過去の3月12日より。
先日メールサーバのメンテをしていたら、自分のアカウントにメールが700通弱たまっているのを発見。
常用しているバーチャルドメインの naney@example.co.jp の方はもちろん定期的に fetch している。 naney 宛のメールも全て naney@example.co.jp に流れると勘違いしていた。 UNIXアカウントの方にもたまっているとは思っていなかったので見落し。マズイ。
vpopmail のPOPサーバから吸い出そうとしたところ失敗。
maildirmake maildirmake $HOME/Maildir echo $HOME/Maildir/ > $HOME/.qmail
naney UNIX用アカウント用の maildir を作成し.qmail を書いて、mbox からこちらへ一旦流すことで吸い出せるようになった。
幸い「メーリングリストが配送するメールの中に配送できないアドレス(退職により削除されたアドレス)があるよ」というエラーメールがほどんどで、重要なものはなかった。 一安心。
/var/spool/ml/etc/qmail/alias 以下にある設定ファイルで、転送先が
naney
となっているのを
&naney@example.co.jp
に修正し、vpopmail 上のバーチャルアカウントの方に届くようにする。
for f in `grep -l naney .*`; do echo '&naney@example.co.jp' > $f ; done
以前 qmail+vpopmail+fmlの設定をした時にこれらのファイルを ~vpopmail/domains/example.co.jp/ にコピーしたのだが、確認したところ実はこれは不要だった。削除。
体調不良。
機能のオフィスレイアウト変更で軽い筋肉痛なのは良いとして、それとは別にどうも血の気が引いているのか、後頭部が少し重く気持ちが悪い。
用心して家でゴロゴロ。
Windows で Web ブラウザは Firefox 3.0 と Google Chrome 1.0 を使っている。 Google Chrome は起動が速いのでちょっとした作業に便利なのだが、やはり拡張機能で固めた Firefox の使い勝手にはかなわない。 Firefox は起動に時間がかかるので、1度起動したら基本的には起動しっぱなしにしておきたいので、タスクトレイに入れておくことにした。
探して見つかったのが DM2。 任意のアプリケーションをタスクトレイに入れることができるソフトウェアである。
最新版 (DM2 1.23.1)が2007年3月でメンテナンスがされているかどうかは不明だが、逆に安定しているのだろうと勝手に解釈してチョイス。
標準設定だとウィンドウの最小化ボタン右クリックでアプリケーションをタスクトレイに入れられるようになるのだが、自分の環境 (Windows XP Home Edition SP3) ではうまく動作しなかったので、最大化右クリックも「タスクトレイに格納」を割り当てた。
昨日14時46分頃に三陸沖で発生した「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震(The 2011 off the Pacific coast of Tohoku Earthquake)」時、東京都千代田区東神田3丁目のオフィスにいた。 電車が止まり夕方になって運転の再開の目処が立たないので、遅くなる前に徒歩帰宅することにした。
距離的には Google マップでも徒歩2時間30分ちょっとで、たいしたことはないのだが心配したのは道の混雑。
2008年の中央防災会議「首都直下地震避難対策等専門調査会」の報告中の帰宅行動シミュレーションでは、混雑度が6人/m^2を超えて満員電車状態になる道路が発生し、歩行速度は1時間400m以下となるとされていたからだ。
