HootSuite で mixi の連携機能に不具合がでていて数日。2月ぐらいから(少なくとも公開 Tweet が)止まっていた @HootSuite_Japan (HootSuite Japan)が5月25日から再開して、不具合であることと対応中の表明を出してくれている。 アクティブサポートのためのツールとしての位置付けも大きい HootSuite を出している企業自身がアクティブサポートをなおざりしているのかなあと若干寂しい思いをしていたのだけれど、動きだしてくれて良かった。
アクティブサポートをビジネスにしている企業自身のアクティブサポートがおざなりだったり、セミナーでソーシャルメディアマーケティングを話している人が、自己紹介にアカウント名を出していなかったりすると、とても残念だよね。
今週末、明日は仕事があるのでイオンに今日ショッピングに行ってきた。P's Station があったのでぴーすと通信。2月に行った時にあった「リンク たまごっち ステーション」はぴーすと通信できなくて残念だったんだけれど、今日はばっちり。
あと最近「アイカツ!」の話を聞いで、「いったいそれは何?」って感じだったんだけれど初めて絵的にちら見した。っていうか「たまデコピアス feat. アイカツ! ver.」が出てキャラが育てられるようになるんだ。たまごっち懐広いなぁ。
株式会社ミクシィ セミナールームで開催されたので覗いてきた。
登壇者の方は以下(イベントページより)
スーツあるいはちょっとしっかりした格好の参加者が多かったのは、副題に「ビジネス」っていうキーワードが入っていたからかな?
「コンテンツビジネスの未来」というよりは、海外におけるゲームやアニメ系コンテンツ事情な話が中心だった。コンテンツビジネスは今後こうなるという予測であったりこうなっていくべき的な話がテーマなのかなーと思ったけど、そうじゃなくて、でもまあパネラー視点でそれぞれ感じている点が話されたのでそれはそれで興味深かった。
北米に保っていくには、萌成分抜いてかわりにストロング要素追加しますとか、北米はあまりに現実と乖離した設定は受け入れられないとかその辺りの話とか。
海外 + コンテンツだと、健全化をやっている身としてはグローバル展開サービスにおける掲載/削除基準をどうしているのかが気になるところ。児童ポルノ的にある程度世界的な動きがあるものは一律規約違反対応としていけるのだろうけれども、それ以外のエロ基準なんかは国によってラインが違うので一番厳しいところにもっていっても、それはそれでツマらなさそう。
株式会社はてな主催のセミナー Hatena Engineer Seminar #2 (#hatenatech) に参加応募したら当選したのでありがたく参加してきた。イベントログを Fluentd で集めて MongoDB に入れて集計したり ElasticSearch に入れて Kibana で見える化するという話、まわりのプロジェクトでちょうどホットトピックになっていたので概要を知る上でもとても参考になった。
あと開発環境を Vagrant にするという話も、最近の流れのようでそろそろ知っておきたいと思っていたので良かった。パフォーマンス的にはやはり課題もあるようなので、今使っているホストでどれぐらいストレスなくできるのかが気になるところではあるなあ。
はてなのセミナーは初参加だけれど、なにか実直な印象で好感が持てた。これがはてなカラーなのかな。デモンストレーションも動画にしてあってしっかり準備されているしスライドもしっかりしていた。デモンストレーションは個人的にはライブで見たかったけどね。
アンケートもストレートに採用について興味があるかという内容で、正直に人狩りアピールしていて気持ち良かった。
あと会場で id:matsu_nao (ナオタロウ)氏に声をかけていただき再会できて嬉しかったです。お元気そうでなにより。今日は体調も考えて懇親会は遠慮して退散してきたので、またの機会でゆっくりお話させていただければと思います。
この業界のほぼ唯一で一番大きいイベントなので去年に引き続き行ってきた。会場は例年通りサンシャインシティ・コンベンションセンター。
朝10:00ちょと過ぎについたせいか、まだ各ブースのコンパニオンやスタッフが元気でパンフレット攻撃がすごかった。朝はもっとまったりかなーとも思っていたのだけれどね。今の課題状況から製品・ソリューションでこれが欲しいというのは今回はなかったので展示はさらりと回っただけにとどめておいた。
今年は特別講演を1本聴講。
「ロイヤルティリーダーに学ぶ ソーシャルメディア戦略」の著者の方だった。そういえば以前買ってあったっけ。
NPS の概要から入ったので比較的入門編なのかなーと思っていたのだけれど、難易度的にバランスが取れていた講演で良かった。
特に NPS については、「ブランドとしての NPS」と「ユーザーサポートにおける対応についての NPS」についての位置付けについて割にもやもやっとしていたのだけれど、この講演で「トランザクション NPS (後で調べるとトランザクショナル NPS (transactional NPS) という呼び方の方をよく見かけた)」という考え方の触りを聞けたのが良かった。やはり関係性調査とトランザクションについての調査は分けて考えているみたい。
