過去の10月15日より。
成果主義・目標管理・ムラ社会・低能だけれど高給取りといった話。
人事制度の難しさがよくわかる。
もちろん制度だけではなくて、制定する人間や運用する人間の問題も。
会社の制度に疑問・不満があったら読んでみるといいかもしれない。 それからこれから制度をいじろうとしている会社の人たちも。
もちろん答はそこには無くて、頭を使ってそれぞれの組織にあったものを考えていくしかないのだが、いろいろなヒントが得られるだろう。
ちなみに巻末付録2のリストラ年表に「2004・3 富士通ゼネラル、冷蔵庫事業から撤退」とある。 そういえば、数年前に実家で買い換えた冷蔵庫が富士通ゼネラル製だったなぁ。 この時は設置場所の寸法上、これしか選択の余地が無かったのだが。
これまでの日本語は世界でも類を見ない「3重表記」(ひらがな、カタカナ、漢字)の言葉でした。この特性を生かして、本書は、英語(あるいは他の外国語)をそのまま取り入れた「4重表記」で書かれています。これは、いわば日本語表記の未来型です。(p.5)
というシリーズの理念に従った体裁になっている。 例えばこんな感じ。
そしてその結果、翌2002年度、リストラによって固定費 fixed expenses の削減 cut に成功した各社は、公約どおり業績を急回復 sudden recovery of business させた。(p.8)
非常に読みにくい。 理念では「4重表記」と言っているが、「3重表記」といっているものとは「n重表記」の意味が違うではないか。 この書き方では日本語の体をなしていない。日本語の単語を英単語(熟語)に置きかえるか、日本語の後に括弧付けするならまだわかるが、これは酷い。 もちろん英語の併記自体は役に立つのでよいことだけに惜しい。 「いわば日本語表記の未来型」とまで言ってしまう発案者は何を意図しているのだろう。
語の対訳掲載については「コンパイラ-原理・技法・ツール」の書き方が素晴しい。 索引の各語に対訳が書かれておりそのまま対訳表として使える。 プログラミングの際に、変数名・メソッド名を決める時に非常に役に立っている。 専門書の翻訳本はぜひ見習って欲しい。
[ 読書ノート ]
いつものアドバンストヘアーナカタニで。
8月20日以来、2カ月ぶり。 最近寝不足気味だったせいか、半分ウトウトしつつカットしてもらった。
髭剃り後にいろいろ顔に塗ってくれるのだがけっこうヌルヌルな感じなので、帰ってから洗顔。
Privoxy などのプロキシサーバを使うと閲覧するWebページの書き換えをすることができるのだが、凝ったことをするとなると無理がある。
以前から興味のあった POE で HTTP プロキシサーバを作ってみることにしよう。 といってもまずは、サンプルを動かしてみるところから。
POE Cookbook の web proxy サンプルを動かしてみる。 なるほど短く書けていいな。
これに Web ページを書き換えるコードを挿入してあげれば、簡単に希望するプロキシサーバの出来上がり。 Greasemonkey も悪くないけれど、ローカルのデータとかを利用してページを書き換えたい時はこっちの方が楽であろう。 それに Perl だし。
今年13回目の全休。
(計算が合っていれば)残22.5日(昨年分2.5日 + 今年分20日)。
YAPC::Asia Tokyo 1日目に行くためにお休み。 昼間は一日東京工業大学大岡山キャンパス。来たのは3回目だと思っていたけど、実は2回目かも。 記録に残っているのは2003年3月に遊びにいったやつ。
@kazuho → @kazeburo → @nekokak → @hiratara → @comewalk → @aloelight → @sartak → @Yappo → LT → @hidek → @lestrrat
雨大丈夫かなーと思って家を出たら、いきなりザーザーで折り畳み傘をさしたものの、ちょっと濡れたかなって感じで、着替え調達を口実に昨日ちょっと欲しいなと思った Perl T シャツを買ったんだけれど、そのあとは雨はあがりましたとか。
IPC::Open3 の話とか。
過去 Log::Log4perl とかをチョイスしていたけど、より Log::Minimal の方が手軽そうでいいな。
DevOps なお話。
開発と運用のコミュニケーション大切。開発だけれど障害出ると「ヤバい俺か?」といつもビビる。
モナド。
