以前メールによる社内コミュニケーションの問題について書いて以来、いろいろと考えてみている。
そんな中、東洋経済新報社の「Think! SPRING 2006 No.17 超ロジカルシンキング」の中に参考になる記事を発見。 照屋華子氏の「ロジカル・ライティング - 論理的に考え、伝えるための3つの鍵を身につける」という記事だ。
すべてのビジネス・コミュニケーションは「伝え手」「受け手」「テーマ」「答え」「期待する反応」という5つの基本要素で成り立っている。-- Think! SPRING 2006 No.17 p.43
おお、ちょうどこういう切り口を探していたところだったんだ。 電子メールによるコミュニケーションも全く同じ枠組みである。 記事の中ではロジカルシンキングをコミュニケーションで生かすという話題を中心に展開しているが、十分メールの書き方に通じるものがある。
この記事と、さらにちょっと前に買った「SEの実力を磨く究極仕事術」のメール術の章を参考にガイドライン案のスケルトンを作ってみた。
感情論は今回は置いておいて、情報共有・課題共有・リクエストの明確化・処理促進をポイントに列挙。 それから署名その他、一般的な話もいまのところ省略。
ポイントを列挙しただけなので、他人にもわかる形にはなっていない。
まずは自分自身に適用して、整理していってみることにする。
○○様へ # 受け手 △△の××(自分)です。 # 伝え手 テーマ ****** コミュニケーション設定 ○○の結論 # 答え (結論) ========== ... (ここまででポイントを言いきる。) 具体的な内容 # 答え (詳細) ============ 項目1 ----- .... - リスト項目 - リスト項目 項目2 ----- ... - リスト項目 - リスト項目
コミュニケーション設定を行う。
結論を書く。
根拠・資料などを書く。
どれか
メールでは不適当と思ったらコミュニケーション手段を 直接 / 電話に切り換える。
Naney (なにい) です。株式会社MIXIで SNS 事業の部長をしています。
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