nDiki : たけやさおだけ

2001年12月22日 (土)

14:00 たけやさおだけ

たまに巡回してくる物干し竿屋。 「たけやーーさおだけーー」という定番の文句だが、あれは一体どう形態素解析すればいいのだろう?

発声から「たけや/さおだけ」であるには違いない。 後者「さおだけ」は、「竿竹」(竿にした竹。竹の竿[広辞苑])が無難な解釈だが、「竿」「だけ」(副助詞)ともとれよう。 最も「竿のみを売っている」とはわざわざ言わないだろうが。

より悩ましいのは「たけや」。「竹屋」(1. 竹を売る店。竹を売る人。 2. 竹で造った家[広辞苑])か、「竹」「や」か。 「竹」「や」だとしたら、「や」は間投助詞(竹の意味を強める)なのか、並立助詞(竹と竿竹を両方売りにきた)なのか、それ以外なのか。 間投助詞だとすると「竹や竿竹」は一商品「(竿)竹」を宣伝しているのに対して、並立助詞だと「竹と竿」の二商品を宣伝していることになる。

また「さおだけ」という店名の竹屋さんが、店名を連呼していると考えられなくもない。さすがに、それはないかなと思ったのだが、に話たら「(店名)たけや」の「竿竹」が一番最初に思い浮んだ解釈だそうで。また新しい解釈を発見。 店名が含まれるという見解も、少数意見ではないかもしれない。

ちなみに 茶筌 (Debian GNU/Linux chasen 2.2.8-2 + ipadic 2.4.4-1)では「たけやさおだけ」は

 たけ    タケ    たけ    名詞-一般
 や      ヤ      や      助詞-並立助詞
 さ      サ      さ      副詞-助詞類接続
 お      オ      お      接頭詞-名詞接続
 だけ    ダケ    だく    動詞-自立       五段・カ行イ音便        命令e

うーむ。「だけ」は、「抱け」ときたか。 「竹屋、竿(を)抱け」というのも自虐的な売り言葉で面白いかも。

実際のところ、どうなんでしょ。 調べればきっとわかるんだろうけど。 また皆さんは、耳にした時どう解釈してるんでしょ。

スポンサード リンク
[ 12月22日全て ]

2001年12月25日 (火)

18:10 「竿屋、竿竹」

たけやさおだけ」ネタ。 IRC で「さおやさおだけ」=「竿屋、竿竹」=「竿屋(でございます)、竿竹(を売りに参りました)」だと思うとの意見をいただく。 「たけやさおだけ」とは検討対象が違うものの、同じ捉え方だと「竹屋、竿竹」に一票というところか。

[ 12月25日全て ]

2002年1月5日 (土)

12:00 続「たけやさおだけ

以前に書いた「たけやさおだけ」の形態素解析ネタ。

今日も販売カーがテープを流しながら巡回してきたのでよく聞いてみると「株式会社○×商店……」と放送していた。 ということで、「たけや」「さおだけ」が店名を示す固有名詞である可能性低。

[ 1月5日全て ]

About Me

Naney Naney (なにい)です。株式会社ミクシィで SNS 事業の部長をしています。

nDiki1999年1月に始めたコンピュータ日誌を前身とする NaneyWeb 日記(兼パーソナルナレッジベース)です。ちょっとしたノートは nNote にあります。

※内容は個人的見解であり所属組織とは関係ありません。

follow us in feedly

月別インデックス
Process Time: 0.044671s / load averages: 0.12, 0.32, 0.41
nDiki by WATANABE Yoshimasa (Naney, Google profile)
Powered by DiKicker