このあいだリリースされた Google Spaces を入れてみました。グループチャット的なサービスです。スペースへの招待は招待リンク (URL) を伝えるタイプなので、ゆるい半クローズドなタイプですね。 Google 上の機能やコンテンツとの親和性や検索は強そうですが、コミュニケーション設計的には目新しいところは無い印象です。ちなみに1ユーザーにつき作成できる Space は100個まで。
また、今日はシンクルも入れてみました。アプリをインストールしたらプロフィール設定をほとんどせずに使えたり、比較的軽いトークが中心だったりすることころはアンサーっぽいなと感じました。サービス内で中の人が「出会わない系」明言しています。状況に応じて ID 交換投稿を削除している様子。暇つぶしのポジションかな。
通勤中に Twitter のタイムラインを眺めていたら Slack が落ちているとの Tweet がいっぱい。オフィスについてもまだ復旧していなかったので、別のオフィスのメンバと連絡が取れるように、久しぶりに Skype グループ チャットでやりとりできるように準備を始めました。
ある程度メンバを グループ チャットに呼んだところで Slack が復活し、Skype の方はほぼ使うことなく終了。
Slack が止まると連携されている各種通知も確認できなくなります。 Slack に依存しつつある状況に懸念を感じた1日でした。
思い浮かんだことをつぶやいておくのに「ぼっち Slack ワークスペース」を使うことにしました。2年前に一時期やっていたのを再開する形です。
あとで整理して考えをまとめたり日記にしたりするために、ふと思い浮かんだことをだらだらとつぶやくようにいつでもメモしておけるツールをずっと模索しています。 Google Keep や JotterPad (Dropbox をストレージとするテキストファイルエディタ) はちょっと「よっこらしょ」という感じ。どちらもいったん編集画面に入ってからの入力という UI なせい。編集画面に入るとそこまでの文脈である前のメモが見られないというのもだらだら入力としてはマイナス。
そういう点でチャットサービスである Slack は入力するのに必要なエネルギーが低くて良いです。Slack for Android が軽快になってさっと書けるようになっているというのも今回また使う気になった要因の一つです。Twitter インテグレーションを設定して自分の Tweets もメモっている Slack チャネルに流しておくことで公開つぶやき(Twitter)と非公開つぶやき(Slack)もぱっと流れで見られるのも便利ですね。
Slack にロックインされたくはないので、日ごとにテキストファイルにコピーして整理したら Slack 上のは消していく運用でいきます。
担当者探しの相談のチャットで相談内容をコピー&ペーストしたり添付資料を再添付とかしたくない。内容的にオープンにできないものについては、ITS に共有範囲を設定したチケットを立てるなり Google ドライブ上に相談内容と資料をまとめるなりしてポインタを共有していくのが良いと思うよ。
昨日ソニーストア銀座で依頼した α6300 の清掃・点検サービスが完了したとの連絡をいただいた。もう受け取り可能とのことなのだけれど、明後日だと思って今日は申込書の控えをもってきてなかったー。
最近話題になっているので購入。
記事の素材写真撮影のため今朝は原宿駅で降り、原宿・表参道の方を回って出社。人のいない朝のノースキャットストリート、なかなか良いな。また朝早めに家を出て行ってみたい。
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、全国すべての小中高校と特別支援学校について、3月2日から春休みに入るまで臨時休校するよう首相が要請とのニュース。すで人が集まるような多くのイベントが中止になっているけれども、これは社会的影響が大きいぞ。
最近はマスクや除菌系商品に加えてトイレットペーパー・ティシュー・キッチンペーパーなども品薄になってきている。紙類の供給に問題は無いようだが、実際家のトイレットペーパーが直近無くなってきているので会社帰りにスーパーに寄って帰ってきた。いつものスーパーは売り切れだったので、駅の反対側の大型スーパーへ行って確保。
Web で Kindle本をワンクリックで購入後、あれポイント使わないで購入したかったのだと思ってキャンセル。結果ポイントゼロだったので問題なかったのでまたすぐ購入しなおしたら注文履歴に2件並んでしまった。
念の為チャット問い合わせしたら片方はキャンセルされているので、しばらくされると返金処理されるとのこと。同じものを2回購入したことになっていなくてよかった。
チャット問い合わせ完了画面の「Amazon.co.jp は、お客様からのご意見により、地球上で最もお客様を大切にする会社を目指しています。」を目にした瞬間、恋に落ちてしまったよ。困っていたことがカスタマーサービスで解決した後の安堵感の中で、このミッションが表示されたらイチコロだよ。
[ COVID-19 ]
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— Naney (@Naney) August 9, 2020
RICOH GR III #GR #GRIII #GR3 pic.twitter.com/ctYjVCp5UH
プロダクトの利用を習慣付けさせる要素についてさらに知りたくて『僕らはそれに抵抗できない 「依存症ビジネス」のつくられかた』を読んでみた。
行動の習慣付けモデル「フックモデル」を解説している書籍『Hooked ハマるしかけ 使われつづけるサービスを生み出す[心理学]×[デザイン]の新ルール』は、どのようにすれば顧客に習慣的な利用を促しプロダクトを成長させられるかという視点で書かれていた。一方本書では、
物質の摂取を伴わずとも、強い心理的欲求を短期的に満たし、その一方で長期的には深刻なダメージを引き起こす行動に抵抗できないとき、それを行動嗜癖と呼ぶのである。
