先日読んだ「No.1理論」では「ツイている」ことを重視していた。 それを読んだ時、「以前『ツイてる』というキーワードが Web で一時期流行っていた気がするなあ」とふと思った。 「そちらは自己啓発本か何かが起源かなあ、そういえば表紙は見覚えのあるあの本かなあ」と思って辿りついたのがこれ。
タイトルは違った。キッパリ!だった。まあいいや。 120万部以上売れ本なので読んだ人も多いと思う。 文庫本化されて手頃になったので、この機会に読んでみた。
今実行してみているのは「テンコブポーズ」と「01 脱いた靴は、そろえる。」。 どちらも体を動かすもので、「こういう風に考えよう」などと違って明確にやってみやすい。
表紙にもなっているテンコブポーズは、やる気は体の動作によって引き起こすことができるという事をわかりやすく形にしていて、すぐに実践できてよい。
「また脱いだ靴は、そろえる。」は礼儀作法や整理整頓という観点だけではなく、「あとでではなく、その場でやる」という習慣づけの強化になりそうだという点が気に入った。
その他見開き2ページで1テーマという構成なので、他の人と簡単に内容について語り合えるというのもポイント。 次に読んでいる妻と面白いと思ったテーマをたまに「キッパリ! のアレ」という形で話をしている。掘り下げて考えることができてよい。
1つでも自分を変えるものがあれば見つけものといった1冊。
[ 読書ノート ]
Naney (なにい) です。株式会社MIXIで SNS 事業の部長をしています。
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