今までスルーしてたので参考になった。「Perl でモナドってみた」については理解するのに良いけど、(Perl において)プラクティカルかというと微妙だなという第一印象。まだ掘り下げて学ぶ必要あり。
Blog をとりまく今までの歴史など。
私的開発スタイルの変遷について。
DTrace で何かごにょごにょやってた。
スピーカーが一方的に話すだけではない YAPC らしいセッションを試みるなど、チャレンジングな良いトーク。
いろいろ。
マネージメント視点での話。他に無いトークで良かった。 DeNA にもってかれた。
時間もおしてたので、マキで。
トークとしては、やはり聞いてる自分が「お、これは自分でもやってみたいな」とか「ここに生かせるな」と思えるものが印象に残るし満足感が高いね。ここは落とし穴だから注意ねとか、ハマッたのでこんな工夫してみたよとかも引きこまれる。
逆に Perl 的な話だったとしてもモジュールの羅列紹介とかだとちょっと退屈。
内容レベル的には、浅すぎず、後半だんだん高度な話になってきたところでギリギリついていけるぐらいがいいかなと。
以上はもし自分がトークする立場になった時の参考用のメモ。
YAPC::Asia Tokyo 2012 もぜひ開催を!
大型の台風がきているらしい。明日の午前中は自宅待機に決定。朝バッグに入れてきたビニール袋に、濡れては困るものを入れてバッグに押し込んで定時でさっと上がってきた。 早めの混雑が始まっているのかと思っていたけれど、山手線は(たまたまかもしれないけれど)ガラガラだった。雨もそれなりに降っていてジーンズは濡れたけれども、台風でなくてもこれぐらいはあるかなといったレベル。
平成16年台風第22号(2004年)以来「10年に1度」の台風らしいので、その時どうしていたのかなと思ったら「ヴェニスの商人」を観に普通に外出してた。なんだかんだいって日記書いておくと振り返れて面白い。
この間買った Bluetooth キーボードと Androidとの組み合わせはまずまずいい感じ。
Google 日本語入力で、キーボードでの日本語切り替えの方法がわからなかったので、久しぶりに ATOK for Android を入れてみた。 ATOK だと Alt + Space で切り替えられるので、今の Linux や Windows での設定(記事1、記事2)と同じなので違和感がなくて良い。ただ Google 日本語入力の強力な辞書と文字種(半全)表示に慣れると ATOK ちょっと不便。
で調べたところ Google 日本語入力でも Alt + ` (一番左上のキー)で切り替えることができることが判明(control + Space で English (US) 選択している状態で)。Alt + Space ではないけれど許容範囲かな。
ということでやっぱり ATOK はやめて Google 日本語入力でいこうと思う。
[ キーバインディング ] [ Android アプリレビュー ]
最近コンビニのコロッケをお昼に良く食べています。温かくてちょっと幸せなんですよね。
先日 Xperia Z5 の予約をしたので料金プランの確認をしようとNTTドコモの総合カタログをもらってきました。新しくカケホーダイライトプランというのが9月16日に発表・9月25日に提供開始されていたんですね。
今は「タイプXi にねん(10年超) + Xiパケ・ホーダイ フラット」で 7GB まで 743円 + 5,700円 = 6,443円。
新しい料金プラン体系だと「カケホーダイライトプラン + データMパック」で 5GB まで 1,700円 + 5,000円 - 800円 = 5,900円。
カケホーダイプラン(スマホ/タブ)だとデータ量が減って値段が高くなるので納得感がなかったのですが、カケホーダイライトプランが出たのでまぁ納得かなあと。Wi-Fi 多用しているので月間 1GB いかなかったりするので「カケホーダイプラン(スマホ/タブ) + データSパック」で 2GB まで 2,700円 + 3,500円 - 600円 = 5,600円まで下げてもいいんですけれど、300円の差額なら 5GB にしておいた方がゆとりがあって良いなと。
品川区にある鹿嶋神社で今日と明日で例大祭なので昼下がりに行ってきました。3年前は夜に行ったので昼間の例大祭は初めて。境内には子供向けの露店がいろいろ出ており、子供たちが集まり賑わっていました。
鹿嶋神社の前はシン・ゴジラの巨大不明生物が通過した池上通り。劇場パンフレットには品川歴史館前を通過する巨大不明生物とその手前の鹿嶋神社が写る空撮写真が掲載されています。それほど広くないこの池上通りを通っていったんですね。
