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2011年3月16日 (水)

小規模企業者の安否情報システムは Twitter + Facebook

東北地方太平洋沖地震後、当然固定電話ケータイとも輻輳のため通話規制が実施されて、電話がかなりつながりにくくなった。 一方でパケット通信は通常通り利用できた(NTTドコモ)のはちょっと驚きであった。 ADSL 接続も問題なく、また海外のサービスである TwitterFacebook も落ちることなく利用し続けることができた。

このため今回は移動中の人から/へ連絡のとりやすさの順は「TwitterFacebook 等の SNS > ケータイメール > 通話」であった。

おりしも社内でも Facebook が流行りはじめていたこともあって Twitter とあわせて、特に直接連絡をとることなしに何人かの地震当日夜~翌朝の帰宅状況を知ることができ、一安心できた。逆に利用していない人の安否は次の出社まで不明であった。

もう小規模組織の1次安否情報システムは Twitter + Facebook でいいんじゃないかと思う。 ちょっと比較してみよう。

TwitterFacebookケータイメール電話
安否登録Tweetウォール投稿メール送信通話(発信)
安否確認タイムライン /リストニュースフィード他メール通話(着信)・要記録
複数人に伝わるか△ (明示的に送信)×
ケータイから
PC でチェック×
あわせて最新情報収集×
通信料
事前の使い込み必要必要普通に使っているでしょう不要
プライベート分離×*1×*2
事前連絡先交換follow友達*3メールアドレス交換電話番号交換

TwitterFacebook については普段から活用してないと災害時に急にというのは難しい。また事前に follow しあっていたり友達になっていたりする必要があるので、人間関係がよろしくないと NG。

その辺りがクリアできれば、全員がわざわざ管理職にメールしたり電話したりしなくてもすむようになって手間・時間的にかなり楽になるはず。

なお mixi はそこに構築されているソーシャルグラフの関係上、企業組織内の安否確認としては推しにくいかと(ともだち同士の安否確認としては非常に有効。今回この地震を受けて「友人のログイン状況」という機能も今日リリースされた)。

話し方などで感情や様子を感じるにはやはり電話がベストだが、そもそも安否確認の時点では電話はつながらない前提で一番優先度の低い通信手段と捉えるべきたと思う(電話するなら家族へを優先するし)。

今回の地震が、スマートフォンと Facebook がより普及しているであろう半年後であれば、もっとこれらが活用されていたに違いない。

緒連絡や近況のシェアなどにカジュアルに使うことを目的として使い始めていた Facebook グループを、地震2日後の夜に全社向けメーリングリストで案内したところ、何人も新規登録してきてくれた。 この大震災をバネに、よりコミュニケーションが深まって組織の結束力が強くなるといいと思う。


[ 東日本大震災 ]

*1それ用のサブアカウント作っても緊急時には手間で使えないかと。

*2個人は1アカウントしか作れない。

*3秘密の Facebook グループを使うならば最低限グループ管理者と。

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Naney Naney (なにい)です。株式会社ミクシィでマネージャー・PO をしています。

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