東京2020オリンピック最終日。朝食後にテレビをつけ、 7:00 にスタートした男子マラソンで服部選手が73位でフィニッシュするのを見届けた。
昼食の時にテレビをつけたら今度はバスケットボール女子で日本がアメリカと決勝戦中。銀メダルを獲得。チャンネルを変えたらNHK2020ソング 「カイト」にのせた日別のダイジェストが流されていたので、それで会期後半を振り返った。
閉会式は 20:00 から。交響曲第9番が流れて年末ぽかったり、東京音頭が流れてお盆ぽかったりといろいろミックスな感じ。2024年パリオリンピックの引き継ぎでの映像は、歴史を感じさせるパリ市街・エッフェル塔そばの広場での賑やかなイベントの様子など魅力的な開催を予感させ素晴らしかった。
直前まで開催中止の声が多かったように感じられた今回のオリンピック。目にする情報から考えるに組織運営・意思決定・発表の仕方など多々問題はたしかにあったのだろう。
一方で完璧を求める声ばかりが大きくフォーカスされがちであったとも思う。ちょっとした声がソーシャルメディアやマスメディアで増幅される時代になったことや、新型コロナウイルス感染が続くなかで不安・不満が積もってきている世の中という背景がそうさせているのだろうか。
完璧を求める社会になると何もかもが停滞していき、巡り巡って全員が生きづらい社会になってしまう。完璧ではない人間が、他者にどれだけの完璧を求めるべきなのか。
批判のあり方について考える機会にもなった大会であった。
Naney (なにい)です。株式会社ミクシィで SNS 事業の部長をしています。
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