Slack コール(ビデオ通話)では動画表示用の小さいウインドウが最前面で表示される。これを MacBook Pro 内蔵ディスプレイの上部中央、内蔵カメラの直下に配置すると自然とカメラの方に視線が行くようになる。 one-on-one ミーティングなど視線を大切にしたい時に便利だ。
一方最近使っているビデオ会議ツール Google Meet (旧 Google Hangouts Meet) は Google Chrome でアクセスして使う形(Mac)のため同じことができない(Meet を開いているウィンドウは Chrome の装飾がついて大きいし、特定の Chrome のウィンドウだけを最前面に置くこともできない)。
なんかいい方法ないかなと思っていたところ Picture-in-Picture Extension (by Google) という Google Chrome 拡張機能を発見。
Google 公式の拡張機能だ。これを使うと Picture-in-Picture Web API に対応している YouTube などのサービスの動画部分をフローティングウインドウとして最前面に表示させることができる。Google Meet のビデオ会議ページで使ってみたところ、動画部分をフローティングさせられた。1対1で画面共有無しの場合はこれでいけるぞ。
2011年4月16日に株式会社ミクシィに登録してから9年が経った(mixi は2004年11月19日に登録してから約15年5カ月経過)。
2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震/東日本大震災のあと、電力不足の懸念からいたるところで照明が減らされ当時の東京はまさに暗かった。食料品は品薄だった。水道水に少し不安を感じた。入社したのは地震発生から1カ月と少しの頃で、社会が変わり仕事も変わった。しかしいつの間にか東京の夜にも明るさが戻り、いつしか新しい仕事と生活はそれが日常となった。
それから9年。
中国の湖北省武漢市での原因不明の肺炎が新型コロナウイルスによるものだと分かったのが2020年1月7日、同1月16日に国内でも感染者が確認された。日本政府のチャーター機による帰国、ダイヤモンド・プリンセス号での集団感染などがニュースとなる中、2月中旬頃からだんだん危機感が高まる。そして2月27日に休校要請が出されてから社会の不安も急拡大していった。
3月4日に在宅勤務のトライアルをし、その4週間弱後の3月30日からリモートワーク推奨(4月8日(水)からは原則リモートワーク)となった。今、在宅勤務の日々が続いている。
今はどう働くかに多くの注意を払っている状況でそれは致し方ないところだけれども、より事業/プロダクトそのものにまた注力していけるようにしていきたいところである。
「激動の10年が始まった」と感じた2011年から10年を待たずに、新しい激動が始まったのだと最近強く感じている。身近なところではリモートワーク導入の波が加速して働き方の多様性が増えていくだろう。人と人との接触をなるべく避け外出を自粛する必要が長く続けば、誰もが想像している通り社会のニーズが変わりルールもビジネスも変わっていくだろう。
仕事が変わり、社会が変わり、そしてまたそれが日常になっていく。やることをやっていくだけだ。世界が変わっていくのを仕事を通じて楽しんでいきたい。
Naney (なにい)です。株式会社ミクシィで SNS 事業の部長をしています。
nDiki は1999年1月に始めたコンピュータ日誌を前身とする Naney の Web 日記(兼パーソナルナレッジベース)です。
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ナレッジベースアプリケーション Obsidian で書いているノートの一部を notes.naney.org で 公開しています。
※内容は個人的見解であり所属組織とは関係ありません。