もっとも今回は都心部では建物の倒壊や火災もほとんど無く、それほど条件は悪くはないであろう。 ということでバックに地震の後にコンビニで確保していたミネラルウォーターとパンを入れて 18:20 頃会社を出発。
秋葉原駅と浅草橋の中間あたりの美倉橋から、裏道を選びつつジグザグに進み日本橋を通過。ヘルメットを被っているサラリーマン・OLもちらほら。やはりこの辺りの会社はきちんと準備しているんだろうね。 そのまま第一京浜を南下して、思ったほど混んでいなかった銀座を通過。 JR の終日運転見合わせ発表をここで知る。徒歩を選択して正解だった。 新橋で汐留通りに入って大門交差点・芝大門交差点を通り裏から芝公園グランド前交差点と進み日比谷通り。
ここで様子見がてら田町の実家へ立ち寄り。 トイレのガラスのヒビ割れ・風呂釜と浴槽のずれのせいと思われる漏水等の被害があったもものとりあえず母も無事のようで一安心。
トイレ休憩とバナナでの栄養補給(と母のグチの付き合い)を済ませて再び出発。
田町駅西口交差点の陸橋下西側の歩道のバス停あたりが非常に混雑していたので、引き返して横断歩道を渡り、ここからは第一京浜の東側の歩道を南下。
ずっと人の波が続いているけれども普通に流れており不快感を感じるほどではなかった。 第一京浜は田町駅・品川駅間では徒歩的に遠回りすぎない裏道が無いためもっと混雑していることも覚悟していたのでほっと一安心。 札の辻の歩道橋も予想外にスムーズに渡れた。
途中、徒歩帰宅者にプリントアウトした地図を配布している不動産屋や、ウォーターサーバを出して水を提供しているどこかのオフィスのボランティアなどに感銘しつつ品川駅前へ。
そのまま八ツ山橋交差点・新八ツ山橋交差点を通過。 警察が車道を一部臨時に歩道にしてくれていて、ここも混乱なく通過。
あとは途中で住宅街の裏道を通って無事帰宅。
ここまでの旅程はTwitter 上に記録。 途中実家立ち寄りをのぞけば、だいたい普通の徒歩の速さで到着できた。
早く帰宅するのにできるだけ立ち止まらないで歩き続けたいが、歩きながらスマートフォンに目を落とすのは他人への迷惑を避けることも考えて少な目にする必要がある(遠距離の人ならバッテリセーブの点でも)。 情報収集・状況の発信・家族・知人友人との安否情報交換などのためにアクセスしたい気持ちとのジレンマだ。
なお「周りのペースにあわせて歩けない人のケータイ利用」は迷惑。気持ちはわかるけどさ。 あとおしゃべりしながらの「2人以上組」もうちょっと状況を理解した方がいいかと。
都心でのこれだけの人の一斉徒歩移動はめったにできない貴重な経験であった。 (天候・服装・被災状況・パケット通信状況・ネットサービス状況などの)コンディションが今回はまだかなり良かったが、これが直下の場合はもっと過酷なものとなるのであろう。 今回の経験を生かせればと思う。
[ 東日本大震災 ]
マインドマッピングソフトウェアの XMind を使ってみている。ノードをマウスで別のツリーへ移動する時の移動先の指定が他のソフトウェアと違う(普通はつけるノードにドラッグするんだけれど、XMind だと挿入したい位置あたりにドラッグする)、他は直感的に入力できるし画面上であったり PNG 形式エクスポートの感じも綺麗でいい感じ。ただデスクトップアプリケーションなので、まあ普通なんだけれどマインドマップ毎にファイル名をつけて保存して管理しなければならないので、ちょっとした考え事を整理するのにはちょっと手間で、心理的にひっかかる。
ということで Web ブラウザから気軽に書けるオンラインのマインドマッピングサービス試してみようかなと。で一番人気っぽい MindMeister を試そうとしたんだけれどサインインするページが HTTPS でなくて、セキュリティ意識の残念さがうかがえて断念。
うーん、ちょっとした考え事の時に階層的にブレークダウンしていくのにいいのないかなぁ。移動中にも見たり検討したりできるように PC 上でも Android デバイス上でも利用できるのがいいんだよなぁ。画面の狭い Android デバイスでもさわるとするとマインドマップでなくて outliner 的なものの方がいいよねぇ。