池上通りを品川方面に歩くとたいやき屋たい喜があります。ここも巨大不明生物の被害を受けたのでしょうね。今日寄ってみると店頭に11月6日をもって休業との張り紙がガラスにありました。なんと。この辺りを通った時は買って食べていたのでちょっと残念。最後かと思いながら栗あんのたい焼きを食べました。
2015年に ThinkPad X200 (Debian GNU/Linux) から MacBook Pro (当時 OS X) に乗り換えてから2年半ほど経ちました。住所録管理・年賀状作成・印刷はその ThinkPad 上の Windows 7 で筆まめを使ってやってきているのですが、さすがにスペック的に限界ですしいつ壊れてもおかしくないので、そろそろ Mac に移行させたいところです。
Windows 版の年賀状ソフトはいろいろ発売されているのですが、調べてみたところ Mac 版はあまり無いのですよね。最新版だと
などでしょうか。筆まめに比べると評判が低いようですし、価格も高めなのでちょっと悩ましいです。
Marked 2 アプリの場合
sascript -e 'tell application "Marked 2"' \ -e 'set bounds of front window to {1, 1, 1089, 789}' \ -e 'end tell'
最近お気に入りの帰り道。
— Naney (@Naney) October 14, 2018
PowerShot G9 X Mark II pic.twitter.com/MLb8e9i2zd
島根県の高校2年生の方々が企業訪問として来社された。時間の関係で浅く広くではあるが SNS サービス運営でどのような仕事をしているかを紹介したり、仕事のやりがいは何かをお伝えしたりした。
企業訪問で説明させていただいたのは去年の4月以来。事前にいただいた質問について考えたりわかりやすく伝わるように仕事のエッセンスをまとめたりするの、自分自身も良いふりかえりの機会となったので感謝。
真剣に聞いてくださっている学生の方に真剣に話すの気持ちいい。
#八幡坂
— Naney (@Naney) October 14, 2019
RICOH GR III #GR #GRIII #GR3 pic.twitter.com/qNjYYZ9hsB
この秋リリース予定となっていた Mac 版の Imaging Edge Webcam が本日リリースされたので DSC-RX0 でさっそくインストールして使ってみた。
Imaging Edge Webcam はデバイスドライバだけなのか、アプリケーションは追加されなかった。 Mac 側ではカメラとして「Sony Camera (Imaging Edge)」を選ぶ以外にすることがない。カメラの設定操作はカメラ側でする必要がある。
8月下旬に購入し毎日使っているロジクール C922n Pro Stream Webcam と比べるとさすがに映像がきれいだ。
動画撮影をほとんどしたことが無かったので知らなかったのだけれど、DSC-RX0 は動画撮影のモードにするとシングルAFは使えないのね。SHUTTER/MOVIEボタンを半押ししても AF が動かないわけだ(プリセットフォーカス時)。しっかり合わせたかったらマニュアルフォーカスに切り替えて小さいボタンで調整する必要あり。
なお DSC-RX0 を静止画のモード(おまかせオートなど)にしても Web カメラとして使えた。これだとシングルAFが使えてSHUTTER/MOVIEボタン半押しでフォーカス合わせできる。ただし動画撮影のモードより画質が落ちる点でイマイチだ。
『Hacking Growth グロースハック完全読本』を読む会の第4回目。前回 第2章の前半で時間を使い切ってしまったので今回は第2章の後半だ。以下2回分のまとめ。
第2章は「プロダクトの渇望度を測る」。
グロースするには大前提として顧客に愛されるプロダクトでなくてはならない。価値あるプロダクトであり、顧客がその価値を感じた瞬間「アハ体験(本書ではアハ・モーメントとも)」に愛が生まれる。
プロダクトのコアバリューとユーザーのアハ体験を見つけるのは容易ではないが、プロダクトが「マストハブ」であると思われているかどうかは、著者であるショーン・エリスが開発したユーザーアンケート「マストハブ・サーベイ」と顧客維持率測定によって判別できるという。
