動機付けと感謝する・褒める
動機付け観点で褒めることの是非について、ちょっと再確認してみた。
「行動・過程」に感謝する(あるいは褒める)。「結果・成果」を褒めない。金銭的な報酬を期待させない。
「外発的動機付け」により「内発的動機付け」が高まる「エンハンシング効果」を起こす。
- 言語的な報酬で「外発的動機付け」する。
- 「行動・過程」に感謝する。「行動・過程」を褒める(成長承認する)。
- 「結果・成果」を褒めない(成果承認しない)。
- 「能力」を褒めない。
- 褒めるより感謝。(アドラー心理学)
- 信頼されている人・好意を寄せられている人が承認するとより効果がある。
- 物質的な報酬で「外発的動機付け」する(注意)。
- 「内発的動機付け」が高まるまでは物質的な報酬も有効(アンダーマイニング効果に注意)。
内発的動機付けがすでにある
「内発的動機付けによる行動」に対して「外発的動機付け」することにより動機付けが下がる「アンダーマイニング効果」を起こさないようにする。
- 「内発的動機付けによる行動」に物質的な報酬を期待させない。
- 物質的な報酬を期待させて「外発的動機付け」をしたあと、報酬を無くす(アンダーマイニング効果)。
- 「内発的動機付けによる行動」に対して、行動を強制したり干渉したりする。