なんて考えていたら、そうだ Google Tasks があったねと。タスク管理は Remember The Milk を使っているので大して使ったことないんだけれど案外いいかもしれないな。Google Tasks は項目間で親子関係持たせられる(多階層)し、項目の階層の上げ下げや好きな順序への項目の移動ができるし、見出しと本文分けるとかの繁雑さがないし、わりに普通に outliner として使えそう。
とういうことで Google Tasks 見直してみよう。Android 用には GTasks を入れてみた。複数の Google アカウントを扱えること、そのアプリのアカウントをサインアップしなければならないタイプではなくて、Google アカウントだけと連携できることなどが選定理由。しばらくこれでやってみる。
やはり送ったものが相手に届いているのかいないのか、見られたのか見られていないのかがわからないというのは厳しいものがあるなとあらためて認識。
mixi の足あと(現訪問者)しかり、LINE の既読通知しかり。Snapchat も Opened かどうかがわかるようになっているもんね。
Google ドキュメントは鈍重なのでちょっとしたテキストの共有には使う気が起きない。でも Google ドキュメント(Google ドライブ)は Google Apps だとグループ(メーリングリスト)を指定して共有がかけられたれたりしてその点は便利なんだよね。
で「Google Keep でもグループに共有がかけられれば便利じゃない?」と思って試してみた。けど結果的には共有で指定したグループのメーリングリストに通知メールがいくけれども、そこで受けとったメンバがそれぞれが個別にリンクを踏んで、さらにそれでまた「アクセス権限のリクエスト」がこちらに送られてくるとかで期待通りじゃなかった。
iPhone 5c 用の常用カメラを ProCam 3 にすることにしました。
iPod touch (第5世代) では以前もっさりしていた感じだったので Camera+ を選んでいたのですが、iPhone 5c なら問題無いです。
白い紙をファインダーいっぱいに入れて AWB で色温度を調べ、その値でマニュアル固定することできるのが便利(グレーカードだとなお良し)。
ちなみに Camera+ 同様にホワイトバランス設定ができます。ヒストグラム表示機能が無いのでその点で ProCam 3 の勝ち。
無音カメラは OneCam。上記2カメラアプリよりは自由度が低いのでやはり常用という訳にはいかないです。
チームメンバとの one-on-one ミーティングの際に紹介してもらった『嫌われる勇気』を読みました(紹介感謝)。アドラー心理学に著者の持論を加えた「哲学」が哲人と青年という2人の対話の形で語られていきます。著者が重要だとしているところがあらかじめ太字になっていて、そこだけさっと読み返せるようになっているのが良いですね。
読んでいて疑問に感じる点が出てきた頃合いに「青年」が良いタイミングで代わり問うてくれて「哲人」がそれに答えてくれるという流れになっていて、それにのってすっと著者の哲学に引き込まれていく仕組みになっているのは上手いなと感じました。
「他者がどう評価するかは他者の課題であるので、気にかけず嫌われることを恐れず自分の生き方を貫こう」そして「自己受容」「他者信頼」「他者貢献」によって「自己への執着を他者への関心に切り替えて共同感覚を持つ」ことができ、「誰かの役に立っているという主観的な貢献感という幸福」を得ることができるというところが論旨でしょうか。
「課題の分離」という考え方はなるほどと感じました。そういう考え方をもつことでたしかに他者の評価を気にかける気持ちが落ち着いた気がします。
ただ(本書で言うところの)承認欲求を否定しきっていいのかは疑問が残りすっきりしませんでした。他人の期待を満たすために生きるのではないというのは確かにそうなのですが、お互いに依存しあっている社会の中で完全に否定しきれるものなのでしょうか?
