知識ベース。
ナレッジベースアプリケーション Obsidian を今週使ってみていい感じなので、仕事のノートでも使いたく commercial license を購入した。「Commercial License for Personal Resources Used At Work?」を参考に Business name 欄は(ローマ字表記の)フルネームを入力した。購入したライセンスキーは Obsidian アカウントのページに表示されるのでそれをアプリケーションの設定で入力する。
$50/年。クレジットカード決済での換算レート107.125円で、支払い額は5,356円となった。 Ulysses が US で $49.99/年なので、標準的な価格設定かな。購入時に Auto-renewal にしておくかどうかを選べるところに良心を感じた。
[ サブスクリプションサービス ] [ Mac アプリケーション ]
2月上旬から本格的に使い始めたナレッジベースアプリケーション Obsidian。機能の追加や改善が活発に続いている勢いのあるアプリケーションだ。
短い間隔でリリースされている insider build で新機能が追加されていき、しばらくしてから安定版としてダウンロードできるようになる。 Obsidian Catalyst ライセンスを購入して insider / supporter / VIP になると insider build に早期アクセスできるようになる。
insider build のリリースアナウンスを眺めながら新機能が降りてくるのを待つ日々だったところ、 Obsidian v0.11.10 (Insider build) ですぐ使いたい機能が入った。
Obsidian Publish でカスタムドメインにリダイレクトできるようになったのだ。独自ドメインで Obsidian Publish サイト https://notes.naney.org/ を公開している身としては待っていた改善だ。 https://publish.obsidian.md/naney で重複して公開されている形になっているのが残念だったのでこれは嬉しい。
はやくオンにしたいので Obsidian Catalyst ライセンスを買っちゃうことにした。 Insider で $25。クレジットカード決済での換算レート112.286円で、支払い額は2,807円となった。
これで
と $171 (18,484円)支払ったことになる。 Obsidian Publish のアーリーバード価格設定や新機能の早期アクセスのためのライセンス設定など、 Dynalist Inc. 商売がうまいなあ。
[ Mac アプリケーション ]
原稿のソース Markdown ファイルを通常のノートと同じ Obsidian vault に入れていたのだけれど別 vault に分けることにした。
ナレッジベースとしてノートから原稿にリンクしておけるメリットがありつつ、内部リンクの自動更新で原稿を書き換えてしまうことがあったので。
秘め事#photography
— Naney (@Naney) May 20, 2021
Lomo LC-A Minitar-1 Art Lens#Minitar #Minitar1 pic.twitter.com/0pN2TlvRvs
今年も棚卸しをかねて2021年にお金を払ったサブスクリプションサービスを書き出してみるよ。以下税込額。今年支払ったのは109,725円 (naney.org ドメイン更新5年分含む)。年末時点で継続しているもので月8,594円相当。
今年新しく開始したサブスクリプションは Obsidian の3つ。
合計で21,087円。結構でかい。今年止めたものは無し。
昨年支払ったのが71,968円だったので37,757円増。2017年に支払ったのは39,264円だったので、4年で2.8倍。結構なペースで増えてる。去年棚卸し済みで削れるものは今は無い。来年は自重したい。
レンタルサーバ。この nDiki の公開とメールボックスが主な用途。2009年に契約して安定稼働しているので乗り換えることもなくずっと利用継続中。
年額4,800円 (Apple In-App Purchase)。
一番使いやすいタスク管理ツール。2007年に使い始め、最初に Pro にしてみたのは2010年。
mixi のプレミアム会員サービス。mixi日記の表現力がアップするなどのプレミアムサービスを利用するのに登録中。登録しているといろいろな機能がちょっとずつ便利になる。広告も非表示に。