あとは「中立者(8 まで)と 推奨者(9、10)とでは壁がありそこを超えるには別の取り組みが必要」「NPS の調査については2クエスチョン(NPS となぜのコメントのみ聞く)とマルチプルクエスチョンがあるよね」「セグメンテーション、推奨者のコメントからの真実の瞬間の特定、推奨者と中立者・批判者との経済性の比較」や「批判者フォローアップとシックスシグマ、よりプラスにもっていくためのサービスデザイン・従業員エンゲージメント・ブランディング」なんていう話をうかがった。
今後の取り組みのとっかかりに丁度良かったのでこのあたりをキーワードにチェックしていこうと思う。
MS本部企画開発部が発足して初めての合宿をすることになった。今日がその1日目。
9:30 府中駅集合だったのだけれど、府中駅集合は難易度が高いということがまず最初に判明した。集合時間に間に合った人も含め、乗り換え間違い続出で乗る予定の電車に乗れなかった事例が多発。しかしながら無事全員合宿開始までは集まれて良かった。
今回の合宿地はうちの会社でも良く利用しているセミナーハウス クロス・ウェーブ府中。自分は初めて。会議室と客室が入った大型施設である。施設・周囲とも静かで気を散らすことなく集中することができ、ワークショップや研修にもってこいの感じだ。
「mixi の CS 系コンテンツに取り入れるべき、他社サービスのイケてる機能をリサーチせよ!」が今回のテーマ。普段は多忙でなかなか他社サービスを学ぶまとまった時間が取れないので、オフィスを離れてみんなでリサーチしてみることにした。3チームに別れてそれぞれターゲット選びから開始。明日の午後の発表に向けてみな集中して取り組み中。「議論を通じて価値観を共有し相互理解を深める」という目的もあるのでそのあたりも大切に。
自分もチャットサポートサービスを実際にサインアップして、Tumblr のページに組み込んで実際に使ってみるなどをその場でやってみたりした。
途中休憩を挟みつつ、10:00 から 19:00 までがっつりやったのだけれど、あっという間に時間が過ぎていく。時間配分には要注意。といいつつチームの女性エンジニアをそそのかして「[SECCON]妨害コンテンツ」を流してもらったりしていい感じに取り組んでた。
終わったあとはチェックイン。参加9名中1名だけ泊まる部屋が別の上の階にされるというオイシイ事象発生。彼は「上の階から吹き抜けを見下ろすと、みんが出たり入ったりしているのが見えるんですよ。ふふっ。」って言っていたのできっと願いがかなったに違いない。
今回は4食(今日の昼・夜、明日の朝・昼)付きなのだけれど、今日の昼・夜ともになかなか美味しかった。アルコール無しで健全。
部屋に戻ったらなんかまったりしてしまってバタンキュー。明日もこの機会を有効に活用する所存。
[ Naney と mixi ]
国内で NPS を推進している企業の1つ、株式会社アイ・エム・ジェイの主催セミナー「ロイヤルティマーケティング最前線〜2016年トレンドは『ロイヤル顧客の活用』〜」に参加してきました。場所は住友不動産青葉台タワーの株式会社アイ・エム・ジェイ 2F 会議室。48席あったテーブルはほぼ満席のようでした。
セミナープログラムは3部構成で、特に第2部の花王株式会社の方の取り組みが実例とあって非常に興味深いものでした。
セミナーアンケートに NPS の質問が無かったのはなぜでしょうね。
購買価値・口コミ価値・(サービスに意見・アイデア・建設的なフィードバックをくれるなどの)情報価値のある顧客をロイヤル顧客(ロイヤルカスタマー)と定義。
顧客の声を聴き「誰が」「どのくらい」「なぜ」「何が」好きなのかを分析し、ロイヤル顧客を見つけて・育てて・増やしましょうという話でした。
アメリカで開催されたカンファレンスから
といったキーワードを紹介していました。時間の都合もあってかトレンドというよりは入門的な話が中心でした。
コミュニティ・記事コンテンツ・キャンペーン・アンケートなどをもつオウンドコミュニティを通して CRM を行っている事例の紹介です。
ロイヤルカスタマーの声(VOC)はそうでないカスタマーの声に比べて全般的に長く「モノ」だけではなく「コト」「ヒト」が出てくるのだとか。そこから体験・エピソード・ストーリーを読み取っていくのがポイントのようです。
「娘が母に勧めた花王製品を勧めたエピソード」といった声をそのままコンテンツ化したりもしているということで良いなと思いました。そういうのに弱いです。
またコアユーザーについて行動や投稿を深く読み込んでペルソナを特定したり、コアユーザー同士の人間関係をネットワーク分析しそこから一緒に盛り上げてくれるユーザーを発見するなど、分析もかなりしっかりやられているようです。
やれることはなんでも貪欲に取り組んでいるような印象でした。これをどれぐらいの人数・予算でやっているのかが気になるところです。
利益への貢献はまだ測れておらず、今後 NPS を指標にして追っていきたいとのこと。いろいろありますが折れず止めずに続けていくことが大切だとおっしゃっていました。
