8年使ったグレゴリー テールランナーがいよいよ内側のスリーブのところからコーティングが加水分解を始めたようで、ちょっとベトつき始めたので先日新調したところである。さて、古い方だけれど、ベトつき始めたのは内側のスリーブのみで、メインコンパートメントはまだまだ平気、あとはジッパーのかぶせ部分の裏のコーティングが剥がれてきた程度。捨てるのももったいないので重曹でコーティングを剥がしてみることにした。
バケツに40℃の湯をため重曹を適当にいれて溶かし、その中へジッパープルを外して裏返したテールランナーを浸した。バックルも外しておこうと思ったけれど、ベルトの端の折り返し縫いで厚みがありどうにも抜けなかった。
3時間ほど浸けてから歯ブラシでゴシゴシ。劣化している部分はぽろぽろ剥がれてきた。ヌルヌル・ベトベトといった感じはなく、日焼けをして皮が剥ける時と同じくボロボロとという感じ。作業時間は30分ぐらい。テールランナーのサイズでこれだけだから、大きなバックパックだったら大変だな、これは。
剥がす作業を終えたら水ですすいだあと陰干し。
乾いてから「剥がれかかっているけれども少し残っているようなまさに日焼けで剥けた皮の境目」をカリカリひっかいたり、テープでペタペタしたりして除去して今回は完了。
内側のスリープについてはコーティングの一部剥がれと毛羽立ちの感触で、サラサラになったというよりはザラザラになったという感じ。ペタペタ感はほとんど無くなった。
メインコンパートメントの裏側はまだまだしっかりしていてほとんど剥がれなかった部分も多く、結果中途半端に剥がれてむしろ見た目ボロくなってしまった感じがする。内側だけで外見は綺麗なままなので、使う本人が気にならなければ問題ないでしょう。これ以上は今は無理に剥がさなくてもいいかな。
洗ったこのテールランナーは「新しい方を汚したくないな」というシチュエーションだったり「オフィスに控えとして置いておく」だったりで使っていくつもり。
Naney (なにい) です。株式会社MIXIで SNS 事業の部長をしています。
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