フルリモートワークでリモートコミュニケーションのみの環境は「個人の仕事をやる」「決定されたものをやる」のに向いている一方、直接コミュニケーションをとれる環境に比べて創発・イノベーションが生まれにくくなる。間違いなくじわじわ組織が弱体化していく。
コミュニケーションの中心はずっと以前からチャット中心ではあった。しかし今後リモートコミュニケーションのツールがどれほど良くなっていっても、同じスペースにいて直接目に入り直接話せる環境だった時との絶対的な情報量の違いは埋めることができない。
なのでプロダクト(ネットサービス)を持続的に開発・運営していく組織でのフルリモートワーク体制についてずっと慎重な立場だ。
しかし不可逆なリモートワーク拡大はもう止められない。売り手市場が続いているソフトウェアエンジニアの個人人格が強くなっている業界において、人材確保の観点でも企業はリモートワーク拡充の必要性に迫られている。
変化する社会に合わせつつ、長期的にも合理的な新しい組織運営を目指していかねばなあ。
「公開で作業する」を実現するため、部門で使っている Qiita Team 上にワーキングノートを投稿してみることにした。ドキュメントとして残すのが目的ではなく、コミュニケーションの補完として個人の作業ノートを見えるようにしておくのが目的だ。
次のような運用にするつもり。やってみてアレンジする。
今まで Markdown で書いているノートを Google ドライブで共有する (Markdown ファイルのままだったり Google ドキュメント化してだったり) のを試みたけれど続かなかった。 Google ドライブはオーナーシップと共有範囲のコントロールをできて良いのだが、記事として気軽に見てもらえるような感じではやはりなかった。
Obsidian Publish とは違い Qiita Team は記事をローカルファイルと同期できないので、複数のノートを公開・更新していくのは現実的ではない。1つのワーキングノートだけに絞り反映させることにした。
1つのノートを更新していく方法だと変更点が分かりづらいので、だんだん読まれなくなってしまう懸念はあり。
永続的に残ると思うとリンク先の永続性とか気になりだしてしまって更新するのが億劫になる。あくまで作業ノートとして最新のスナップショットだけ共有したい。1つの Qiita Team 記事を更新していくのがシンプルなんだけれど、古い編集履歴を消す機能が無いので1週単位で新しくしてみることにする。
[ 組織内公開ワーキングノート ] [ 公開で作業する ] [ Top of Mind ノート ]
月曜日に部門の情報共有ツール (Qiita Team) にワーキングノートを新規作成し、その週はそのノートを更新するというのを今週やってみた。
共有するかどうかとは別に、そもそもデイリーノートとワーキングノートを分けない方がいいという気持ちになった。知的作業空間としてはデイリーノート一本化に戻す。作業中に共有・非共有の判断にエネルギーを割かないようにする。
コミュニケーションの補完という目的では、雑感記事をデイリーで情報共有ツールに書いていくのが良さそうだ。
結局行き着くところは社内 Web 日記 (社内 Blog)か。
[ 組織内公開ワーキングノート ] [ 公開で作業する ]
ワーキングノートを部門の情報共有ツールに書いてみた結果、コミュニケーションの補完という目的で部内 Web 日記として雑感を書くのがいいかなと思ったので、先週の月曜日から Qiita Team に1日1投稿を続けてみている。
「(その日の)トピックス」「(その日に確認し考察した)メトリクス」「雑感」と「(アイデアなどを含むちょっとした)バックログ」が今のところのセクション(該当内容がないセクションはカット)。
情報の鮮度を考えて1週間後に Qiita Team からは削除。ローカルでは非公開のデイリーノートと合わせて Markdown ファイルとして残しつつ、ローカルの他のノートと同じく整理のタイミングでマージされたりしていく想定だ。
また Web 日記を増やしてしまった。まあ Web 日記ドリブンも悪くない。
[ 社内 Blog ] [ 組織内公開ワーキングノート ] [ 公開で作業する ]
11月29日から4週間ほど部内 Web 日記として毎日雑感などを Qiita Team に書いてみた(記事)。仕事納めの今日は個人的な仕事の整理が多くてプロダクトについて書くネタが思い浮かばなかったというのもあり、惰性で続けずいったん昨日までで終わりとした。
読み手を意識して書くため、デイリーノート(非公開)にメモ書きするより思考の整理・明確化につながった。
メトリクスについての考察などの意見を書いておく場所として適していた。
仕事終わりの時点で書きたい話題が無いと何かないかなと無理やり考えることになって、それはちょっと違うかなと。
読まれているのかどうかが分からないと虚しくなりやすいというのも再認識した(読んでますと1人からフィードバックを頂いたのが心の支えだった)。
今回はお試しなので書きます宣言 & 宣伝をしなかったし、1週間後に削除する旨を冒頭に書いていたことでフィードバックを誘わない記事であったのも拍車をかけていたとは思う。
誰が読んだかわかる既読表示のある DocBase の方が読まれている実感があり継続に繋がりやすいのではと思う。
コミュニケーションの補完という目的で部内での情報発信はしていきたいなあというのは引き続きあるので、来年も何か実験してみたい。
[ 社内 Blog ]
