妻に薦められて読んだ本。 先々週末に読み終えた。
著者が経営者人材へ成長する過程を自伝的にまとめたもの。 なるほど。20〜30代の働き続けたい女性にとって、いろいろ考えさせられる良書だ。 そういった位置にある人にとっては読んで損のない本だと思う。
また女性だけでなく男性にとっても、読むことで物の見方の幅を広がるであろう。
女性らしいやわらかな文章で、読んでいてちょっとくすぐったい感じはあり。
前半の夫の話ぶりにはちょっと抵抗がある。 内容はもっともで非常に参考になるのだが、くさいメタファを使ったり高圧だったりしていただけない。 文章化するうえでいろいろ脚色した部分があって実際の会話そのものではないんだろうけどね。
後半のトップ経営コンサルタントとの出会いからは、まさに起承転結の「転」で目が離せなくなる。 主人公の勇気と行動力には感服。見習いたい。
普通の説教的なビジネス書とは違う、「なるほど」という気付きを与えてくれるお薦め本。
一昨日、経営コンサルタントがはいってのMOT関連ミーティングがあった。 その時の手書きのメモを2、3時間ぐらいかけて整理。
今回は実際のところ MOT の話はほとんどなくてコンサルタントによる現状確認といった段階。 話は営業・マーケティング領域中心。
経営コンサルティングを受けるのは初めてなので興味津々。 以下全般的な感想・メモ。
今回の中でやるにせよ、外でやるにせよ、洗い出された問題をクリアしていく事がやはり重要だよな。
さて。
アライアンスの総会(+ 記念セミナー + 併設展示 + 展示会)に出席するため、社長・松下君と3人で京都へ出張。
社長が PEG-NZ90 の Graffiti の移植に失敗して LifeDrive ハードリセットの憂き目にあいつつ3人をのせた新幹線は京都へ (3人とも Palm OS 使い)。
会場は京都宝ヶ池プリンスホテル。 地下鉄烏丸線で終着の国際会館駅でおりたところ。
今回は第2部の記念セミナーで20分枠の時間をもらたので、私が喋ることになっている。 そのために久しぶりに PowerPoint でスライドを作ったのである (先方が PowerPoint 前提だったようなので)。 人数は140名ぐらいっていっていたかな。
機会をいただいたので半分は訓練と覚悟して喋ってみた。喋っている途中、「一つのセンテンツの前と後がうまくつながってないよな」と自分でも思いつつ何とか時間丁度におさめて完了。
反省点
自分より前のプレゼンターが(人のこと言えないが)あまり上手でなかったので、多少安心してしまっていたり。良くないね。
NRI のコンサルタントの人はやはり安定感のある喋りだった。 上手くないプレゼンターのと同じく、スライドは字が小さかったけれど。
とりあえず一仕事終えたあとは、併設展示と懇親会。 講演で興味をもってくれた人が話を聞きにきてくれたので、喋ったかいはあったかなという思い。
展示の方をメインでしきってくれた松下君お疲れ様。 前日までデモンストレーションの改良を続けたおかげで、理解してもらいやすいもの仕上がっていたよ。
いわゆる情報系の仕事をしている人で、プログラマからアーキテクトやプロジェクトマネージャーを経て、コンサルタントへというキャリアプランを持っている人は少なくないと思う。 また特にそう考えていなくても、気がつけばやっている仕事がそのような流れでシフトしていると感じている人も多いのではないか。
また明確に「コンサルタント」を目指していなくても、結局のところ計算機屋の仕事には多かれ少なかれはコンサルティングの要素が含まれている場合がほとんどであろう。
本書はG・M・ワインバーグ氏による、コンサルタントに関する有名な本である。日本語訳の本書が出たのは1990年なのでもう定番書の域に入っている本だ。 コンサルティングを行う上で、理解していなければならない要素が沢山つまっている。
文章はシニカルで、単純なハウツー本とは違う。読者がよく考えながら言わんとしているところを読み取り、会得する必要がある。
随所に書かれている法則につけられている法則名がワインバーグ氏の体験にもとづく名前で他の人(私)には覚えにくいのと、訳が直訳気味のせいかすらすらと読めなかったという点はあるものの、書かれていることは非常に核心をついたものばかりである。
「コンサルタント」「コンサルティングをする人」「コンサルティングっぽいことをちょっとでもする人」は読んでおいて損のない1冊である。
18:30 歯医者。
つい最近同じ歯医者に行った妻から聞いていたのだが、待合室が改装されてカウンターテーブルが作られていた。 スタッフも再教育されたようで、まるでホテルのような応対。
予約時間からしばらく待たされてから健診。 スタッフから、私の妻のとある話をネタとしてふられた。 無難な世間話から一歩突っ込んだ、CRM 的な話かけ。 しかしそれは親近感をわかせようという意図が見え見えの、浅い接触。
このホスピタリティ向上は、院長が狙っているものなのか、それともコンサルタントがついたのか。
私が日本に戻ってからずっと通っていた歯医者さんに、久しぶりに診察を受けにいって驚かされました。病院を改装したことは聞いていたのですが、すっかりイメージが変わってしまい、とても歯科医院には思えなかったのです。内装がお洒落になっていただけではりありません。(中略) 普通は病院に行くとお客様は患者として扱われますが、ここではゲストとしてきちんと応対してくれます。(中略) 最近、他の業界の方とお話ししていると、どの業界も「ホスピタリティ」を強く意識していることに気づかされます。-- リッツ・カールトンが大切にする サービスを超える瞬間 pp.175 - 176
自分の場合、医者には「診察・治療の的確さと適切な説明」を一番求める。 もちろん内装は綺麗に越したことがないが、治療費の一部がそういうところに回されているのかと思うと、十分な医療を受けられていないんではと思ってしまう (施設にお金をかけないからといって、治療に全てのお金が使われているとは思わないけれど)。
って、思ってしまうのはやはりココを十分に信頼し満足していないのかもしれないな。
今日はいつも通り歯石取り。 次回クリーニング。
『ライト、ついてますか』『コンサルタントの秘密』『スーパーエンジニアへの道』のKindle版が今日までセールだったのでまとめて買った。Kindle版出てたんだ。
『スーパーエンジニアへの道』は単行本からの買い直し。
『コンサルタントの秘密』も過去に単行本で読んでたっぽい。忘れてしまっているが、多少なりとも身についていると思いたい。
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— Naney (@Naney) April 14, 2022
Naney (なにい) です。株式会社MIXIで SNS 事業の部長をしています。
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