reStructuredText では表を作る時は文字数で桁揃えして、表セルを表現していく。 ASCII 文字などフォント幅がいわゆる半角幅であるものだけならば、良いのだが全角幅の文字がある場合はちょっと厄介である。
文字数的には1文字なのだが、テキストファイル上では2文字分の幅を取るので見た目上桁が揃わなくなってしまう。 というかそれを忘れて桁を揃えておくと、パーサに怒られる。
このためにパッチがあったり、Docutil 0.4 ではこの対策がほどこされたりしている(不完全であるが)。
さらに厄介なのが Unicode 変換がからむところで、 Emacs + Mule-UCS ではいくつかの(いわゆる)全角文字は UTF-8 で保存すると違う文字に変換されてしまい、これまた Docutils のパーサに、桁があっていないと怒られることになる。
できるだけ全角文字はそのままにしておくということで、以下の設定を追加しておいた。
(require 'un-define) (un-define-change-charset-order (append '(ascii japanese-jisx0208) unicode-basic-translation-charset-order-list))
またバックスラシュと円記号の方も混乱が少ないように
(require 'un-supple) (un-supple-enable 'windows)
を追加してく。
Debian GNU/Linux ノート PC 上で動かしているフレッシュリーダーに Windows BOX からアクセスできるようにしたい。
しかしそのノート PC は DHCP で IP アドレスを割り当てているので Windows の hosts ファイルに書くのも毎回書き換えが必要で面倒。 DNS がどうのこうのという大袈裟なこともしたくない。
何かいい手はないかなと考えていたら、nmbd の事を思い出した。 もともと Windows だと NetBIOS 名で URL のホストを解決できているので、これを使う手がある。
今回は Apache の名前ベースのバーチャルホスト 'freshreader' に置いてあるフレッシュリーダーに、Windows BOX からアクセスしたいので、 Samba の 'netbios aliases' 設定を使用する。 smb.conf で 'netbios aliases' としてバーチャルホストと同じ名前の指定しておいてあげれば OK。
Naney (なにい)です。株式会社ミクシィで SNS 事業の部長をしています。
nDiki は1999年1月に始めたコンピュータ日誌を前身とする Naney の Web 日記(兼パーソナルナレッジベース)です。
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