「被災者が調子のってるから電池大量に送りつけてやったぜwwwwww - まめ速」、こういうのが理解できない人がいるのは知っている。被災者や関係者の方々が不快に感じることがある表現なのも知っている。
しかしそれには「こんなことをしたぜ」が溢れているんだよね。*1
善意は強制されるものではない。伝染するものだ。 そして「こんなことをしよう」の繰り返しよりも、「こんなことをしたぜ」が並んでいる方がはるかに力強い。 「こんなことをしよう」が伝染して他の人が「こんなことをしよう」と言う。 一方では「こんなことをしたぜ」が伝染して他の人が「俺もこんなことをしたぜ」と言う。 「募金しよう」「募金しよう」、「募金したぜ」「募金したぜ」。
結果がともなっているのはどちらか。人を動かす力があるのはどちらか。
小さくても自分にできることをしたら、会話ででもいいし Blog や SNS や Twitter でもいい、表現が多少悪くたっていい、「こんなことしたぜ」って言えばいい。伝染するから。
*1もちろん、実際には何もしていないのにしたかのように書かれたものがあろうこと、適切ではないものが含まれているということを差し引いた上で。
Naney (なにい)です。株式会社ミクシィで SNS 事業の部長をしています。
nDiki は1999年1月に始めたコンピュータ日誌を前身とする Naney の Web 日記(兼パーソナルナレッジベース)です。ちょっとしたノートは nNote にあります。
※内容は個人的見解であり所属組織とは関係ありません。