何かを考える時、何かを書く時、何か良い情報はないか頼れる正しい意見はないかと必要以上に情報を探してしばしば時間をかけすぎてしまいがちです。気が付けば内容も他人の意見をまとめたものになってしまうことも。
今年は「自分の頭で考える」をより意識してみることにします。
自分の意見を考える時、情報を探しにいくプロセスをいったん止めてまず自分の頭で考えて書き出してみる時間を作ります。 PC を使っているとついつい調べたくなるので
のどちらかの環境にして情報を遮断して考えるようにしてみます。
きちんと文章化する場合は、考えがまとまった後に初めて用字用語の校閲やハイパーリンク付ければいいかな。
意思決定をするとか意見を出すとかそういった決まったトピックについて考えるのとは別に、毎日考える時間をとって主体的に仕事をし生きていくようにも今年はしていきたい。こちらは1日15分などと時間を区切り、その時間の中で情報を遮断して湧き上がるアイデアや考えをまとめて行動につなげるようにしていきます。
「アジャイルソフトウェア要求」による計算方法では3つの属性の和
[ユーザー価値] + [時間値] + [リスク軽減値]
としています(それぞれ他のフィーチャーとの相対値で10が最高、1が最低)。
「アジャイルソフトウェア要求」による計算方法では3つの要素の和
[ビジネス価値] + [時間価値] + [リスク低減/チャンス利用]
としています(値はそれぞれ 1, 3, 5, 8, 13, 20, 40, 100、あるいはその他の等級)。
「アジャイルエンタープライズ」による計算方法では4つの要因の和
[収益の増加] + [収入の維持] + [コストの削減] + [コストの回避]
としています(それぞれ週当たり/年当たりの金額)。それぞれの要因は下記です。
丸山@h13i32maru 氏が開発された Trickle というサービスがとても面白そうなので、サインアップして触ってみた。
Trickle は Twitter を使っていて
「自分が主体でありたい、自分への影響をコントロールしたい。でも一人は寂しい」
という自分も「そうそう!」と共感できるインサイトから、トピックというアイデア取り入れて作られた(ソーシャルメディア)サービスだそう。トピックという構造を1つ入れることで投稿する側は書き分けられるし、読む側は特定のトピックだけサブスクライブすることで読み分けられるというお互いにハッピーという仕組みだ。
投稿単位であるアクティビティはオプショナルな「ノート」「画像」「リンク」を持つ。「いいね」と名付けたトピックに他のアクティビティへのリンク付きアクティビティを投稿することで、ユーザーは「いいね」機能を「実装」できてしまうわけだ。非常に面白い!
また書き留めるサービスという観点から、アクティビティを再編集したり別のトピックに移して整理しなおせるというのも理に適った仕様だと思う。
19年 Web 日記を書き 11年 Tweet している身として「日常生活の中で使える時間は有限。メディアやアカウントをテーマ別に使い分けてどれも充実させていくというのは時間的にもネタ的にもかなり大変である。そもそも興味のあるテーマもどんどん変わっていく。なのでテーマ別に分けない方が良い」だと自分自身については思っている。
それからソーシャルメディアの投稿を読むという立場で考えてみてると「何のテーマの投稿か?」以上に「誰の投稿か?」を自分は重視しているなと。やはりトピックではなく人をフォローしたいのだ。うん。
1日使っただけで Trickle のサービスやモデルの良否は語れるものではないので、以上あくまでもファーストインプレッションということで。
知っている人がどんどん使い始めたら、もっと便利さが感じられるのかもしれない。……あ、やはり人をフォローしたいんだな。
3連休の中日の日曜日。どこに行くか昨日さんざん迷った結果、東京スカイツリータウンの東京ソラマチに行くことにした。
2015年8月14日・2016年9月12日からの3回目の東京ソラマチ。前回からもう3年ぶりだ。
郵政博物館を見学したらお昼の時間。ソラマチ タベテラス(フードコート)に行ってみたらやはり満席だったので、東京ソラマチ内でご飯を食べるのはやめにしていったん外に出て近くのジョナサン 業平店まで行ってみた。こちらも満席で並んでいたけれど、フードコートのように席取り合戦をしなくて良いのでずっとよい。近くでお祭りがあるのか法被を着た人が何人もいた。
ジョナサンから戻って西側から東側へと巡ってぶらぶら。
