nDiki : 2018年02月16日

2018年2月16日 (金)

エッセンシャル スクラムを読む会: 第16章 ポートフォリオプランニング

エッセンシャル スクラム: アジャイル開発に関わるすべての人のための完全攻略ガイド

今のチームでポートフォリオプランニングの運営をしているので、勉強のためチームメンバでエッセンシャル スクラムの「16章 ポートフォリオプランニング」を読む会をやりました。昨年度に別のメンバで1冊通しでエッセンシャル スクラムを読む会をやって以来なので久しぶりです。

今回の自分のパートは以下。

  • 16.5 アウトフローの戦略
  • 16.5 仕掛品の戦略
  • 16.6 終わりに

「プロダクトをいつポートフォリオバックログから取り出すか」についてのアウトフローの戦略は

  • 「作業者の手待ちではなく、作業の手待ちに注目せよ」
  • WIPを制限する」
  • 「チーム全員の準備が整うのを待つ」

がポイントでこれらは、スプリントプランニングに通じるものがあるのでわかりやすいところです。

仕掛品の戦略は作業中のプロダクトについて

  • 維持
  • デリバリー
  • ピボット
  • 打ち切り

を判断するための戦略です。限界費用で考えましょうということ。限界費用が適切に見積もれる必要がありますが、そこが難しいところですね。

16章を通して11の戦略が示されていますが、おわりにの節でどれかを選ぶとしたらとして 11の戦略から選ぶとしたら

  • 遅延コスト
  • 小さめのリリースを頻繁に
  • WIP を制限する
  • 限界費用

だとのこと。参考にします。

やはりポートフォリオレベルでは収益とコストをしっかり考える必要があるなと。

読み直して、やはり今ポートフォリオバックログと呼んでいるのは階層化プロダクトバックログだなと。複数チームで取り組んでいるのでそれはそれで必要なのですが、ポートフォリオプランニングという意味では考え直したいところです。

今日のさえずり: \Q \E し忘れるなんて、年を取ったものだな

2018年02月16日

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Naney Naneymx

Naney (なにい) です。株式会社MIXIで SNS 事業の部長をしています。

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