ホイッスルを吹きシンバルを叩くぬいぐるみと言えば「もっとあぶない刑事」である。とはいえ結構記憶が曖昧だったのであらためて観てみたよ。
シンバルを叩くうさぎのぬいぐるみが登場するのは、もっと「あぶない刑事 第1回 多難」(1988年10月7日放送)。シンバルが接触するとプラスチック爆弾が爆発するという仕掛けのぬいぐるみ40個が横浜で行方不明になり港署が大捜索を行うという回。
20代の頃、横浜のジョイナス1Fにあったおもちゃ屋足立玩具店(2010年4月27日閉店)の店頭でこのうさぎがピッピッピッとやっていて「爆弾だ!」といつも思っていたのが懐かしい。記憶の中ではドラマ中でもこの店頭が登場していたんだけれど、今日観てみたらそんなシーンは無かった。記憶が混ざっていたようだ。
自分の中ではこの先も一生このぬいぐるみを見たら爆弾だとまず思うだろう。
(画像は 「あぶない刑事 第1回 多難」より)
映画紹介などで給水塔のビジュアルとともに時々紹介されていて昔から気になっていたバグダッド・カフェを視聴した。映画好きのが好みそうな映画だった。
太ったドイツのおばさんが「カフェ + ガソリンスタンド + モーテル」にたどり着いて、そこにいた人たちと仲良くなるお話。けだるい雰囲気のカフェに集う人たちがだんだんと打ち解けあい活気づいていく。2人の女性のやりとりを中心にドラマが進むなか、「砂漠と給水塔」「ブーメラン」「2つの光が輝く絵」など緻密に計算された象徴が仕込まれているのを読みとる楽しさもあり映画らしい映画だ。
1987年の西ドイツ映画で原題は Out of Rosenheim。平行して「ドイツ視点で観るとこうなんだろうな」と考えながら観るのも面白い。
終盤のマジックショーについては好みが別れるところで自分もちょっとやりすぎと感じたが、それも映画であると受け止めた。
自分の中ではトップレベルではないけれど、良作という位置づけかな。観て良かったかというと観て良かった映画。
自宅で Google Play ムービー& TV で視聴。ブーメランが青空の下、給水塔を回って飛ぶシーンがノイジーだったのは帯域の関係というよりは圧縮率の問題っぽい。それ以外は特に問題なし。
TBS で7月19日から放送が始まる日曜劇場「ナポレオンの村」は限界集落「東京都星河市神楽村」(架空)が舞台のドラマ。
この神楽村、母の出身地である千葉県鴨川市畑(旧曽呂村の辺り)がロケ地らしい。今日家に遊びにきた母が地元の知人から聞いた話だと、1カ月近く撮影をしていたとか。懐かしくなって母と妹で Google ストリートビューでいろいろと道を辿ってみた。
どこまでドラマ放映で風景が映るのかわからないけれどちょっと楽しみ。
小学生の時に母の帰省に連れられて祖母の家に何度か遊びに行っていた。特急わかしお号の終点、安房鴨川駅からは車が必要なところで、駅からはいつもタクシーだった。
祖母の家から歩いて行けるお店は石井商店ぐらいで、帰省時にはそのお店でお菓子を買ってもらうのが楽しみだった。小学生の頃というと昭和50年代。この頃から十分過疎地域だったのかな。最後に行ったのはその祖母が亡くなった高校生の頃か。あれからどう変わったのだろうか。
当時、普通にカブトムシは家に飛び込んできた。トンボにバッタにホタルにカエル、用水路にはザリガニ、小川にはアメンボと自然の生き物がたくさん。夜にはきらめく夜空と、時折通り過ぎる飛行機のランプ。波浪注意報の放送。冬には田んぼの斜面からゲイラカイトを飛ばした。
いつも無人の神宮寺(千葉県鴨川市畑801)が近くにあり、だいたいその辺りまでが遊び場だった。
当時、田舎とはそういうところなのだと思っていたけれど、どうもド田舎だったんだな。今思うと貴重な田舎体験だった。
今 Web で調べてみると、このあたりは星ヶ畑の棚田として棚田オーナー制度をとって稲作をしているらしい。たしかにそういえば棚田だったんだな。一つ一つの田んぼが狭かった。
公開以来「良かった」という声しか聞かない「君の名は。」を観てきました。前情報は「男子と女子が入れ替わる」「四谷」「飛騨」ぐらい。
鑑賞後「君の名は。」の余韻の世界からなかなか戻ってこれませんでした。本を読んだり映画を観たりした後にその世界から戻ってこれなくなるのは久しぶりです。繰り返して観たいという気持ちがじわじわ続いています。「シン・ゴジラ」をまた観たいなと思うのは詳細をもっと見極めたいというところからなのに対し、「君の名は。」はこの世界観に浸っていたいという魔性からくるものですね。
ここ最近アニメ映画で観ていなかったセル画(調)の美しい映像とドラマチックな音楽。 「そうだったんだ」という感覚を与えるエンディングを迎えたかのようなシーンから、またストーリーが転換していく多重感。たまらないです。
映画を観て、人とのつながりの良さ・大切さをジンジンと感じました。人と人をつなげる仕事を今していることにあらためて誇りを感じました。
そして強烈に感じたのは記憶が薄れていくことの切なさと怖さ。思い出せなくなっていく記憶。日記が消えていくシーンでは、誰かとつながっていたことの記録が消えていくことに途方もない悲しさを感じました。人とのつながりや出来事・感じたことを覚えておいたり書き残しておいたりできないってこんなに辛いことだなんて。