ナチュラルキッチン アンド 東京ソラマチ店をのぞいたあと、二木の菓子 東京ソラマチ店へ。ずっと食べたいと思っていたキューブ型のマグロ珍味(オリジナルの名前はツナピコらしい)がスーパーツナという名前で売られていたので思わず購入。
リラックマストア 東京スカイツリータウン・ソラマチ店、ディズニーストア 東京スカイツリータウン・ソラマチ店と見て、次はカービィカフェ ザ・ストア。良さげなカービィグッズ無いかなと思ったんだけれど、カービィカフェバージョンがほとんどで、カフェに行かない自分には興味ナシだった。
nana's green tea 東京スカイツリータウンソラマチ店では抹茶黒蜜ラテを。ホイップクリーム + 黒蜜の組み合わせがたまらない。ラテはミルクがあとでお腹にくるんだけれどねー。
Neue 東京ソラマチ店をみたあと、次はアランジアロンゾ東京スカイツリータウン・ソラマチ店。ミラーとルーペの組合わせで拡大鏡にもなる秀逸なアイデアのグッズが気に入り妻が購入。
あとは 3F 東京ソラマチロフトでほぼ日手帳2020をチェックし、1F パーティリコ 東京スカイツリータウン・ソラマチ店でバラエティ雑貨を物色。アクセサリーはパリスキッズのものを扱っていた。
東京ソラマチは広いので1日じゃ全然足りないね。
3連休3日目。世界貿易センタービルの展望台に行くというアイデアは不評で、お台場のヴィーナスフォートに行くことにした。結果ヴィーナスフォートの方が楽しかった。世界貿易センタービルは今度1人で行くことにしよう。
今日まで近くで東京モーターショーが開催されていて混雑しているということで恐る恐る向かった。東京テレポート駅からメガウェブまでごった返していたけれど、ヴィーナスフォートの中はそれほどでもなく普通に楽しめた。
あれ、ヴィーナスフォートはもしかして、2014年10月4日に日本科学未来館の企画展「トイレ? 行っトイレ!~ボクらのうんちと地球のみらい」の後に行って以来で5年ぶり? 今日ヴィーナスフォート 2F の「ア ル ロイック」の前を通った時に「前にここで食べたの覚えている?」って聞いたら覚えているって言われてちょっとびっくりしたのだけれど、それが5年前だ。
今日は以下をまわってきた。
公園広場で席が取れたので MOMI&TOY'S でばななチョコホイップクレープとアイスコーヒーを買って休憩。クレープを食べられて大満足。
今日から2日間ベルサール渋谷ファーストでプロダクトマネージャーカンファレンス 2019。
去年に引き続きの参加である。
今日のキーワードは「feature team ではなく真の product team を」「プロダクトビジョン」「信頼(trust)」。
以下タイトルは公式サイト掲載のものより。
横道稔氏。
Silicon Valley Product Group Partner and Founder / Inspired 著者 Marty Cagan 氏
与えられた機能を作るだけの feature team ではなく、真の product team を作り信頼し、プロダクトマネージャーは本当のプロダクトマネージャーの仕事をしようという話。
feature team をそのまま product team に成長させて信頼していくことができるのか、それとも優れたメンバで優れた product team を作っているからこそ信頼できるのか。
TransferWise Head of Product Kaarel Kuddu 氏
前のセッションに続きここでも、能力の高いメンバによる顧客のことを理解し考えて決定し実行できる優れたチームに決定権と成果に対する説明責任を与え信頼するという話が印象に残った。
ここでいっている責任をもつというものが何か指しているかが気になるところ。
LINE株式会社執行役員 二木 祥平 氏
「LINE公式アカウント」「LINE Ads Platform」が現在の担当プロダクトの二木氏のセッション。 「LINE(株式会社)では」 PM が何をしているかをふわっとまとめた話。ロジカルな構造や用語使いなどでしっくりこないところがあるけれど、生の声という意味で興味深く聞けた。
freee株式会社 執行役員 プロダクトマネージャー 岡田 悠 氏
バックログの縮小均衡 → プロダクトビジョンが必要 → プロダクトビジョンが機能しなかった → ストーリーテリング。
「静的なビジョンを、動的なストーリーへ深堀ること」
セッション自体がストーリーがあるかのようで惹き込まれて響いててきてさすがだなと感じた。
