現在 ThinkPad X31 で X.Org X server 7.0.22 を使っているのだが、サスペンド/レジュームがうまく使えていない。
ATI の fglrx ドライバを入れたらもしかしたらうまくいくかなと思いチャレンジ。
module-assitant prepare module-assistant auto-install fglrx
コンパイルエラー。
Linux kernel 2.6.17 だと fglrx に パッチを当てる必要があるらしい。 ついでに Linux kernel の方もいくつか組み込みではなくモジュールしておかなければならないものがあるらしいので、全部再コンパイルする。
まずは fglrx-kernel-src をインストール。 でいつも通り /usr/local/src/linux 以下で作業。/usr/local/src/linux-source-2.6.17 以下に前回ビルドしたソースツリーがある。
tar jxvf /usr/src/fglrx.tar.bz2 emacs modules/fglrx/firegl_public.c # 一部修正 cd linux-source-2.6.17/ MODULE_LOC=/usr/local/src/linux/modules fakeroot make-kpkg --revision=sebastian.1.1 modules_image cd .. dpkg --install linux-image-2.6.17_sebastian.1.1_i386.deb dpkg --install fglrx-kernel-2.6.17_8.24.8-1+sebastian.1.0_i386.deb
で再起動。で fglrx をロードしてみる。
WARNING: Error inserting fglrx (/lib/modules/2.6.17/misc/fglrx.ko): No such device
駄目。drm、radeon、fb がロードされていると駄目らしいのでアンロードしてあるのだがそれでも駄目である。
引き続き調査。
「MS .*」 なファイルについては基本的に会社の Windows BOX 上で見ているのだが、これだと出張先で閲覧したい時にちょっと困る。 まあ wv、xlhtml 等である程度感じは掴めるのだが、細かいところまでは難しい。
ということで HDD 容量もぐんと大きくなったことだし OpenOffice.org 昨日入れてみた。
(他が原因かもしれないが)その後 X を再起動したら、フォントがギザギザ・一部消えるという悲惨な状況に。 KDE のコントロールセンターでフォントをいじっているうちにもとに戻った。
とりあえずこれで社外でも「MS .*」が読めるようになった。
基本的には
あなたは、秘密で独占的なMicrosoft Word形式の添付ファイルをお送りになったので、私にはそれを読むのは困難です。プレーンテキストかHTML、PDFでお送りいただければ、拝読いたします。-- Richard Stallman 氏に習う Word 添付ファイルの断り方, 日刊アスキー (→ 以前の紹介記事)
ですが。
blog.bulknews.net で紹介されていた、Algorithm::RabinKarp Perl モジュールを試してみた。
ハッシュを使って文字列検索を行う Rabin-Karp アルコリズムを実装しているモジュールで、モジュールをインストールすると rabin.pl というスクリプトが一緒にインストールされる。
これを使うと例えば
rabin.pl '*.pm' lib > rabin.txt
で lib ディレクトリ内の *.pm ファイル全てのなかで重複する部分を発見してくれる(内部的には File::Find::Rule を使ってファイルを処理している)。 リファクタリング対象になりそうなところを探すのに便利そうだ。
実際使ってみると重複個所がいろいろ発見できて面白い。 ただ、
などちょっと出力が見にくい面がある(結果の上から見ているとなんだか気持ち悪くなる)。
とりあえず rabin.pl をいじって、最長文字列を先に表示するようにソートの条件を変えたりして遊んでみた。 モジュールの使い方を覚えてスクリプトを自前で書くと、自分好みの重複発見ツールが書けそうだ。
いつものアドバンストヘアーナカタニで。
2006年6月10日以来、約2カ月ぶり。
あまりみかけない人がカット担当。 というか今回はアシスタントなしで、一人で全部こなしていた。
例によって世間話を中途半端に話かけてきたけど軽くスルー。 床屋でしか聞けないテクニカルは情報を希望。
「カットすると白いのがいっぱいですね」。
リャマ本を使用した社内 Perl 勉強会の13回目を開催。今日は6人。
今日は「初めてのPerl 第3版」第14章「プロセス管理」が範囲。
Perl が glue としての真価を発揮できる章である。
system、exec、パイプオープン、`...`、標準エラー出力のリダイレクト(2>)、STDOUT/STDERR の再オープンなど出席者によって回答がバラけて、今回ははからずも効果的であった (問題がらさすがに fork はいなかった)。
Windows では回答しづらい課題かと思っていたが、思ったより問題なく実行できていたようである。
Windows 上の date コマンドで、曜日を表示させる方法について1人だけ気がついた人がいて他の人が悔しがっていた。
Windows だと Google Desktop でローカルファイルの検索ができるのだが、残念ながら Linux 版はでていない。 そこで Beagle を入れてみることにした。
Beagle はデーモン形式のバックエンドと、検索インタフェースであるフロンエンドに分かれたているデスクトップ検索ツールである。
ファイルシステム上にあるテキストファイルだけでなくメールや、Firefox でアクセスしたページ、OpenOffice.org や Microsoft Office のファイルなどをインデックス化し検索できるようにすることができるらしい。
ローカルファイルの検索は
メール | Mew 4 での検索(with Namazu)。 |
