nDiki

2013年5月21日 (火)

リンカーン【映画鑑賞

リンカーン オリジナル・サウンドトラック

自分にとってのバイブルである「人を動かす」の著書デール・カーネギーはリンカーンの研究家で同著の中でもいろいろなエピソードが紹介されている。そのリンカーンがスティーヴン・スピルバーグによって映画化されて4月19日より日本でも公開されていた。

「スタントン陸軍長官は『ここに横たわっている人ほど完全に人間の心を支配できた者は、世に二人とはいないだろう』と、つぶやいた。(人を動かす p.20)」と書かれているリンカーンが、映画の中ではたしてどのように描かれているのか非常に興味深く映画を観たいと思っていたので、今日はフレックスタイム制を利用して早く上がって品川プリンスシネマで鑑賞してきた。品川プリンスシネマは「ソーシャル・ネットワーク」以来。

奴隷制廃止

映画のメインテーマは「アメリカ合衆国憲法修正第13条の下院可決」。大統領や政治家が様々な駆け引きを行いながら、奴隷制廃止のために活動する。奴隷を解放し自由な世界にするという大きな理想のためには、工作や今までの主張を曲げることも辞さない大統領や政治家の姿には心を打たれるものがあった。日本でも昨今憲法改正が話題にあがっていて考えさせられるところもあった。実際のところ今の日本ではどのような理想に向かってどれぐらいの情熱が注がれて憲法を変えようとしているのだろう?

人を動かす」という視点でのリンカーン

人を動かす」の印象が強すぎたせいか、もっとサーバントリーダー的なのを勝手にイメージしていたんだけれど、「おっおぅ、そうくるか」って感じにもっとゴリゴリ指導的・熱弁的に描かれていた。でも考えれば大統領なのでやっぱり強さが必要なんだよね。いや大統領でなくても、リーダーにはビジョンと強い情熱が必要。強い信念をもって、その上で周囲の人に影響を与えて本人自身が動きたくなるようにしていくのが大切なんだな。最近はどのようにすればまわりの人が動けるかを重視しすぎていたけど、もう少し強さももっていた方がいいなと考えさせられた。

みんなのハッピーと、大切な人のハッピーと

映画では奴隷制廃止という大きな理想で大勢の人をハッピーにするというのが大きなストーリーでありつつも、実際には家族や周囲の人を守りたい・ハッピーにしたいという気持ちが沢山表現されていた。そういうところいいね。「そもそも大切な人をハッピーにできないでどうするよ」的なメッセージもひしひしと感じた。リンカーンが全レンジ大切にするよ感がすげーなと。

ということで

全体体的に満足のいく映画だった。お薦め。個人的には共和党奴隷解放急進派のタデウス・スティーブンスが裏の主役って感じでいい味出してた。観る人は要チェック。


[ 映画館で観た映画 ]

スポンサード リンク
[ 5月21日全て ]

About Me

Naney Naney (なにい)です。株式会社ミクシィで SNS 事業の部長をしています。

nDiki1999年1月に始めたコンピュータ日誌を前身とする NaneyWeb 日記(兼パーソナルナレッジベース)です。ちょっとしたノートは nNote にあります。

※内容は個人的見解であり所属組織とは関係ありません。

月別インデックス
Process Time: 0.139218s / load averages: 0.72, 0.80, 0.73
nDiki by WATANABE Yoshimasa (Naney)
Powered by DiKicker