と行動嗜癖に警鐘を鳴らす立場で書かれている。自分自身 Twitter を日常的にチェックしていること、 Twitter 以外の利用も含めスマートフォンを頻繁を使っていることはまさに行動嗜癖によるものだ。最近、家に帰ると毎晩 TETRIS 99 をやりたくなるのも同様に行動嗜癖だろう。
「ソーシャルメディアと行動嗜癖」「スマートフォン・タブレットと行動嗜癖」についての
ソーシャルメディアで過ごす時間が長い被験者は、そうでない被験者に比べて、集中して課題をこなす能力が低くなっていた
や
スマートフォンは、たとえ使っていなくても、そこにあるだけで人間関係を損なうのだ。スマートフォンの向こうに世界が広がっていることをつねに思い出しているので、目の前の会話に集中できない。
といった話にはもちろん思い当たる節があり、読んでいるとなかなか重い気持ちになってくる。
「オンラインコミュニケーションと行動嗜癖」という点では、
人間は、自分の行動が他人に影響を与える様子を観察することで、他人への共感や理解というものを学ぶ。目の前で反応を見られなければ共感力は育たない。
と、オンラインばかりではコミュニケーション力の成長に大きな問題が生じると言っている。これは子供だけでなく、大人のコミュニケーション力向上あるいは維持にも言えることだろう。
他人と向き合い、顔と顔をあわせ、会話を続けていくことはどういうことなのか、学ぶ機会が生じない。キーボードをスタッカートで叩く会話のリズムは--ウェブカメラを通じた交流も--実際に顔をあわせた会話のリズムとは大きく異なるし、情報を伝え合う範囲も極めて狭い。
昨年から仕事でのコミュニケーションのほとんどがオンラインになった。不可逆な社会変化によりオフィスワークとリモートワークのハイブリッドなワークスタイルは今後も続くだろう。「対面よりもビデオ会議」「ビデオ会議よりも通話会議」「通話会議よりもチャット」と、「効率的」「十分」という意見のもとに帯域の狭いコミュニケーションばかりが選ばれていくことで、ただでさえ低いコミュニケーション力が気が付かないうちにひどい事にならないかと懸念している。
オンラインだけで過ごしていると、自分の一部がしなびていくんです
忘れないでください。ピクルスになった脳は、二度とキュウリには戻りません
組織の創発・イノベーション創出のためにはオフィスワークかリモートワークかなどと考えを巡らす以前に、まずは自身の脳がしなびていかないようコミュニケーションを大切にしていかねばと感じた。
本書では「行動嗜癖の6つの要素」として
を挙げ、それぞれについて章を割いて説明している。また最後の方の章ではゲーミフィケーションの3つの要素として
が挙げられていた。プロダクトのリテンション改善には、これらが参考になるだろう。ユーザーに価値を提供していくためという大前提を忘れずに得られた知見を活かしていきたい。
[ 読書ノート ]
フルリモートワークでリモートコミュニケーションのみの環境は「個人の仕事をやる」「決定されたものをやる」のに向いている一方、直接コミュニケーションをとれる環境に比べて創発・イノベーションが生まれにくくなる。間違いなくじわじわ組織が弱体化していく。
コミュニケーションの中心はずっと以前からチャット中心ではあった。しかし今後リモートコミュニケーションのツールがどれほど良くなっていっても、同じスペースにいて直接目に入り直接話せる環境だった時との絶対的な情報量の違いは埋めることができない。
なのでプロダクト(ネットサービス)を持続的に開発・運営していく組織でのフルリモートワーク体制についてずっと慎重な立場だ。
しかし不可逆なリモートワーク拡大はもう止められない。売り手市場が続いているソフトウェアエンジニアの個人人格が強くなっている業界において、人材確保の観点でも企業はリモートワーク拡充の必要性に迫られている。
変化する社会に合わせつつ、長期的にも合理的な新しい組織運営を目指していかねばなあ。
花輪ばやし2日目。現地は夕方雨。
屋台の駅前行事に先立ち、1日目は「町おどり」2日目は「郷土芸能(ふるさと大太鼓)」が駅前広場で行われる。雨なのと大太鼓なのとで中継では盛り上がり感が少し低いかなと思い、今日は YouTube チャット表示をオンにして視聴した。
Chromecast with Google TV の YouTube アプリでチャット表示をオンにするとライブ動画の右側に被さる形でチャットが表示される。屋台が入ってきたら非表示にすればいいかなと思っていたが、チャットを合わせてみるのが面白くて結局最後までオンにして観てしまった。
ABCDG#photography
— Naney (@Naney) August 20, 2022
RICOH GR IIIx #GR #GRIIIx #GR3x pic.twitter.com/AIBF2sMckt
昨日アカウントを作って使い始めて2日目。GPT-4 の前の世代の GPT-3.5 系でちょこちょこっと使ってみた程度なので、強い意見はなく現時点での雑感をメモ。
よく知られている概念の概説をナレッジベースに書く際に ChatGPT で文章を生成させてみると、なるほどこんなポイントをこんな言い回しで説明すればいいのかと結構参考にできた。
mixi日記の代筆をさせることはできるのかなと昨日試したところ、読みやすいが明らかに自分ではない誰かが書いた文章が生成された。
※ なお OpenAI の利用規約上、サービスがアウトプットしたものが human-generated だと言ってはいけない。
将来的に、自分が書いたものを学習させていけば自分と同じ文体の文章を生成できるようになるのだろう (今でもプロンプトを工夫すれば似せられる?)。しかし自分自身 Web 日記で読みたいのは本人が書いたものだよなあというのがあるので、自分で書くより良い文章が生成されるとしても日記代筆は禁忌だなと。なお、ボットがコンテンツ生成すること自体には否定的ではない。
ネットで話題になっているチャットボットが人の仕事を奪うかどうかというセンセーショナルなテーマについては今のところ静観したい。
Naney (なにい) です。株式会社MIXIで SNS 事業の部長をしています。
※本サイトの内容は個人的見解であり所属組織とは関係ありません。