台風22号接近中。 テレビでは外出を控えるようにと放送しているが、先日買ったチケットの公演日。 こんな日は外出しない方がいいのだが、2人分15000円を無駄にするのも惜しすぎる。 Web サイトで確認したところ、予定通り公演があり。 濡れてもできるだけ不快にならないように、タオルなども持参して出発。
今日鑑賞するのは劇団四季のヴェニスの商人。 劇団四季のチケット予約はよくできていて座席まで指定できる。素晴しい。
JR 浜松町駅から、竹芝桟橋方面へ。芝商業高校の先で曲がると四季劇場。 でその隣が自由劇場。 手前の首都高速の下、海岸通りの方からまわっていった方が近いかも。 幸い雨も風もまだそれほど強くなくタオルを使わずに済んだ。
自由劇場は席数約500。 今回は予約が遅かったので2階席。 2階席は前後の段差もあってみやすいし、舞台全体が見渡せてなかなか良かった。 この間の帝国劇場よりも、舞台に近くて役者の表情もわかった。
台風のせいか、空席もちらほら。前列がずらりと空席だったのでさらによく見えてラッキー。
ロビーは綺麗で洒落ているが、こじんまりしているので開演前とかはちょっと混雑気味。 コーヒー400円。マフィンはボロボロ崩れて食べにくそうだった。 隣で食べていた子もむせっていたし。
有名な作品だというのは知っているが、それ以外に事前の知識はほとんどなし。
浅利慶太氏演出で、受難者としてシャイロックが描かれているという。 キリスト教 vs. ユダヤ人 (ユダヤ教というセリフは無し) という構図の中キリスト教組が勝ちハッピーエンドで終わるのだが、正義が勝ったというようには思えないもやもやとした気分を残す。
シェイクスピアはどういうメッセージを残したかったのだろう? やはりキリスト教マンセーなのだろうか? それとも反語?
休憩後の2幕から役者の表現がコミカルになってきてどんどん魅きつけられた。 そういえば、ナチュラルな口調の役者といかにもセリフ調の役者とに分かれていたのだが、これはそういう演出だったんだろうか。それとも役者の個性なのだろうか。 演出で分けていたのだとしたとしたらどんな効果を狙っていたのだろう。
Naney (なにい) です。株式会社MIXIで SNS 事業の部長をしています。
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