この映画の感動もいつか薄れていきます。出来事と感情・感動を日記に書き留めて残すことを続けていきたいとあらためて感じました。
(冒頭の画像は http://www.kiminona.com/ より)
[ 映画館で観た映画 ]
8月はこれで最後かなと午前中にプールへ。ここ数年では最多の4度目。8月第1土曜日の前回よりは空いていました。最後の土曜日だからもうちょっと混んでいるかなと思っていたのですがそうでもありませんでした。午後には小雨が降り出したので午前中に行って正解でした。
チャリティーマラソンのランナーが誰かぐらいかは観ておこうかなと 18:30 過ぎにテレビをつけたのが制作の思う壺。20時台までひっぱったランナー発表、そのあとの24時間テレビ ドラマスペシャル「時代をつくった男 阿久悠物語」までついつい観てしまいました。
今年の健康診断では胃部X線検査(バリウム検査)を上部消化管内視鏡検査(胃カメラ検査)に切り替えても追加料金が発生しないので人生初トライしてみました。
胃カメラと言えば東幹久が「芸能人は歯が命」がと言っていた頃に出演していたドラマの中で胃カメラでオエオエ言っているシーンが印象的でちょっと恐怖感があったため、申し込んでから当日までが長かったな。
今回は経口・経鼻を選べたので経鼻にしてみました。初体験につき経口と比較した話ではないのですが、検査中でも話が出来るというのは楽だったのかな(生検が痛いのかどうか質問したりできた)。鼻だと鼻血が滲んだりと余分な負担もあるのかもしれないですが、嘔吐反射が強い方だと思っているので口より楽なのかなと。
たしかこのような感じ。
食道と胃のあたりに腫瘤があったので生検となりました。胃カメラが進んでいく時には無かったのですが、奥から抜きながらチェックしていく際には現れていたとのこと。胃の粘膜かなぁなど何だかわからない様子でした。
また、胃の下の方が白くなり血管の色でまだらになっているとのことで、オプションでピロリ菌の検査(採取済みの血液から)を追加となりました。
このあたりは胃部X線検査では気が付かないところでしょうから胃カメラにした意味があったかなと。
バリウム検査はゲップ我慢と検査後の下剤が効いている間が大変なので、もしかしたら胃カメラ検査の方が楽かもと思いましたが実際のところどっちもどっちですね。
とやはりそこそこ体に負担があったなと。毎年やるのちょっと躊躇しますね。
病理検査の結果は2週間後。問題ないといいなと。
[ 平滑筋腫 ]
3連休2日目。午前中に品川歴史館に行き、そのまま足をのばしてイトーヨーカドー 大森店へ。2017年12月8日にコメダ珈琲店やカルディコーヒーファームが開店するなどリニューアルしている。お昼ご飯は HEART BREAD ANTIQUE で。
大井町回だった昨日の出没!アド街ック天国を夜に観た。予想はしていたけれど半分以上飲食店関連。「焼肉激戦区」というのは知らなかった。常連向けの小さい飲み屋などが紹介されても行けないので、もうちょっと飲食店以外の「これは知らなかった」みたいなスポットを紹介して欲しかったな。
それから9月14日(金)に再放送が始まったドラマ 東京ラブストーリーの第1話も今晩視聴。今観てもあっという間に惹き込まれてドキドキしたわー。ファッションとかは時の流れを感じるけどストーリーや演出は全然色褪せていない。
第1話放送は1991年1月7日で高校3年の冬。受験真っ只中だったのでこの頃は夜のアルバイトは休んでいて観られる状況ではあったと思うんだけれども、さすがに生で観ていたのか録画して観ていたのか再放送で観たのかまではっきり覚えてないなぁ。
あのガラスの壁のカンチの部屋とか、社会人になって一人暮らしするとああいう部屋に住むのかなと想像とかしていた。
20代は仕事も大切だけれど悔いのないように恋愛しておく期間だよなぁ。
日中は東京総合車両センター 一般公開で夜は大井どんたくと今日は大井町づくし。
盆踊りが始まったあとの方が雰囲気がいいかなと 19:00 過ぎに大井町駅前中央通りに到着。例年もっと大々的に通りを盆踊りエリアにしていたんだけれど、今年はなんかこじんまりな感じになっていた。小さく輪になって太鼓のまわりをまわっている感じだ。「USA」を炭坑節の振りでぎこちなく踊っていたりした。大衆ウケ狙いの選曲。
夕食を食べてから出掛けていったので買い食いする気も起きず、通りを奥まで行って戻って雰囲気を感じたところいいかなってなった。あとはイトーヨーカドーやアトレ大井町の有隣堂と夜ブラ。
お祭りで何も食べなかったので、帰りにセブン-イレブンに寄ってアイスを買ってきて家でゆっくり食べたよ。
あとは24時間のドラマを途中から観て今日はおしまい。
Naney (なにい)です。株式会社ミクシィで SNS 事業の部長をしています。
nDiki は1999年1月に始めたコンピュータ日誌を前身とする Naney の Web 日記(兼パーソナルナレッジベース)です。
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