Lightroom Classic は週のうち何日かは使っていて無くてはならない状態。 Lightroom Classic で現像したデータがあるのでロックインされている。
年額3,800円 (Google Play 支払い)。
Google フォトでの容量使用が中心。今年は 200GB のままで大丈夫だった。来年は 2TB (年額13,000円) にしないと足りなくなるかも……。
YouTube の広告の質がだんだん悪くなって不快に感じるようになったのと、何かしら音楽の定額配信サービスを使いたいなと思って一昨年登録。広告が出なくなったのシンプルに快適だし、音楽配信も家族で結構利用しているのでまあお値段相応の価値は感じている。
年額4,500円 (クレジットカード払い)。
主に『あつまれ どうつぶの森』『TETRIS 99』のために継続。 Nintendo 64 やセガ メガドライブはほとんど遊んだことが無かったので「Nintendo Switch Online + 追加パック」(+4,400円)には手を出さずに済んでいる。
『響け!ユーフォニアム』シリーズを観るために去年入会。今年は『四月は君の嘘』『ちはやふる』などを観ている。月に観る本数としては若干割高感があるがシリーズで継続して観ているものがあると抜けられないのよね。
年額4,900円 (クレジットカード払い)。
Amazon.co.jp のプレミアム会員サービス。使っている会員特典はお急ぎ便と Prime Video ぐらい。ちょっと割高感。
5年間8,250円 (クレジットカード払い)。1年あたり1,650円。
さくらのレンタルサーバにした頃に VALUE-DOMAIN へ移管したあとずっと継続。登録有効期限が今年8月だったので5年更新した。
年額 $50 (今年は 5,356円、クレジットカード払い)。
ナレッジベースアプリケーション Obsidian を仕事のノートとしても使うためにライセンスを購入。めちゃくちゃ使っているので妥当な額かな。
年額 $96 (今年は 10,321円、クレジットカード払い)。
ナレッジベースアプリケーション Obsidian のノートを公開するためのサービス。ノートは Markdown ファイルなので静的サイトジェネレータでサイト生成して公開することもできるのだけれど、開発保守コスト(労力と時間)を考えて公式サービスを使うことにした。
クライアントサイドレンダリングなためか Google にインデックスされにくいというのはあるが、 Obsidian と合わせて公式に保守されているので運用がとても楽なのはありがたい。
デスクトップアプリケーションやモバイルアプリに比べて開発優先度が低いのは仕方ないが、いいお値段なのでもうちょっと頑張って欲しくはある。
年額 $46 (今年は 5,410円、クレジットカード払い)。
ナレッジベースアプリケーション Obsidian の vault を同期するための公式サービス。同期が圧倒的に楽なので一度使うと、クラウドストレージやサードパーティアプリを組み合わせて頑張るのに戻れなくなる。
Obsidian の有料サービス・ライセンスはどれも便利なんだけれど、早期割引適用後で合計年 $194 は結構な額だ。個人でデスクトップアプリを使うのは無料ということで使い始めたけど、気がつけば Roam Pro (年 $165) より高くなっちゃった。
今年は支払いサイクル・ポイント利用・キャンペーン等で支払いが無かったものはなし。今年の支払いが多かったのはそれもあり。
今年は無し。
[ サブスクリプションサービス ]
この nDiki について「Web 日記兼パーソナルナレッジベース」と称してきたのだけれど、単に Web 日記と称することにした。
個人的に書き記し残しておくことで自分自身に関してのことや自分に密接だったことを将来探し出せる有益なデータベースになるという意味合いでパーソナルナレッジベースという表現を使い始めた。
しかし昨年からナレッジベースアプリケーション Obsidian を使ってパーソナルナレッジベースを築いていくなかで、nDiki をナレッジベースと捉えるのはちょっと違うかなと思えてきた。自分にとってナレッジであることも書かれていて有用ではあるのだけれど、基本的には記録であり日記 (あるいはジャーナル) だよなと。
ということで「パーソナルナレッジベース」と称したり捉えたりしていたところをリライトした。気持ちすっきり。
