組織において表彰制度を実施する場合は「競争」と「動機づけ」について相当な注意を払う必要がある。
ピープルウエアでは「何かチーム内の競争心をあおるようなことをしたら、チーム殺し的と見なければならない。」(第2版 第28章 競争 p.235 より)
と競争についての問題を述べている。
表彰されるための行動は外発的動機づけによるもの。
Joel on Software の第21章「報奨金有害論」では、 Microsoft の「Ship It」アワードについて「従業員たちが子供のように扱われていると感じていることが明らかになった。」と述べている。
外発的動機づけされようとしていることについての反発だろう。
OKR についての書籍『Measure What Matters』では承認について
特別なプロジェクト、会社の目標の達成、会社の理念を体現する行為など、従業員の行動や成果を認める。「今月の従業員」を表彰する代わりに「今月の成果」を表彰する。
とし人ではなく「行動や成果」を表彰することを勧めている。外発的動機づけとしては「成果」よりも「行動」を褒める(成長承認する)ことに重点を置いた方が良いだろう。
行動を起こさせる程度だがその行動すべてを正当化できない程度の報酬にする。そうすると人は認知的不協和を解消しようと他の動機(内発的動機)を見つけようとする。
[ opinion ]
今年は今日が仕事納めの日。ノートやカレンダーを読み返しながら1年をふりかえり。
2018年1月付で mixi事業部 部長を拝命して今年で満3年。3年やると事業方針・予算策定などの年次の事業活動についても自分なりのスタイルができあがってきてスムーズにできるようになってきたと感じている。年次だけでなく四半期毎・月次・週次のプランニングだったりデータ可視化やレポーティングなんかも同様だ。
来年・来年度はサービスのためにもっと攻めていきたいぞ。
昨年仕事納めのふりかえりで「午前中にミーティングをいれるのを極力やめてみる」としてみたトライは1年続けられた。「動かしたくないと言われた」「別のミーティングに先立ってやっておきたい」という2件だけ午前中に残した他はすべて 12:00 以降に調整できた。原則リモートワーク期間中に出席者の環境の都合でしばらく午前中にしたケースがあったけれど、それも今は午後に戻している。
午前中に生み出した時間は主にタスク管理の更新と細かいタスクのその場での実行を今はしている。毎日朝に時間を確保できるとリズムを崩さず仕事ができてストレスがなくて良い。タスク管理・実行をしているうちにあっという間に早めの昼食時刻となってしまい「午前中の集中力をクリエイティブな活動に活用」まではできていないのでここは来年改善したいところだ。
3年前から仕事納めの日は何か美味しいものを買って帰っている。今年も何か買って帰るよと数日前から期待してもらっていたのだが、そういえば今日はクリスマス。ケーキ屋は混んでいるだろうなと思いつつ帰りに渋谷スクランブルスクエアや渋谷ヒカリエに行ってみたところ、どちらも混雑していて長蛇の列。これは無理。
途中乗り換え駅の駅ナカや地元駅の駅ビルにも寄ってみたけれど、どちらもケーキ屋に行列ができていた。無理。
最後の望みはコンビニ。セブン-イレブンは品揃えが駄目だったのでさらにファミリーマートへ行ったところケーキに巡り会えた。ふう、手ぶらは免れた。第89回全日本フィギュアスケート選手権大会を観ながら美味しく頂いた。
今年もお疲れさま。
[ Naney と mixi ]
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— Naney (@Naney) December 25, 2020
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Naney (なにい) です。株式会社MIXIで SNS 事業の部長をしています。
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