「シャープに本質だけを抜き出した表現にしようとする」あるいは「そもそも事実を書き並べる以上の文章をなかなか書けない」のでつい端的な文章で済ませがちだけれど、やはり人を動かすにはストーリーも大切だなと思うことができた。
エン・ジャパン株式会社 デジタルプロダクト開発本部 部長 / プロダクトマネージャー 岡田 康豊 氏
スキルを明確化・指標化することで改善が動き出すというのは、プロダクトと同じで PM に馴染みやすいのかも。
今回のセッションの事例ではかなりガッツりやっているので、業務の中でどれだけのウェイトをかけてメンバが取り組んでいるのかが気になるところ。
東京大学 FoundX ディレクター 馬田 隆明 氏
ボリュームある発表で浅く広くエッセンスを列挙したセッション。30分じゃもったいない量だ。実経験ではなく、世の中で論じられているものをまとめた馬田氏らしい内容。ユーザーコミュニティのり活用について整理されていて、概論についての理解のリフレッシュの良い機会になった。
大きくなったコミュニティのサブグループ化は過去やってみたりしてきたけれど、やっぱりいいやり方らしい。
コミュニティのオンボーディングは、企業内でもそのまま使えるのでリストとして見えるところに書き出しておきたい。
コミュニティを育てることでエンゲージメントと継続率を高めるというのは自サービスでも意識している点。優先度がなかなか上げられないけれども継続はしていきたいところだ。
パネルセッション。PM の需要・募集・市場・オンボーディングについて。
Nota Inc.CTO 増井 俊之 氏
増井氏流の発想・発明ベースのプロダクト開発の紹介。自分が使いたいから作り、問題があればすぐ直す。
プロダクトマネジメントはほぼ関係なかったけれどウィットに富んだ参考になるセッションだった。
Zoom Video Communications, Inc Chief Information Officer Harry D. Moseley 氏
30分 Zoom の宣伝。ちょっとだけ PM の話があってまた Zoom の宣伝。
プロダクトマネージャーカンファレンス 2019 2日目。1日目の昨日に引き続き参加。
以下タイトルは公式サイト掲載のものより。
横道稔氏。
株式会社シークレットラボ代表取締役 / エクスペリエンスデザイナー 佐藤 伸哉 氏
デザインスプリントの概論。実体験に基づくポイントの話が興味深かった。
個人の力を重視し、声の大きさを排除する。
その他ポイント。
株式会社メルカリ Director of Product Management, Mercari US in Tokyo Brad Ellis 氏
フレンドリーで愉快なおじさん風なのだけれど、すごい経歴の Brad Ellis 氏。楽しくトークを聞くことができた。
グローバルな組織では「多様性」「共有」「期待の明確化」「Internal PR」などが大切とのこと。グローバルなプロダクトに対しては「各ローカル(国、都市と地方)に合わせていくこと」の重要性を話されていた。また優れたサービスを先行してる国(例えば日本)から他の国へ展開していく事例についても紹介されていた。
始めの方にあった「You are not the user」では昨日の増井氏の発表を思い出しておかしくなったよ。
Smule, Inc Head of Product in AI (Principal Product Manager) 曽根原 春樹 氏
PM の考え方のシャープなセッション。「Think big」「上手に失敗する」。
株式会社プレイドプロダクトマネージャー 棚橋 寛文 氏
KARTE の事例。
日経の方の話が一番しっくりくるし実践されている PM の話だった。他のお二方のは立場が違うのかちょっと雰囲気が違う感じ。
プロノイア・グループ株式会社 CEO(Chief Executive Officer) ピョートル・フェリクス・グジバチ 氏
「OKR っていう言葉は使わなくたっていいじゃん」
「承認 x 感謝」が大切で、マネージャーとして次のような態度を常にもっている必要がある。
Tably株式会社 小城 久美子 氏
プロダクトの Core・Why・What を決めていくプロセスのフレームワークの紹介を実践を通じて説明。とてもわかりやすく参考になった。
キーワード: 「リーンキャンバス」「PRD」「インセプションデッキ」「バリュープロポジションキャンバス」「ユーザーストーリーマッピング」