「アンケートしたら必ず返事を返している」と言われているのを聞いて、そういうところまできちんと大切にしている点をぜひ見習いたいと思いました。
NPS 利用について比較的基本的な話が中心でした。NPS アンケートでは「スコア x スコアをつけた理由 x ユーザー属性」をもとに分析。NPS アンケートは半年から1年のスパンが妥当といっていました。
活用例については第2部と違ってクライアントの話なのでかなりぼかされていたのはちょっと残念。ここはいたしかたないところではありますね。
去年の7月に行ったMS本部企画開発部の合宿が良かった(前回1日目・前回2日目)が良かったので、下半期にもう一度やることにしました。今日からその第2回企画開発部合宿です。
前回は府中でしたが今回は晴海にある晴海グランドホテルです。前職の時にセミナーか何かで1度来たことがあるのを思い出しました。2011年から改装が進められていて、この1月にはメインエントランス・ロビースペースが生まれ変わったばかり。今回泊まった4階の客室も同時にリニューアルされたばかりで非常に快適でした。バス・トイレも別なのも嬉しい点です(リラックスツイン)。部屋は非常に快適でした。
一方1975年竣工の建物(当初デン晴海としてオープン)という古さもあり建物や共用部はかなり古い感じでした。
昼食会場である1Fダイヤモンドではハードな音楽がかかっていて、スタッフが好きなようにやっているんだろうなという感じがして素敵でした。
今回のテーマは「リサーチ対象に指定された自社サービスと他社サービスの UX を比較・検討せよ」です。前回と同様3チームに分かれて取り組みます。
私のチームのリサーチ対象は「お問い合わせ」。いろいろなサービスのお問い合わせを触って良いところを探りました。ゲームはチュートリアルをクリアするまではお問い合わせができなかったり、ユーザー登録が必要なサービスはまずそれに時間を取られたりと、あっという間に時間が過ぎてしまいます。
まずはチェックポイントをしっかり決めて様々なサービスのお問い合わせ機能をチェックしました。
いったん部屋に荷物を置いたあとは、昼食と同じく1Fダイヤモンドでみんなで夕食。やはり「ひとつ屋根の下で同じ釜の飯を食う」というのは良いですね。昼食・夕食とご飯ばお櫃で出されたのはもしやホテルの取り計らいなのでしょうか。
夕食の後は部屋に戻ってまったり。前回の合宿ではベッドに倒れこんだらそのまま夜中まで寝てしまったという反省があるので、今回は寝落ちしないように注意してみました。
何人かは夜の晴海散歩に出掛けたようです。
夜に家(部屋)に1人でいる生活をほとんど送ったことがないので、「一人暮らしってちょっと寂しく、ネットでのつながりをつい求めてしまう」んだろうなと考えながら Mac で開いた SNS を何度もリロードしていました。
12:30 ぐらいには就寝です。
社内で開催された新書「逆説のスタートアップ思考」社内セミナーに参加し、スタートアップにおける考え方についての講演をうかがいました。
出版後少しの期間だけ、書籍を 50 冊以上購入いただいた企業様の中で、私の都合がつくところには 1 時間程度の社内セミナーであれば伺わせていただこうと思います。 — 新書「逆説のスタートアップ思考」を 3/10 に出版します — 目次公開 / 社内セミナーの受付
2週間ほど前に社内で本書が配られたので事前に読んでの参加です(当日読み終わりました)。書籍には掲載されていない図を用いながらの解説だったので内容を理解が進みました。読み終えたあとにすぐに著者の方のお話を聞けるというのはとても良いですね。本書は理論寄りのポジションで、書籍・セミナーの内容をもとに各チームでそれぞれの立場で話し合ってみて欲しいとのことでした。
質疑では「シリコンバレーでの話が中心だったが、国内ではどうか?」という質問に「日本ではタイムマシン経営があるが、アップサイドが限られている」といった話をされていました。
本書での考え方は起業全般に当てはまるものではなく、あくまでも「スタートアップ」にのみ当てはまると書かれています。セミナーでも最初にそう話されていました。逆説とある通りスタートアップを成功させるには通常とは違う考え方が求められるのですが、スタートアップ以外でそのまま応用できないことが多い、その点をきちんと理解した上で読んでいく必要があります。
個人的に興味深いと感じた点は以下。
同じ有名企業が繰り返し事例として紹介されていたり引用される著名人が限られている、シリコンバレーの話がほとんどで国内の事例がほとんど無いというのもまだまだ手探りの領域だからということでしょうか。
理屈通りにやれば誰でもスタートアップとして大成功できるということでも当然ないのでしょう。良いアイデア・やり方だからスタートアップとして成功するのではなく、スタートアップとして成功したから良いアイデア・やり方だったとふりかえっているのが現状なのかもしれません。
直近でスタートアップにかかわることは無いですが、世の中で起きていることを考えるのに参考になる1冊でした。
Naney (なにい) です。株式会社MIXIで SNS 事業の部長をしています。
※本サイトの内容は個人的見解であり所属組織とは関係ありません。