( https://suzume-tojimari-movie.jp/ より)
11月11日公開の『すずめの戸締まり』をようやく映画館に観に行き、 SNS mixi の画面が登場するのを確認してきた。自分たちが運営しているサービスが新海誠監督作品にちらりとでも登場するのとても嬉しい。ちなみに『小説 天気の子』にも mixi というワードが登場してちょっと嬉しかったりする。
『君の名は。』『天気の子』に続く自然災害と神話を軸としたストーリーで「天体」「気象」ときて今回は「地震」。東日本大震災をメインに大地震にかかわる地を舞台に話が展開していく。今回も「私たちだけが知っていることわりに対峙し、人知れず世界を守っている」というフレームで、登場人物らと秘密を共有しているような感覚をまた味わうことができた。
繊細なテーマに対して煽り立てすぎないようとても気を使いつつもエンターテインメント性もしっかり織り込まれた惹き込まれる作品であった。過去2作品に比べて過度に心を揺さぶらないように仕立てられているのだろうか、パーンとテンションが上がったり涙腺が崩れたりというようなシーンはなく、鑑賞後の余韻も穏やであった。
優しい気持ちをもらえる、そんな作品だった。
[ 映画館で観た映画 ]
Naney (なにい) です。株式会社MIXIで SNS 事業の部長をしています。
※本サイトの内容は個人的見解であり所属組織とは関係ありません。