Obsidian を使っていて「より小さい単位で考えを構造化したい」と思うことがあるのでサブで Logseq を使ってみることにした。
以下のように使い分けることにする。
メインの Obsidian vault の中に Logseq graph を置くのは過去うまくいかなかったのでやらない (名前の衝突・意図しない更新と、それを避けるための心理的負担)。
Logseq graph 専用の Obsidian vault を作って Obsidian Sync でデバイス間同期をすることにした。 Android 版の Logseq はまだ Android 版の Logseq アプリは正式版がまだなので、スマートフォンでノートを読む場合は Obsidian Mobile を使う。
標準機能で Logseq graph をエクスポートしても、Logseq の用途からして作成者以外には理解しにくい静的サイトになりがち。理解しやすいサイトにできたとしても Google がトップページ以外インデックスしてくれないのでそこは頑張らない。
公開したい部分は Logseq 固有の記法は使わない形で Random Thoughts として1ページにまとめて書くことにし、Obsidian Publish サイト内に置いて公開してみることにした。日付見出しをつけて Obsidian で書いて公開していた既存の Random Thoughts は Random Thoughts Journal に改名した。フォルダ間は Unison で双方向同期で。
これでしばらくやってみる。
今年も棚卸しをかねて2022年にお金を払ったサブスクリプションサービスを書き出してみるよ。以下税込額。今年支払ったのは129,867円。年末時点で継続しているもので月8,524円相当。
今年新しく開始したサブスクリプションサービスは無し。どれも継続のみ。止めたものもなし。
昨年支払ったのが109,725円だったので20,142円増。2017年に支払ったのは39,264円だったので、5年で3.3倍だ。
今年はさくらのレンタルサーバを36ヶ月一括にした分と、YouTube Premium ファミリー プランの値上げ、それからドル建ての Obsidian の支払いが円安で増加したことで、大幅に増えた。
レンタルサーバ。この nDiki の公開とメールボックスが主な用途。2009年に契約して安定稼働しているので乗り換えることもなくずっと利用継続中。
安定運用できているので36ヶ月一括支払いにしてしまった。
一番使いやすいタスク管理ツール。2007年に使い始め、最初に Pro にしてみたのは2010年。
mixi のプレミアム会員サービス。mixi日記の表現力がアップするなどのプレミアムサービスを利用するのに登録中。登録しているといろいろな機能がちょっとずつ便利になる。広告も非表示に。
Lightroom Classic は週のうち何日かは使っていて無くてはならない状態。 Lightroom Classic で現像したデータがあるのでロックインされている。
Google フォトでの容量使用が中心。今年も 200GB のままで大丈夫だった。来年はさすがに 2TB (年額13,000円) にしないと足りなくなりそう。
広告無しで YouTube と YouTube Music を視聴するため契約中。今年値上がりして、ちょっと割高感が出てきた。
年額4,500円 (クレジットカード払い)
Nintendo Switch で遊ぶ時間がだいぶ減ったけれど『TETRIS 99』や『あつまれ どうつぶの森』のために継続。来年はいったん切ってもいいかもしれない。
『明日ちゃんのセーラー服』を観終えて7月に解約したが『響け!ユーフォニアム』をまた観たくなり、8月に再入会。『うる星やつら』『機動戦士ガンダム 水星の魔女』『トップをねらえ!』『トップをねらえ2!』などを視聴。再入会してから観る本数が多くなった。2023年3月1日から月額550円に値上がりする。
年額4,900円 (クレジットカード払い)
Amazon.co.jp のプレミアム会員サービス。使っている会員特典はお急ぎ便と、たまーに Amazon Prime Video ぐらい。ちょっと割高感。
さくらのレンタルサーバにした頃に VALUE-DOMAIN へ移管したあとずっと継続。昨年5年更新したので、今年はドメイン移管しつつ1年のみ更新。