日産自動車株式会社 コネクティドカー&サービス技術開発本部ソフトウェア&ユーザーエクスペリエンス開発部アプリケーション&サービス開発グループ主担(プロダクトマネージメント)海老澤 雅之 氏
ソフトウェア開発をウォーターフォール開発からアジャイル開発したよという話と、アプリの紹介。
今日はここで退散。
今日で今年在宅勤務50回目。3月4日に1日試行したあと、3月30日から2週間リモートワーク推奨で本格的に始まった在宅勤務生活は4月7日の緊急事態宣言発出を受けて継続となり、あっという間にもうすぐ3カ月というところだ。
明日には都道府県をまたぐ移動の自粛が緩和されるなど、新型コロナウイルス感染症対策での制約もだいぶ無くなってきている。このままいけばまたオフィスワークも可能になっていくだろう。
在宅勤務50回目の中で個人レベルでの良い面(個人に閉じた業務は捗る・家族時間が増えるなど)、悪い面(作業環境の不便さ・運動量減少・街中から得られる刺激の減少など)について感じることはもちろんある。また他の人からも個人的な良い面・悪い面と「リモートワークで良い」「オフィスワークが良い」それぞれ様々な意見も聞こえてきている。
新型コロナウイルス感染症対策で完全リモートワークが突然始まった中、それぞれの工夫によって仕事が進むようになった訳なので身の回りでは「このまま完全リモートワークでも問題ないのでは」と考えている人が多い印象である。今までのことを今まで通りやり続けていく分にはしばらく問題は無いだろうとは自分も考えている。
一方、やはり完全リモートワークで直接の接触やコミュニケーションの偶発的な機会が大きく減っていることには懸念を感じている。この影響が人間関係構築・企業文化浸透・アイデア創出にマイナスに働き、徐々に徐々に変化に弱く変化できない硬直した組織になっていってしまうことを危惧している。もしそうなればひいては所属するメンバの活躍機会の減少にもなる訳で、個々人の短期的な働きやすさだけでなく総合的に考えていきたいと思っている。
この3カ月組織として完全リモートワークをしてみた訳である。新型コロナウイルス感染症対策による制約が緩和された今、今度は偶発的なコミュニケーション機会のあるワークルールをしばらく試し検査と適応を行い組織・メンバとして学習をしていくのが未来につながっていくのではないかな。
先週ミーティングで「(オウンドメディア再設計にあたり)9セグマップ(での顧客分類)を参考に考えている」と言われた。西口一希氏が確立した顧客分析フレームワーク「顧客ピラミッド(5セグマップ)」と「9セグマップ」について氏の著書に詳しく書かれているようなのでさっそく読んだ。
本書では顧客セグメントごとの1人の顧客の意見を聞き分析し(「N1分析」)、それを起点に商品/サービスの「プロダクトアイデア」を発見し形にしたうえで「コミュニケーションアイデア」をもってプロモーションしていくというマーケティング方法を説明している。
流れについてはざっくり
と理解。
この「顧客起点マーケティング」でマーケットの顧客セグメント分類に使うのが「顧客ピラミッド」「9セグマップ」だ。シンプルなアンケート調査で顧客セグメント分類する方法が紹介されている。アンケートで必要な設問も挙げられていて参考にできるので顧客分析時にとても助かりそう。
氏は「プロダクトアイデア」を重要視している。結局良いプロダクトでなければ、いくらプロモーションを工夫しても限界がある。この当然なところをつい忘れ、独立した活動として「プロモーションの力でユーザー獲得しよう」と取り組みがちなので気を付けたい。
マーケティングの話は化粧品やシャンプーなど消耗品の購買視点が多い。本書はスマートニュースを事例に「ネットサービス」におけるロイヤル顧客(ロイヤルカスタマー)や離反顧客についての分析とマーケティングの取り組みが詳しく書かれておりとても参考になった。
ネットサービスのマーケティングやプロダクトマネジメントに関わるにあたり読んで良かった1冊だ。
※「回答数(=N数)」と記述しているところがあるので本書では母集団の大きさではなくサンプルサイズ n のことを N と表現しているようだ。
[ 読書ノート ] [ カスタマーロイヤルティ ] [ 事業成長 ]
Naney (なにい)です。株式会社ミクシィで SNS 事業の部長をしています。
nDiki は1999年1月に始めたコンピュータ日誌を前身とする Naney の Web 日記(兼パーソナルナレッジベース)です。
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