nDiki 記事 | howm で記事ソースデータを検索 (方法)、あるいは www.naney.org 公開記事を Google で。 |
メモ | howm。 |
開発中のソースコード | Emacs の grep-find でだいたい事足りる。たまに ack。 |
仕事のメモ | できるだけ社内 Wiki か社内 Blog に書いておいて Hyper Estraier。 |
その他 | grep 程度。 |
といった感じかな。
それ以外はだいたいファイルの位置をうろ覚えしているので、何カ所か探せば見つかることが多い。
問題はうろ覚えの場所になかった時。 その時はなかなか見つからない。
そんなファイルを見つけるのが楽になれば、導入効果あり。
まずは Linux kernel の設定を確認。inotify が有効になっている方が良いらしい。 この間ビルドした時の .config を見て
CONFIG_INOTIFY=y CONFIG_EXT2_FS_XATTR=y CONFIG_EXT3_FS_XATTR=y
となっていることを確認。
/etc/fstab を編集し、
/dev/hda4 /home ext3 defaults 0 2
を
/dev/hda4 /home ext3 defaults,user_xattr 0 2
に変更する。書き換えたら、
mount -o remount /home
でマウントしなおす。
一般ユーザで
beagled
で起動する。停止は
beagle-shutdown
で。
beagle-settings
で設定 UI を起動し、インデックスに含めたくないディレクトリなどを設定。
beagle-search
で検索 UI を起動し検索してみる。 日本語も OK のようである。
GNOME 環境をほとんどインストールしていなかったので、検索結果からファイルを開けずつまらなかたので gonome-control-center、gnome-panel あたりをインストールして環境設定等をしてみた。
xpi ファイルを入れておく。 後は普通に閲覧したページが、Beagle でインデックス化されて検索できるようになる。
設定してしまえば、以前開発して使っていた WWWOFFLE + Namazu よりお手軽である。
デーモンが逐次インデックス化していくので、明示的定期的にインデクサを走らせなくていいというのは楽でいい。
日本語関連がどの程度うまく検索できるのか、検索結果は使いやすい順に出力されるのかが未知数。 しばらく遊んでみて便利かどうか確かめてみたい。
Beagle クライアントとして
を試してみた。 それぞれ一長一短であり、今のところこれ1本で OK というのがないというのが感想である。
今のところ yaBi が一番使いやすそうである。
検索結果の1つを選択すると、画面下部に詳細情報が表示される。 選択したものと、表示される場所とが遠いため見にくい。
また選択されていないものはあまり情報が表示されないので内容わかりずらい。
最近は KDE を使っているので個人的には GNOME 系だと設定が面倒。
検索結果に対する情報表示やアクションが豊富で使いやすい。
tar zxvf 33222-yabi-0.6.1.tar.gz mv yabi-0.6.1 /usr/local cd /usr/local/yabi-0.6.1 python2.4 yabi.py
KDE 系クライアント。 システムトレイに対応している。
タイプを問わずに混ぜこぜにスコアの高いものから順に表示するのが特徴。
検索結果における1項目の表示が大きく適度な情報量があるものの、狭くしたり畳んだりすることができないため結果の一覧性はいまいち。
tar jxvf kerry-0.1.90.tar.bz2 cd kerry-0.1.90 ./configure --prefix=/usr/local/kerry-0.1.90 make make install /usr/local/kerry-0.1.90/bin/kerry
来週から海外出張でその準備をしている。 念のため使おうと思っていたキャリーオンバッグのサイズを確認したら、機内持ち込み手荷物の制限を超えていた。 特にユナイテッド航空の条件の方。
今回はスムーズ移動のために「機内持ち込み手荷物のみ」という指示があるため、預けないように準備する必要がある。
バッグ要見直し。
今回はドレスコード(「一応ジャケットとネクタイを」)等悩ましい条件が多くて秘かに準備におおあらわである。
(電子辞書をどれを買うのか散々迷ったあげく「買うならいい奴が欲しいけど、高いし大きいし、トラベルサイズは中身が中途半端だし、結局今回は紙の辞書でいいや」という結論に到達するためにカタログを眺めたり Web で情報収集したりと毎日数時間費やしてしまったというのが大きなロスであったりもする)
出張用に機内持ち込み手荷物として使えるキャリーオンバッグの購入を検討。
ヨドバシカメラ マルチメディア Akiba にそれなりに品揃えがあるので、会社帰りに妻と待ち合わをして一緒に選んでみることにした。
持ち込めないリスクあり。
預けるには強度が心配なバッグであり、候補から外れる。
国内線でも OK クラスのキャリーオンバッグ。
開いてみると「容量小さすぎ」。 ノート PC 入れると、もしかして頑張っても2泊分ぐらい? 一応5泊7日の行程なんですが……。
微妙に数cm 大きかったりする。
まじめで小心者の自分はこういう時に定型外には手を出せないのである。 Web などで「キャリーオンバッグ迷惑」なんて意見を見てしまうと、余計どうしようかという感じ。
社長は「断られるのみたことないから大丈夫」というけれど、エコノミークラスより上の話っぽくて不安。
バックパックにするかなぁ。
と決心したところで今日の物色完了。
レストラン街の東京洋食屋 神田グリルでハンバーグ食べて、細かい買い物して撤収。
Naney (なにい)です。株式会社ミクシィで SNS 事業の部長をしています。
nDiki は1999年1月に始めたコンピュータ日誌を前身とする Naney の Web 日記(兼パーソナルナレッジベース)です。ちょっとしたノートは nNote にあります。
※内容は個人的見解であり所属組織とは関係ありません。