昨日の続きであるが、reStructuredText がライトなドキュメント書きにはいいんじゃないかという感蝕を得た。
基本的にプレーンテキストのままで十分見られるので、そのままメールに貼りつけられる。
今までは文書を作成する際、メールで草稿をやりとりしたのち内容が固まったら LaTeX のコマンドでマークアップしてコンパイルしてPDF化していた。 これだとちょっと手間であるのだが、最初から reStructuredText 形式で書いていれば、そのまま rst2latex で LaTeX に落とせる。
また必要に応じて rst2html で HTMLに変換してWebサイトに置いておくこともできる。
これらで満足できない場合は Python のコードをいじって変更ということになるが、Python が駄目でも rst2xml でXMLに変換してしまえば他の言語でも reStructuredText のパーサを書かなくても(XMLの処理系を使って)コンバータを書くことができるの比較的楽である。
しかも欲しかったレコードの表現用にフィールドリストというシンタックスがあるではないか。
いいじゃん。
ということで早速今日から使うことにした。
Debian GNU/Linux sid にある Docutils 0.3.9 ではいわゆる全角文字も文字幅を1として扱かう。 このためテーブルなど桁揃えを用いる書式の部分がこのままだと不便である。 画面上では2文字分幅があっても1文字として数えられるため Docutils が通るようにするためには余計な空白などを入れて文字数を調整しなければならないが、そうすると今度は見た目的にずれるので可読性がかなり落ちてしまう。
この問題のためにMatsumoto,Tadashi氏がパッチ
を作成されているので、これを適用。
これでばっちり。
明日は休日だしということで、買っておいたボジョレー・ヴィラージュ ヌーヴォーを開栓。 今年は3年前と同じラベル種のワイン。
今回のお味であるが、それほど炭酸味はなくフルーティ感もあまりない気がする。 1杯目の半分ぐらいまではよかったけれど、その後があまりすすまず。
Naney (なにい)です。株式会社ミクシィで SNS 事業の部長をしています。
nDiki は1999年1月に始めたコンピュータ日誌を前身とする Naney の Web 日記(兼パーソナルナレッジベース)です。ちょっとしたノートは nNote にあります。
※内容は個人的見解であり所属組織とは関係ありません。