[ コンピュータ書籍 ]
買ってから約1ヶ月。 本屋では動物学・植物学関連のところにあったのだが、やっぱり計算機科学関連の読み物。 創発に関していろいろ考えるきっかけとしてなかなか良かった。 スラッシュドットに対する考察なども興味深い。
本としては脚注が全て巻末にまとめられていて参照しづらい(結局見ていない)のと、日本語としてわかりにくい文が散見された(原文自体がわかりにくいのかもしれないが)のがマイナス。
フィードバックに関する話の途中で出てくる
スレッド型の討論掲示板は、イカレポンチと呼ばれる特殊な生き物にとって、理想的な生態環境となった。 イカレポンチは、ある特定の問題や解釈モデルに執着し、どんな議論であろうと自分の世界観を勝手に述べ立てて平気で、どうやら生業も家族生活もないので、ちょっとした挑発ですさまじいレスを返してよこす。(中略) あらゆる会話を自分の持つ特定の話題につなげないと気がすまず、自分のルールにしたがわない会話すべてに逆らう連中。(pp. 161-162)
という辛辣な表現は刺激的。ちなみにこの後、
ROMを考慮すると、スレッド型議論は実は伝統的な対面講義よりもインタラクティブ性が少なく、夕食のテーブルを囲んだ会話に比べればまるでインタラクティブではない。そこでならいちばん寡黙な参加者ですら、身振りや表情で参加する。(p.163)
と続く。
[ 読書ノート ]
出し汁を使った料理(鍋など)を沢山食べた次の日、トイレに行くとアレがだしっぽいという話をしたのだが誰も同意してくれなかった。
会社近くのビルの閉じたシャッターの前で、ホームレスが寝ていた。 脛のところに錆びたカッターナイフが置かれていた。 先に奪われたらより形勢が悪化すると思うのだがどうなのだろう。
地元の駅前に金属バットを持った女性のホームレスを最近見かけなくなった。 一振りの攻撃範囲が広い分こちらはこわい。
sarge リリース後 sid の mew パッケージが 4.2 に上がっていたのだが、様子見でしばらく 3.3 のままホールドしていた。
本日ホールドを解除して 4.2 へ。ホームに古い mew-nmz.el が残っていたため最初エラーで起動しなかったが、それを削除したら特に設定変更もなく移行完了。
3.3 より随分軽快になっているんだ。はやく上げておけばよかったかな。 Summary mode の表示は以前通り body 無しに変更。
spam メールは procmail で bogofilter (with nkf + KAKASI) しているのだが、以前からちょっと挙動が変である。 すり抜けてきた spam メールをあらためて、bogofilter で判定してみると spam メール判定になることがしばしば。
ということで、Mew を 4.2 にアップデートしたついでに spam フィルタを bsfilter にかえてみることにした。
sid のパッケージはちょっと古いので、tarball を持ってきて /usr/local の下に展開。
.procmailrc に以下を追加:
#------------------------ # bsfilter #------------------------ :0 HB: * ? /usr/local/bsfilter-1.0.7/bsfilter/bsfilter $HOME/Mail/newspam/.
それから Mew の方は /usr/local/bsfilter-1.0.7/mua/mew4/ の下の emacs.el と mew.el をロードするようにしておく。
今回は収集済みの spam メールをまとめて登録することなく、新着のもののみポチポチ登録しているのだがそれでも十分振り分けてくれる。
使い始めの感蝕としては、 bogofilter より bsfilter の方が積極的に spam メール判定になっている感じだ。bigram による傾向なのかな?
GTD では、収集バケツからのワークフローが有名である。 しかしあまり取り上げられることが少ないのだが、かなり重要だとここ最近思っているのが「自然に計画するためのモデル」である。このモデルでは、次の順に頭を動かしていく。
(仕事を成し遂げる技術 p.85)
ついとりがちなのは「反応型の計画モデル(不自然な計画モデル)」で、目先の行動で行き詰まって手遅れながら逆順にステップをあがっていくというものである。
GTD というと細かい「次の行動」をガンガン進めていくという印象があるが、それらの行動は(意識的に、あるいは無意識的に)目標からブレークダウンされたものでなければならない。
「自然に計画するためのモデル」はハワード・ゴールドマンの High-Performance OS に通じるところがある。 High-Performance OS でも
というように、目的・目標から始める。 重要。
大きなミッションでは、まず計画フェーズでこれらを熟考する(マズイ、何となくでいってしまうことも多々アリ)。
しかし比較的小さな規模の(GTD でいうところの)プロジェクトは、つい反応的に行動をとってしまいがちである。 依頼のままのアクション・思いついたアクション・やりやすいアクション・面白そうなアクションから手をつけて、結果的に忙しい割にはあまり成果が出ていないこともしばしばだ。
もっとゴールを見据えて効果的に行動していきたいところである。
