他のパラメータとあわせても、これぐらいなら大丈夫のはずである。
ということで WiKicker では Linux 上だと通常 PageName は 186 バイトが最長と言ってよさそうだ。 日本語の文字はだいたい UTF-8 で3バイトになるので、62 文字までということになる。
そのうち、WiKicker に制約チェックを入れることにしよう。 そのうち。
- Windows 上での Apache 2.0.53 では PATH_INF... (2005-04-10)
- WiKicker 0.35 リリース - 添付機能の修正など (2006-06-20)
- 最後がピリオド(.)で終わるファイル名をつけられない (2005-04-19)
- WiKicker 実装 (2002-10-20)
- AWStats 6.0 (2004-05-21)
2006年8月8日 (火)
■ Linux で使えるデスクトップ検索ツール Beagle でローカルファイルを検索

Windows だと Google Desktop でローカルファイルの検索ができるのだが、残念ながら Linux 版はでていない。 そこで Beagle を入れてみることにした。
Beagle はデーモン形式のバックエンドと、検索インタフェースであるフロンエンドに分かれたているデスクトップ検索ツールである。
ファイルシステム上にあるテキストファイルだけでなくメールや、Firefox でアクセスしたページ、OpenOffice.org や Microsoft Office のファイルなどをインデックス化し検索できるようにすることができるらしい。
@ ちなみに今まで
ローカルファイルの検索は
| メール | Mew 4 での検索(with Namazu)。 |
| nDiki 記事 | howm で記事ソースデータを検索 (方法)、あるいは www.naney.org 公開記事を Google で。 |
| メモ | howm。 |
| 開発中のソースコード | Emacs の grep-find でだいたい事足りる。たまに ack。 |
| 仕事のメモ | できるだけ社内 Wiki か社内 Blog に書いておいて Hyper Estraier。 |
| その他 | grep 程度。 |
といった感じかな。
それ以外はだいたいファイルの位置をうろ覚えしているので、何カ所か探せば見つかることが多い。
問題はうろ覚えの場所になかった時。 その時はなかなか見つからない。
そんなファイルを見つけるのが楽になれば、導入効果あり。
@ インストールして試してみる
@ Linux kernel の inotify を有効にする
まずは Linux kernel の設定を確認。inotify が有効になっている方が良いらしい。 この間ビルドした時の .config を見て
CONFIG_INOTIFY=y CONFIG_EXT2_FS_XATTR=y CONFIG_EXT3_FS_XATTR=y
となっていることを確認。
@ /home の extended attributes を有効にする。
/etc/fstab を編集し、
/dev/hda4 /home ext3 defaults 0 2
を
/dev/hda4 /home ext3 defaults,user_xattr 0 2
に変更する。書き換えたら、
mount -o remount /home
でマウントしなおす。
@ Beagle のインストール
@ Beagle を起動
一般ユーザで
beagled
で起動する。停止は
beagle-shutdown
で。
@ Beagle を設定
beagle-settings
で設定 UI を起動し、インデックスに含めたくないディレクトリなどを設定。
@ 検索してみる
beagle-search
で検索 UI を起動し検索してみる。 日本語も OK のようである。
GNOME 環境をほとんどインストールしていなかったので、検索結果からファイルを開けずつまらなかたので gonome-control-center、gnome-panel あたりをインストールして環境設定等をしてみた。
@ Firefox 拡張
xpi ファイルを入れておく。 後は普通に閲覧したページが、Beagle でインデックス化されて検索できるようになる。
設定してしまえば、以前開発して使っていた WWWOFFLE + Namazu よりお手軽である。
@ 感想
デーモンが逐次インデックス化していくので、明示的定期的にインデクサを走らせなくていいというのは楽でいい。
日本語関連がどの程度うまく検索できるのか、検索結果は使いやすい順に出力されるのかが未知数。 しばらく遊んでみて便利かどうか確かめてみたい。
- Linux 母艦ノート PC を使わずに仕事ができるかチャレンジ (2007-08-20)
- Google Desktop Linux 版をインストール (2007-07-02)
- メールボックスを Gmail に集約 (2007-08-08)
- Debian GNU/Linux に Hyper Estraier 1.2... (2006-05-31)
- Hyper Estraier で社内 Web コンテンツ検索 (2006-06-01)
2007年2月2日 (金)
■ DiKicker に grep 検索機能を追加

DiKicker には自動リンクベースの記事串刺し表示機能があって、同じキーワードを含む記事をまとめて読むことができる。 結構便利なのだが、この機能ではキーワードの設定は Blog の書き手に委ねられている。
社内で DiKicker を一部使ってもらっているのだけれども、それら他人の Blog を読んでいると「あのキーワードで串刺し表示したいな」と思うことがしばしばあることに気がついた。 やはり任意の文字列で串刺し表示する機能が欲しい。
書き手にとっても「自動リンクキーワードにするような文字列ではないけれども、串刺しで読みたい/探したい/見せたい」と思うことが少なからずある。
ということで、検索ベースの串刺し表示機能を実装してみた。
@ grep ベース
実現には全文検索を行う必要があるが「設置・運用の手間」「ディスク容量」という点から、事前にインデックスを生成するような方法は今回は避けようと思う (www.naney.org 上で自分が使う上での制約からくる理由が一番大きかったりする)。
ということで今回は grep 型で実装することにした。 もともと WiKicker の方の検索機能も現在のところ grep 型である。 WiKicker では自前で WikiPage をスキャンしているが、DiKicker では grep コマンドに任せることにした。 こういうのは専用の grep を使った方が速いはず。呼び出しは
grep -Flre $escaped_string dir...