本書では他者を「評価」しないのが大切と述べています。褒めたり叱ったりするのは背後に操作という目的があるからであり、またそうされた方は「自分には能力がない」という信念を形成してしまうとのことです。かわりに感謝や喜びを伝えるという「勇気づけ」を勧めています。
論としては理解できるのですが、果たして実際に褒めるということを無くしきっても良いのか確信が得られませんでした。
子供の頃に本で学んだことを両親に話したら「良くしっているね」と褒められて嬉しかった記憶が残っています。その褒め言葉でちょっぴり学ぶ能力の自信が高まりましたが、それで縦の関係による能力のなさを感じることはありませんでした。また褒められたことが一時的な外発的動機づけでしかなかったとも感じていなかった気がします。
「他者への評価」、これについてはもう少し学ばないと実践すべきという判断ができないなと。
本書の内容を手放しに自分の価値観や原則に取り込むべきではないというのが読み終えた感想ですが、違った考え方を得るきっかけになりました。本書の考えの根底にあるアドラーの教えについては、デール・カーネギーも影響を受けているということですしあらためて「人を動かす」を読み返したくなりました。
[ 読書ノート ]
Ulysses for Mac でのファイル操作(シート作成・移動など)が遅いので nDiki 記事ファイルが11,500ぐらいあるフォルダ(階層)を外部フォルダから外してみたところ、すっと速くなりました。残っているのは4,000ファイル弱。
公開している nDiki テキストと非公開な日記やノートを Ulysses でまとめて一つのアプリケーションで検索・編集できるのが便利だったのですが、いったん外したままにしておくことにしました。 nDiki の方は以前のように Emacs で。
Ulysses の強みの一つは unified なライブラリ機能だと思っているので、今後のパフォーマンス改善に期待したいところです。
[ ノート・日記はテキストファイルに ]
クローゼット用に無印良品 ポリプロピレンケース(衣装ケース x 4 と収納ケース x 2)を注文。
妻が MUJI passport があるので妻が注文ということになった。だけれど MUJI.net は別アカウントということで、じゃあ MUJI.net のアカウントを作るところからかとなったんだけれど、既に登録済みメールアドレスと出て実は MUJI.net のアカウントもあったというオチ。
スキルはもちろんなんだけれど、「仕事に対するスタンスや普段の言動」が求められる人材なのか敬遠される人材なのかに大きく影響するなあとしみじみ。
[ COVID-19 ]
スーパーに流れているポポーポポポポが聞ける音声付きミニトイが発売されているのを、先日テレビで取り上げられているを見て知った。欲しい。しかしかなり出遅れで、すでに定価以下で販売されているところが見当たらないので、しばらく見送りにしていた。
しかし、やはり欲しい。
スーパーサウンド『呼び込み君』ミニを製品化した青島文化教材社の公式オンラインショップでの売価と送料の合計した金額をベースに探したところ、近い価格で売っているところがあったので昨日そこで注文してしまった。今日届いたので早速開封。
ポポーポポポポ、いい……。 いらっしゃいませ、いらっしゃいませ(脳内)。20秒じゃ物足りない。エンドレスでポポーポポポポ聞いていたい。
注文ボタンを押した直後に「これ数回押したらすぐ飽きるのでは……」と冷静になったのだが、実際に曲を聞いてみると頭にこびりついて何度もまた実際に聞きたくなってしまう依存性があった。
家族も買ったことを呆れずに面白がってくれているのでちょっと満足。
[ 製品レポート ]
Å
— Naney (@Naney) March 12, 2022
ALAND TOKYO#photography#トイデジ #デジタルハリネズミ pic.twitter.com/gHftq7mVW3
このサイトにあるプロフィールページの構成を見直した。メインのプロフィールページと1年前に追加した /now page、それから履歴書ページとでどこに何を書くかを整理しつつ内容を更新。プロフィールページへリンクしやすいように www.naney.org/Naney という短い URL も合わせて用意した。
この機会に Twitter プロフィールの自己紹介は思い切ってめちゃくちゃ短くして、その代わりに Twitter プロフィールのウェブサイト欄をこのサイトのトップページから上記プロフィールページに変更した。短い方がぱっと分かるだろうというのと、それでありがたいことに興味をもっていただいたなら、プロフィールページも見てみようという気になりやすいかなと。
Naney (なにい) です。株式会社MIXIで SNS 事業の部長をしています。
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