製品発表以来、気になっていたサンヨーの充電式カイロ eneloop kairo K1R-S1 が12月1日に発売になった。 発売日の朝、ヨドバシカメラにいってみたけれどまだ入荷していないとのことだったので、2つ注文。 4日の夜に入荷したとの連絡がはいり、昨日購入してきた。
思ったよりも薄型で驚き。光沢感のある白い卵型はなかなかいいデザインである。 カイロの状態を表示するための光る表示部があり、電源を入れるとゆっくり点滅する。
買ってきてまずは充電。充電中は発光表示部が緑色に点灯する。 充電が進むと緑色の発光が強弱するのだが、それについては説明書に書かれていないので最初とまどった。充電が完了すると消灯する。
エネループの名がついているのでニッケル水素電池を使っているのだと思っていたが、実際にはリチウムイオン電池 (3.7V 1800mAh) であった。 同じ eneloop でもこの商品は eneloop universe ブランドの方らしい。
ニッケル水素電池なら、もしかしたらバッテリがへたっても交換できるのかと思っていたが、リチウムイオン電池だと難しいかもしれない。
早速、今日往復の通勤の際に持ち歩いてみた。
仕様では温度スイッチ「強」で平均43℃とある。 付属の専用ケースにいれた状態で、フリースジャケットのポケットに放り込んでみたが、これだと体があたたまるとまではいかない。 シャツのポケットなどもう少し肌に近いところに入れれば「おっ温かい」感じられる。
発熱するのは裏側の温熱部のみ。 このため手をポケットにつっこんで表側を握っても温かくないという点では、使い捨てカイロに負けるところだ。
プラチナの触媒反応を利用しているハクキンカイロの強力な発熱を知ってしまうと、かなりヌルい印象ではある。
しかしながら「スイッチでON/OFF ができる」「臭いもでない」「繰り返し使える」「燃料不用」など利便性は非常に良い。 朝は電源を入れてポケットにいれ、家に帰ったらオフにして AC アダプタを挿しておくだけというのはやっぱり手軽。
日常のタウンユースでは結構便利に使えそうだ。 普段は eneloop kairo、寒空のもと外出する時間が多い時は Zippo ハンディウォーマーと使い分けるのがよさそうだ。
[ 製品レポート ]
Naney (なにい) です。株式会社MIXIで SNS 事業の部長をしています。
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