というオプション指定。Web ページとしてのページングなどは、自動リンクによる串刺し表示機能のものを流用。
で試したところ www.naney.org サーバでは、load averages が 1 以下の時でだいたい50秒前後。対象ファイル数は 2800弱。予想より時間がかかる。
ただし1回実行した後、ファイルがファイルシステム/OSのメモリ上にのっている状態では 0.1秒程度で完了する。
検索結果ページの permalink が検索エンジンにそれなりに捕捉されて、定期的にアクセスがあるようになれば、ファイルがメモリにのっている割合が増えるであろうから平均して実用に耐えられる速度が出るかもしれない。
今後は様子をみながら検索結果のキャッシュ等を処理を整備していく予定。
- WiKicker 0.420 リリース - 変更いろいろ (2007-05-30)
- Debian GNU/Linux に Hyper Estraier 1.2... (2006-05-31)
- [ WiKicker ] 憧れのサイドバー (2004-01-23)
- [ WiKicker ] WikiPage のHTMLレンダリング結果のキ... (2004-02-14)
- [ WiKicker ] キャッシュまわりにバグ (2004-06-05)
2007年12月23日 (日)
■ aufs を使って Web サイトのドラフト作成する

この nDiki はローカル PC 上で Emacs で記事ファイルを書き、出来上がったら Unison で Web サーバと同期させる形でアップロード・公開している。
この方法で一つ問題なのは「書きかけの記事ファイル」の扱いが面倒なこと。 書きかけの記事ファイルがある状態で Web サーバと同期するとそれが公開されてしまうのでまずい。しかし完成している記事ファイルがあるならばそちらは同期して順次公開したい。 同期する時には書きかけの記事ファイルを退避させればいいのだが、思いっきり面倒。
ということで手元で公開用 (Web サーバ と同期用)のディレクトリツリーと、ドラフト用(ローカルの Web サーバでのレビュー用)のディレクトリツリーを分けられるようにすることにした。 この2つのディレクトリツリーの差分となる草稿・更新ファイルは aufs を使うことで簡単に管理することができる。
@ aufs
aufs は stackable unification filesystem の一つ。 同様なものとしては UnionFS がある。 UnionFS よりも aufs の方が評判が良いようなので今回は aufs を使うことにした。
aufs では複数のディレクトリ(ブランチと呼ぶ)をオーバーレイさせて、1つのディレクトリとして扱うことができる。 公開用ディレクトリツリーに、ドラフト用ディレクトリツリーをオーバーレイさせることで、元のディレクトリには変更を加えることなく透過的に変更できる仮想的なディレクトリツリーを作ることができる。
@ aufs のインストール
Debian GNU/Linux sid へはkernel 再構築とあわせて module-assistant でインストールした。
@ マウント
以下のように3つのディレクトリを作ってマウントする。
- /home/naney/www.naney.org
- 公開用ディレクトリツリー。本番モノ。公開サーバと同期する。
- /home/naney/draft.naney.org
- 草稿や修正されたファイルが書き込まれるディレクトリツリー。
- /home/naney/next.naney.org
- 公開用ディレクトリツリーに、草稿や修正されたファイルが仮想的にオーバーレイされたディレクトリツリー。プレビュー用。
mount -v -t aufs -o br:/home/naney/draft.naney.org=rw:/home/naney/www.naney.org=ro none /home/naney/next.naney.org
公開ディレクトリツリーは read only に、草稿用のディレクトリツリーは read - write になるように指定する。
これで /home/naney/www.naney.org 以下はいじらないまま、/home/naney/next.naney.org 上で草稿を書いたりファイルを編集したりすることができる。 /home/naney/next.naney.org 以下で追加したファイルや、変更したファイルは aufs が /home/naney/draft.naney.org 上に保存してくれる。
完成したものを /home/naney/draft.naney.org から /home/naney/www.naney.org に順次反映させ(移動し)、公開サーバへ同期することで公開していくことができる。
手元ではいろいろ書き散らせておけるのは、これは便利。
マウントオプションは他にいろいろあるようなので、こまかい設定は見直すかも。
@ その他
ファイルシステムレベルの処理なので、アプリケーション側では何も手を加えなくてもよいのが良い。
今回は公開用とドラフト用としたが、公開用と未公開用をローカルでミックスして表示するようにしたり、複数ユーザのコンテンツディレクトリを仮想的に1つにまとめたりと、いろいろ面白い使い方ができそうだ。
- aufs で inotify を使ってブランチ上の直接の変更をすぐに反映させる (2008-01-05)
- はいぱー日記システムで日記を開始 (2001-05-11)