東急ハンズ 公式 Twitter アカウント @TokyuHands 担当者(中の人)による、東急ハンズ流企業 Twitter アカウントの運用についての本。
Twitter はコミュニケーションツールであるとして、コミュニケーションを通じたブランディングを目的としてどのように取り組んでいるかが本書では紹介されている。Twitter 特有のスラングには解説が添えられており Twitter に詳しくない人でも理解しやすい。
友達感・リアルタイム感など、フォロワーとの関係性とコミュニケーションを大切にして運用していくためのポイントが盛りだくさんだ。特に同様のスタイルを目指している企業 Twitter アカウントの担当者にとって大いに参考になる1冊だ。
本書を参考にしても、中の人の個性を出していけば @TokyuHands とはまた違った愛されるアカウントになっていくだろう。
セガグループ・東急ハンズ・キングジム・井村屋・タカラトミー・タニタの企業 Twitter アカウントを運用している中の人にスタンスや事例などを伺いまとめた『自由すぎる公式SNS「中の人」が明かす 企業ファンのつくり方』(記事)では他のコミュニケーション重視の他の Twitter アカウントの話も書かれているので合わせて読むのがおすすめ。
Instagram や Facebook などソーシャルメディア毎に特性があり、SNS 運用にはそれぞれに合った適任者が必要だと本書では述べられている。
つまりはコミュニケーション重視の Twitter アカウント運用にも担当者の向き不向きがあるという訳ではある。『シェアする美術 森美術館のSNSマーケティング戦略』(記事)で述べられているようなスタイルなどもあるので、ブランドと担当者に合わせてアカウント運用方針を立てていくのがベターだろう。
[ 読書ノート ]
釣瓶#photography
— Naney (@Naney) February 12, 2022
RICOH GR IIIx #GR #GRIIIx #GR3x pic.twitter.com/LL6N6UNKQc
本日『シン・ウルトラマン』公開。気になるけど観に行くのは6月後半かな。少し先になるので Twitter で「ウルトラマン」をミュートした。
お昼はプロジェクトチームランチで渋谷スクランブルスクエア 13F の鼎泰豐(ディンタイフォン) 渋谷スクランブルスクエア店へ。渋谷スクランブルスクエアでレストランに入るのは2020年7月の AWkitchen figlia 渋谷スクランブルスクエア 以来まだ2度目。
えび入りチャーハン+ 小籠包(4個) + 小皿 + スープのえび入りチャーハンセット1,750円を注文。チャーハンがしっかりとボリュームがあってお腹いっぱいになった。
テーブルでの話題は「美味しいお店・音楽・映像コンテンツ作品・ゴールデンウィークに行った場所」など。こんなにもフツーの雑談に終始した席って何年ぶりだろうという感じだ。他の皆さんお店やコンテンツに詳しくてすごいなあと楽しく聞いていた。ちなみに「すとぷり」は誰も知らなかった。
チームランチきっかけでメンバ全員が出社した1日だった。朝会ではオフラインでのコミュニケーションの良さを再認識したそう。オンラインコミュニケーションとオフラインコミュニケーションの使い分けについて、実感をもって主体的に使い分けしていけるチームいいね。
久しぶりに goo にログインしようとしたら「入力内容が正しくありません。」とエラーになってしまった。パスワードリセットされたかなと「ログインパスワードを忘れた方」より gooID・生年月日・連絡先メールアドレスを入力するも「入力内容が正しくありません。」とエラーになり先に進めず。
gooID利用規約 (改定 2020年4月1日) に
当社は、ユーザーが連続する6ヶ月において1度もgooIDサービスを利用しない場合、当該ユーザーへの通知をすることなく、当該ユーザーのgooID及びパスワードを抹消しgooIDの利用資格を喪失させることができるものとします。
とあるので gooID が抹消されたのかもしれない。
日記を見返したところ「和」をコンセプトとする 匿名性コミュニケーションサービス「MURA」 というのを使うために 2015年8月31日に gooID 新規登録していたようだ。それ以降使ってなかったな。多分。
railway tracks#photography
— Naney (@Naney) July 22, 2022
RICOH GR IIIx #GR #GRIIIx #GR3x pic.twitter.com/BCpZ3aY9Ci
総務省|情報通信政策研究所|情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査
「図2-2 類型別メディア利用」ではメディアを以下のように分類している。
LINE・YouTube・Instagram・Twitter・Facebook・TikTok・ニコニコ動画・Snapchat・Mobage・mixi・GREE
コロシアム #photography
— Naney (@Naney) April 9, 2023
Lomo LC-A Minitar-1 Art Lens#Minitar #Minitar1 pic.twitter.com/kd0XKwTE9L
Naney (なにい) です。株式会社MIXIで SNS 事業の部長をしています。
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