過去の6月9日より。
新人に Perl のハッシュの話をしていて、ふと隣にいた5年選手のプログラマに「ハッシュって何ですか」と質問してみた。
「キーと…」と連想配列としての使い方は理解していたが、「もしや」と思った通りハッシュ表、ハッシュ関数、チェイン法、開番地法といったことはまったく知らず。 当然、自分で書いたこともなし。
「クラスとかあるから…」
まぁ Java でも C++ でも Perl でも基本的なデータ構造はだいたい何らかの方法で提供されており多くのケースではそれらを使うのがよいのは事実。
しかしハッシュ・リンクリストや各種ツリーは1度は実装した事があるべき。 そもそも原理を理解していないと適切にデータ構造を使い分けられないし、速度・メモリ効率とかの検討もできない。
データ構造とアルゴリズムの基本は(当然)押さえとけ。
Naney (なにい)です。株式会社ミクシィで SNS 事業の部長をしています。
nDiki は1999年1月に始めたコンピュータ日誌を前身とする Naney の Web 日記(兼パーソナルナレッジベース)です。ちょっとしたノートは nNote にあります。
※内容は個人的見解であり所属組織とは関係ありません。