ナレッジベースアプリケーション Obsidian を仕事のノートとしても使うためにライセンスを継続。去年は5,356円だったが円安で支払額増。
ナレッジベースアプリケーション Obsidian のノートを公開するためのサービス。 Obsidian ノートを MkDocs で静的サイト生成する運用も別途しているけれど、仕様の違いなどで煩わされることがないので公式サービスの方が思考の無駄が無くてずっと良い。
円安で去年に比べて約千円高くなっちゃった。
年額 $46 (今年は 6,857円、クレジットカード払い)
ナレッジベースアプリケーション Obsidian の vault を同期するための公式サービス。同期が圧倒的に楽なので、一度使うとクラウドストレージやサードパーティアプリを組み合わせて頑張るのに戻れなくなる。こちらも円安で……。
今年は支払いサイクル・ポイント利用・キャンペーン等で支払いが無かったものはなし。来年はさくらのレンタルサーバ代が支払いなし予定。
今年は無し。
[ サブスクリプションサービス ]
ずっと気になりつつも手を出さずにいたナレッジ共有サービス Scrapbox を触ってみることにした。
すでに Obsidian Publish によるワーキングノートサイト (公開ナレッジベース) があるなかで Scrapbox をどう使っていこうかな。
Obsidian では「ノート毎に Markdown ファイルが作られる」ことや「ノートがグラフビューにノードとしてマッピングされる」ことから、パフォーマンスや見やすさを意識した単位でノートを作っている。
Scrapbox ではそのあたりを気にしなくて良さそうなので、より小さい単位でページを作ってリンクさせ気づきを得ていくのが面白そうだな。ロックインとなる可能性があるサービス上にファーストクラスのナレッジベースを作ることはできないので、 Scrapbox で得られた気づきを Obsidian Publish サイトの方へうまくまとめていくようにしたい。
Custom Frames プラグインを使って Scrapbox を Obisidian のサイドバーに追加した。これで併用準備完了だ。
1月26日に Scrapbox を使い始めてから1カ月経った。
Obsidian Publish によるワーキングノートサイト (公開ナレッジベース) へのブリッジページが多めではあるが、連想を生みやすい気がするので引き続き使っていきたい。被リンクがあればページが存在しなくても関連ページリストを含む Web ページが表示されるのがいい (Logseq にも似た機能がある)。
気軽に書きやすいとはいえ、気になった Tweets だったり真偽未確認の Web ページへのリンクだったりをメモっておくのは公開プロジェクトでははばかられるので、非公開プロジェクトも作成してみた。非公開プロジェクト内のページから公開プロジェクト内のページへリンクすると関連ページリストの External links に表示されるので、これを使ってうまくつないでいければいいな。
昨日アカウントを作って使い始めて2日目。GPT-4 の前の世代の GPT-3.5 系でちょこちょこっと使ってみた程度なので、強い意見はなく現時点での雑感をメモ。
よく知られている概念の概説をナレッジベースに書く際に ChatGPT で文章を生成させてみると、なるほどこんなポイントをこんな言い回しで説明すればいいのかと結構参考にできた。
mixi日記の代筆をさせることはできるのかなと昨日試したところ、読みやすいが明らかに自分ではない誰かが書いた文章が生成された。
※ なお OpenAI の利用規約上、サービスがアウトプットしたものが human-generated だと言ってはいけない。
将来的に、自分が書いたものを学習させていけば自分と同じ文体の文章を生成できるようになるのだろう (今でもプロンプトを工夫すれば似せられる?)。しかし自分自身 Web 日記で読みたいのは本人が書いたものだよなあというのがあるので、自分で書くより良い文章が生成されるとしても日記代筆は禁忌だなと。なお、ボットがコンテンツ生成すること自体には否定的ではない。
ネットで話題になっているチャットボットが人の仕事を奪うかどうかというセンセーショナルなテーマについては今のところ静観したい。
Naney (なにい) です。株式会社MIXIで SNS 事業の部長をしています。
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