前から Windows デスクトップ PC をデュアルディスプレイ化したいと思っているのだけれど、予算等々の都合で実現できないでいる。 隣りに置いている Linux ノート PC のモニタを、Windows のセカンダリディスプレイのモニタにできないかとちょっと調べてみたところ、ZoneScreen + UltraVNC でソフトウェア的に何かできそうなので試してみた。
ZoneScreen は Windows 上に仮想ディスプレイを作成するソフトウェア。 ZoneScreen 間でリモートの仮想ディスプレイを表示させる機能もあるようだが、Linux 用はないので、Linux 上での表示は VNC に頼ることにする。
仮想ディスプレイを作るというのが肝だ。でないと同じ画面を共有するだけでつまらない。
ZoneScreen1.0.10.0 http://www.zoneos.com/zonescreen.htm をインストールして起動。 ウィザードに従って進めていくと、仮想ディスプレイが作成される。 Windows の[画面のプロパティ]の[設定]にもきちんとディスプレイとして現れるようになる。
次に UltraVNC 1.0.8.2 をインストールして起動。 VNC 的に普通に設定してから、Linux 上で VNC クライアントを起動して接続。 お、と思うもプライマリディスプレイの内容しか転送されてこず。
ずいぶんいじって結局、UltraVNC の Edit Setting ツールを起動して [Screen Capture] で [Show Secundary Display](スペルは表示通り)をチェックすることで、セカンダリディスプレイの内容を VNC で送れるようになった。
で使い勝手であるが自分の環境では
とちょっと残念な状態だった。 この辺は設定なんかを調整すれば改善されるのかな。
しかしやはりデュアルモニタにはぜんぜん敵わなさそう。 モニタともう1コディスプレイ出力ください。
1週間ほど前に家族がアデノウイルスで熱を出して潜伏期間5~7日ぐらいで伝染ってるかなぁと思ったらやはり伝染ってた。
のどちんこがビローンとなってきて、昨日の夜に38℃超え。
もう状況的にアデノウイルスっぽい。抗生剤が効かず*1、しばらく熱が上がったり下がったりだろうということで、今日は休んで病院へ。
喉の奥に綿棒つっこんでオェーとなる検査をやって(一発目、つらくて反射的に先生の腕を押し返してしまった)結果陽性。アデノウイルス咽頭炎との診断。
大人への感染の心配は食器共有しなければOK。対処療法としてのどの薬を飲んでおくぐらい。大人なので5日はかからないかもしれないとのこと。
定番のセット。5月の時と同じ。1日3回7日分。
そしてつらい時ように解熱剤。1日3回まで。
オフィスのドリンクベンダーが10:00前後にメンテナンスするか否かという話はありますけれども、まあメンテナンス時間の話はおいておいてもう少しコーヒーのおいしさアップすると嬉しいなと思う今日この頃であったりするけれども、フリーだし贅沢はいいませんけれども、やはりたまにおいしいコーヒーを飲みたいことはあるわけで。
昼休みに外に出たついでにコンビニでコーヒーを買って帰るといってもなんだかなという感じだったので、たまに噂になっているらしい会社裏の THE COFFEE HANGAR に行ってみた。
初チャレンジ。 (@ THE COFFEE HANGAR) http://t.co/g4ve8kRNmN
— Naney (@Naney) July 9, 2013
今日のアイスコーヒーで350円。丁寧にコーヒーを淹れてくれる。澄んだ感じでかつコーヒーの味と苦みのしっかりするいいコーヒーだった。
近くにこういうショップがあるとイイネ!
スクラムおじさんの、はらかち氏によるアジャイルソフトウェア開発についての勉強会「アジャイル開発勉強会」。マスター・センセイよろしくお願いします。
価値・原則・プラクティスが大切、原則があってプラクティスを実行して価値が生まれると。アジャイルサムライでこの原則を学びましょうということで、アジャイルサムライ第1章「ざっくりわかるアジャイル開発」を輪読。音読で順番に読むのかなり久しぶりだけれど、復習にいいかも。
計画は変えていくけれど、立てないわけじゃない(はらかち氏)。
「アジャイル開発の原則: 『顧客満足を最優先し、価値のあるソフトウェアを早く継続的に提供します。』 p.8」はユーザーサポートでも「顧客満足を最優先し、価値のある回答を早く継続的に提供します。」と言い換えて原則とすべきだなーと。
青山オーバルホールのやよい軒は各席に注文用のタッチパネルがあって無駄にハイテクなのだけれど、今日通された席だけぶっ壊れたのか取り外されていて自分だけ直接店員さんを呼ぶというシチュエーション。ちょっときょどったのか、メニューに大戸屋ランチが見つからないと一所懸命探していたんだけれど、ここはやよい軒だった。
あとは、「自分たちがサービスを楽しんで、それがこぼれ落ちるように伝わっていくと嬉しい。」という話をあらあめてしてみたり。
モヤイ像といえば「渋谷」という人も多いみたいだけれど、モヤイ像といったらやはり新島。しかし新島といえば、アレですね、ナンパ島(今は違うらしいけれど)。もちろん実体験は無いんだけれど、たしか NINETEEN 19 かなにかの漫画でそういう話題が出ていた気がする。気になるあの子が新島いっちゃうよ的な。