- はてなブックマーク上の最新ブックマークを nDiki に (2005-05-16)
- skkinput がよく落ちるので uim-skk に乗り換え (2005-09-22)
- flickrfs で Flickr をマウントして写真をコピーする (2008-02-21)
2008年2月21日 (木)
■ flickrfs で Flickr をマウントして写真をコピーする

Flickr 上の画像を読み書きするのに、Linux 的にはやっぱりファイルシステムとしてマウントして処理したいと考える。 もちろん世の中そういうのを作っている人がいるわけで、それが flickrfs。 セットアップしてみた。
@ セットアップ
@ インストール
flickrfs Debian パッケージを Debian GNU/Linux sid BOX へインストール。
@ FUSE の設定
Linux 上の自分のアカウントで FUSE を使えるようにする。
adduser ユーザ名 fuse
@ flickrfs の設定
~/.flickrfs 上に設定ファイルを用意する。
mkdir ~/.flickrfs emacs ~/.flickrfs/config.txt
config.txt:
[configuration] browser:/usr/bin/iceweasel set.sync.int:300 stream.sync.int:300 add.default.tag:no APIKey:xx Secret:xx
@ ~/flickr にマウントする
cd mkdir flickr flickrfs flickr
@ 見てみる
自分のセットの一覧が出る ls ~/flickr/sets セットの中の画像ファイルリストを見る ls ~/flickr/sets/<セット名> 自分のタグ別ディレクトリアクセス用ディレクトリ 自動的には何も取得されない ls ~/flickr/tags/personal Chicago タグのファイルリストを見る mkdir ~/flickr/tags/personal/Chicago ls ~/flickr/tags/personal/Chicago パブリックのタグは ~/flickr/tags/public/<タグ名> で
メタデータは「.<タイトル>.jpg.meta」ファイルで読み書きできるらしいが、試していない。
@ アンマウント
fusermount -u flickr
@ メモ
指定したタグ中の同じタイトルの写真はどれか1つかアクセスできないみたい。
- sid の CinePaint がプラグイン読み込みでエラー (2006-04-15)
- FreeMind でマインドマップ (2005-06-02)
- 研究室 OB Twitter-ers と秋葉原で飲んだ (2008-09-11)
- デジカメ写真管理ソフトウェア digiKam (2006-03-10)
- Debian GNU/Linux で Dropbox (2008-09-16)
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Related web page
ext3<strong>ファイルシステム</strong>で沢山ファイルを作るとき hased b-treeを使用し、ファイルが多いディレクトリ内での検索(と言うか参照)を高速化する。 [Linux Tips filesystem/ext3より引用] って事なので、調べてみると # tune2fs -l /dev/sda3 |grep features Filesystem features: has_journal filetype needs_recovery sparse_super large_file と、dir_indexが使われていないので # umount /dev/sda3 # tune2fs -O dir_index /dev/sda3 # e2fsck -fD /dev/sda3 # mhttp://on-o.com/page/diary/20080105.html#p03
初登場になります、酒井といいます。 今回は Six Apart のサービスで使われている MogileFS という<strong>ファイルシステム</strong>を紹介したいと思います。MogileFS については、日本語の情報はあまり…、というかほとんどない状況ですので参考にしていただければと思います。では早速。。。 MogileFS とは MogileFS とは、Perl で記述されているオープンソースな分散<strong>ファイルシステム</strong>です。 プロジェhttp://www.sixapart.jp/techtalk/2006/10/dev_mogilefs.html
システムエリアに続いていくつかのボリューム記述子が並びます(§6.7)。 各ボリューム記述子は1セクタを占める構造体で、 ボリュームに関する情報(ボリュームや作成者の名前、 パステーブルやルートディレクトリの位置、 ブート情報など)を保持します。 基本ボリューム記述子(Primary Volume Descriptor, PVD)(§6.7.1.1) ボリュームに関する基本的な情報を含みます。 識別子はd文字・ a文http://euc.jp/periphs/iso9660.ja.html
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