プロダクトのコアバリューとアハ体験が発見できておりマストハブなプロダクトであれば、グロース実験へ進むことができる。
そうでなければ追加のユーザー調査(顧客インタビュー・実施調査・試作品・文言変更実験・プロダクト変更実験・ユーザーデータ分析)を通して、まずプロダクトのコアバリューとアハ体験を探すことになる。
プロダクトのコアバリューが無いままにバイラル性を作り込んで一時的にグロースすることができても結果失速してしまうであろう。
『たった一人の分析から事業は成長する 実践 顧客起点マーケティング』でも良いプロダクトでなければプロモーションを工夫しても限界があると述べられている。
ただし SNS ではそう単純な話ではない。
プラットフォームの利用者がコアバリューであるソーシャルネットワークサービスなどは例外
と括弧書きで小さく書かれているのを見落とさなかった。 そうそう、 SNS にとっては多くのユーザーがいる事自体が大きな価値なんだよね。
すでにプロダクトがあり顧客があるならば、プロダクトのコアバリューとアハ体験を発見するためにプロダクト上で実験したりユーザデータ分析したりできる。
ユーザーデータ分析については「顧客体験のあらゆる側面からデータを集めて細かく分析」するために「適切な追跡機能を付加」し「ユーザー行動の緻密な全体像に仕上げ」て、ロイヤルユーザーに特徴的な行動を見つけるとある。分析を通じた予想外の発見のためにもデータ収集と実験が必要だという。
プロダクトが小さい初期段階ではデータ収集処理を網羅的に仕込んでいきやすそうだが、有限の資金と時間の中で進めていかなければならないだろうから、ほとんどの場合取捨選択が必要だろう。
「予想外の発見」とは結果である。予想できないからと闇雲にデータを集め眺めていてはいくら時間があっても足りない。やはり仮説思考で進めるべきだ。
GTD に加えて4年ちょっと前からマニャーナの法則を取り入れてきた。
「原則1 新しい仕事は『明日やる』を基本にする」というスタンスは結構いい感じだが、「原則2 クローズドリストを使う」はきちんとできないので自分には合わないな。クローズリストにこだわるのやめてみることにした。
10月7日 (金) に注文し一昨日10月13日 (木) に届いた Pixel 7 をセットアップし Pixel 4 から移行した。
ディスプレイが 5.7 インチから 6.3 インチに、重量が 162g から 197 g にと、一回り大きく重くなった。
Pixel 4・Pixel 4 XL 以来で搭載された顔認証は高速で、普段のロック解除はこれで OK。ディスプレイ内蔵指紋認証センサーによる指紋認証を使うのは初めてだが、指紋認証を求められるタイミングでセンサーの位置が表示されるので困ることは無かった (センサーの場所を体得しなければと思っていた)。認証失敗もあまりなく快適だ。
Motion Sense や Active Edge を搭載した Pixel 4 に比べると設定項目が少なく面白みに欠けるが、その分スタンダードな手堅さが感じられた。
『天空の城ラピュタ』のロボット兵を思わせる カメラ バーのデザインは購入前に野暮ったいなと思ったけれども、使っているうちに愛着が湧きそうだ。
Pixel 4 からの移行はアプリとデータの整理もかねて個別に手作業で実施。ホームアプリを Nova Launcher Prime にしてアイコンを並べたら、画面の中は Pixel 4 とほぼ同じ雰囲気になった。新鮮味はないが、自分の好みに合わせてカスタマイズしてきたものなので同じにできるのは良い点ともいえるね。
日付が変わる頃に、最後の作業としていた Obsidian Sync での 5,500超のノート同期を実行し終えて一段落。
Pixel 4 は明日以降で端末内のみのデータが残っていないか確認してから初期化・下取りに。
5G 対応端末になったので、あとは料金プランを「ギガライト」から「5Gギガライト」への変更だ。
[ 製品レポート ]
静寂
— Naney (@Naney) October 14, 2022
TDU
2000年2月#photography
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Naney (なにい) です。株式会社MIXIで SNS 事業の部長をしています。
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