島ってほとんどいったことがないので島もいいな。
月曜日に修理依頼したエアコンの修理にサービスマンがきてくれました。
作業完了報告書より
症状: 冷え悪い(全体的に) 処置: 調整・清掃 原因: フィルタ詰まり
ガスは抜けていないので、熱交換器・送風ファンのホコリ詰まりが原因とのことでした。吹き出し口に手を当てると、向かって右側は冷たい風が出ているが中央の左よりの部分は風が出ていない状態でした。
今日の作業ではクリーニングはできないのでいったんここまで。
利用頻度にもよりますが冷暖房で2シーズン使えば、これぐらいの周期で症状が出るようです。
解消するには別途クリーニング業者を呼んでクリーニングしてもらうか、オフシーズンまで待ってメーカーのクリーニングサービスを利用するのが良いとのことでした。
メーカーのクリーニングの場合は10月頃にエアコン自体を持ち帰って分解清掃する形ということで25,000円 + 出張料2,400円かかるとか。一般の業者よりは結構高め。まるごと持ち帰って1〜2週間は戻ってこないのでオフシーズンにしかやっていないとのことです。分解清掃なのでかなり綺麗になりそうなのと、メーカーとしてやるので点検や必要に応じて部品交換などもしてもらえるというメリットがあるので、そうすることにしました(オフシーズンになったら連絡をもらえるよう依頼)。
とりあえず冷えが悪く音がうるさいけれども、今のまま使っても壊れることはないとのことなのでこれでこのシーズンはしのぐことにしました。
ちなみに市販のスプレー等で自分でやるのは基板などもあるので勧められず、またたいしたクリーニングにならないとのこと。また、クリーニング業者に頼んだ場合はきちんと熱交換器を取り出して清掃してくれるか確認した方が良いとのことです(もしそのまま作業していたら「ちょっと何しているの?」と聞いてと)。
調子が悪くなるとメーカーに対する評価が落ちますが、(代理店とはいえ)丁寧に納得のある対応してもらえると引き続き使おうかなと思えてきます。カスタマーロイヤルティにはやはりサポートを含む CS 活動が大切だなとあらためて感じました。
開発/ad hoc プロビジョニングプロファイルを作成するにはデバイスを登録する必要がある。
Team Agent か Admin が必要。
1つのメンバーシップで、1年間にテスト用およびAd Hoc配信用に登録できるデバイス台数は、デバイスタイプごとに100台までです。 — https://developer.apple.com/jp/support/account/
以下の3種類がある。どれも Team Agent か Admin が必要。
先週購入した E 50mm F1.8 OSS SEL50F18 をα6300 に装着して昼休みなどにぶらぶら。焦点距離 75mm 相当(35mm 判換算)の画角1本というのには慣れておらず、撮ってみてもなにかしっくりしません。被写体探しも違った視点が必要になってきます。
だけれど帰って PC に取り込んで眺めてみると、普段広角で撮っている写真よりも余分なものが削がれた写真がそこにあって、なるほどと。
みんなやった方がいい事がたくさんあると思っているのに、ポートフォリオバックログには積まれなくて Ready なバックログアイテムが枯渇している問題。
四半期毎に開催している部会を今回初めて Google Meet でやってみた。共有会議なので「ビデオ会議だと大人数では話し合いにくい……」などといった問題は特に無し。
進行役として他の人の発表中もカメラオン(マイクミュート)にしているので、だらけた姿勢にならず相槌を打ったりと所作に気を付けたり。
目の前にみんなが座っている中で発表するよりは緊張しないかなと思ったけれど、やはりまあまあ緊張した。一部の発表者以外はカメラオフで表情が見えないので、批判的に見られているかもしれないドキドキはちょっと少なかったな。どちらにせよ、もうちょっと流暢に発表できるようにはなりたいものである。
組織のパフォーマンス向上のためにメンバの成長支援(育成)は欠かせないと思うのだけれど、メンバそれぞれ考え方が違うし(こちらの勝手な)期待通りに伸びるとは限らないしパフォーマンスが向上するとも限らない。
対話を通した成長支援の思案より、期待する行動につながる仕組み作りによりウェイトを置いていった方がいいな。
足早に。#photography
— Naney (@Naney) July 9, 2021
RICOH GR III #GR #GRIII #GR3 pic.twitter.com/ufiGJAaIJj
一度調べて使った正式名称 (正式用語・正式表記) について、シンプルにテキストファイルに書いておくだけにすることにした。
クリップボードにコピーしやすいように1行に1つ書く。前後に空行を入れる。補足説明があれば正式名称行の次の行に書いておく。
日本語入力の辞書や各種スニペットツールを使っていたりしていたけれど、Mac と Android デバイス間で同期して使ういい方法が結局見つからなかった。
テキストファイルに書いておいて Obsidian の全文検索で見つけ、クリップボードにコピーするのがいいかなと。編集が楽だし、Obsidian Sync で同期できるし。
Naney (なにい)です。株式会社ミクシィで SNS 事業の部長をしています。
※本サイトの内容は個人的見解であり所属組織とは関係ありません。