Web 日記システム tDiary が開発開始20周年とのこと。長く使い続けられることが大切な日記システムがきちんと開発保守されているの素晴らしいな。
この頃、自分はハイパー日記システムで日記を書き始めてた(2001年5月11日)んだよね。ハイパー日記システムはずっと前に開発が止まったけれど、日記記事はテキストファイルなので手元に残っている(一部はこの nDiki の形式に書き換えて公開していて、一部はまだローカルファイルのまま)。データがテキストファイルというのやはり重要。
[ ノート・日記はテキストファイルに ]
Obsidian Mobile (iOS & Android) β 版ついに Insider にもオープンになったので、さっそく Android 版を Pixel 4 に入れて試してみた。
ほぼ(デスクトップ版) Obsidian だ。狭い画面とタッチ操作・バーチャルキーボード入力に合わせて UI アレンジされつつ、多くの機能が Obsidian Mobile でも実装されていて驚いた。Obsidian Publish コアプラグインまで入っているとは思っていなかった。まさかスマートフォンから公開ノートサイトをさくっと更新できるとは。
「デスクトップ版のモバイル版」なので、いきなりモバイル版から始めると「ウッ」っとなる人が多そうではある。
Android アプリとして「ファイルベース名 YYYY-MM-DD-hhmmss でさくっとテキストファイルを新規オープンできる」「全文検索できる」良いノートアプリ/テキストエディタが今まで無かったので、遂に来たという思いだ。
[ ノート・日記はテキストファイルに ] [ ファイル名の先頭を日付にする ]
昨日インストールした Obsidian Mobile β 版 (Android) が常用できそう。Android スマートフォンでのノートは iA Writer から Obsidian に移行してみよう。
iA Writer で直接 Dropbox 上のテキストファイルを編集していたのに対し、 Obsidian では FolderSync Pro で同期したテキストファイルを編集することになる。編集の衝突が起きないように定期的な同期や近くの Wi-Fi アクセスポイントの変化での自動同期に加えて、こまめに手動で同期もしているけど、今だと700弱のファイルの同期に30秒前後かかるのがちょっとネックかな。
エディタ上で有効にならなかった Texpand はクイック設定パネルから呼び出すようにしてみる。
[ ノート・日記はテキストファイルに ]
Obsidian Publish で「公開で作業」しているように、組織内でもノートを適切な範囲に公開しながら作業したい。
Google ドライブにテキストファイルを置くだけではイケてなくて(断片的なノートテキストファイルの一部を Google ドライブで共有するのをやめた)、Google ドキュメントに貼り付けて共有してみたりもしたけれどそれはそれで手間でイケてなかった(断片的なノートの Google ドキュメント化共有をやめる)。
静的サイト生成して共有できればベストだけれど、保守コストが高いし共有範囲の管理が現実的ではない。うーん、まあやっぱりせめてそのままでもいいから Google ドライブで Markdown ファイルを共有しておくか。内部リンクなど Obsidian 方言であることも許容で。
permalink 維持を前提としたくないので、全文検索できるようにしておくのは必須。 Google ドライブで 拡張子 md の Markdown ファイルを全文検索できるようにするために rclone で同期することにした(Google ドライブで 拡張子 md の Markdown ファイルを全文検索できるように rclone でコピーする)。
[ ノート・日記はテキストファイルに ] [ Markdown で書いているノートを Google ドライブで共有する ] [ 公開で作業する ]
Markdown ノートテキストファイルを rclone で Google ドライブに同期して共有できるようにして、さっそく「共有用の URL をどうしようか」となった。
継続的なノート整理でファイル名変更・フォルダ移動をローカルホスト上でしつつ rclone で同期するので Google ドライブでのファイル ID が変わり URL も変わってしまう。
Zettlr を試した時にやっていた ID を 「yyyymmddHHMMSS」形式で YAML front matter に埋め込んでおくのが妥当かな。で
https://drive.google.com/drive/search?q=ID
の URL を共有すると。
[ ノート・日記はテキストファイルに ] [ Markdown で書いているノートを Google ドライブで共有する ]
Obsidian コミュニティプラグインを順番にチェックしていて QuickAdd プラグインに目が止まった
日常生活の中で出来事や思い浮かんだことを細かくキャプチャ(メモ)しておくのに便利なプラグインだ。
早速インストールしてみた。これ Obsidian mobile のクイックアクション(画面上部からのプルダウンで起動)に設定しておくと最高に便利ではないですか!
スマートフォンでの良いキャプチャツールを常々模索してきているけれど、これは一つの完成形かもしれないぞ。
Obsidian mobile を起動しプルって入力するだけで、日時と合わせてデイリーノートに追記できる! デイリーノートを開き挿入位置にカーソルを合わせてから Gboard で「にちじ」「いま」と入力して現在日時/時刻に変換して入力し、そこからメモを書き込むといった手間が省ける!
QuickAdd はもちろん Obsidian のデスクトップアプリでも使えるのだけれど、Mac だと入力時に日本語変換確定(Enter)で決定完了となってしまうのが現状不便。
Mac では Obsidian に限らずどのアプリを使っている時でも Alfred ワークフローで同じファイルに同じ形式でさくっとキャプチャできるようにしてあるので、引き続きそちらを使おう。
キャプチャしたメモは
しているのだけれど、それ以外の「ちょっと思い浮かんだこと」や「いったん寝かせておきたいこと」のメモが行き場を失いがちでどうしようと思っていたんだよね。
うん、Obsidian vault に専用のノートを作り、残ったメモはそのノートにそのまま移しておけばいい気がしてきた。1カ月1ノートぐらいかな。後日検索で辿り着いた時に使えそうと思ったら別ノートに抜き出して育てていく。
うん、良さげ。
[ ユビキタスキャプチャ ] [ ノート・日記はテキストファイルに ]
Markdown ノートテキストファイルを rclone で Google ドライブに同期して共有してみていたのだけれど、結局やめることにした。「せめてそのままでもいいから」という趣旨で Markdown ファイルを Google ドライブに同期してみたのだけれど、それだとやはり積極的に見てもらいたいという気持ちになれないし見られている感も無いしで、共有対象とするノートがあまり増えなかった。
[ ノート・日記はテキストファイルに ] [ Markdown で書いているノートを Google ドライブで共有する ]
ちょっとしたノートを置いておくスペース nNote をクローズした。
この Web 日記 (nDiki) より気軽にに更新したり削除したりできるノートを書いておく場所が欲しくて2017年1月に作成して気がつけば4年。
などで今年に入ってほぼ新規にノートを追加することが無くなっていた。書くスペースが多いとどこに書くかの意思決定にコストがかかるデメリットもあるので今回クローズすることにした。
[ ノート・日記はテキストファイルに ]
公開していない個人的な日記テキストファイルは iA Writer で編集・管理し、外出先からスマートフォンで全文検索できるように Google ドライブに同期していた。
しかし Google ドライブでのテキストファイルの全文検索では
という点が不満であった。
Obsidian mobile の登場によりスマートフォン上で容易にテキストファイルの全文検索ができるようになったので、今日そちらに移行することにした。
拡張子 txt の日記テキストファイル(3,300ファイル)を拡張子 md に変更し、新しく作成した Obsidian vault + Obsidian Sync へ移動。これぐらいのファイル数ならスマートフォンでもパフォーマンスは全く問題無かった。良い。 Obsidian mobile は vault の切り替えのステップが多いのがネックではあるが、この vault をスマートフォンで参照するのはたまにだけなので許容範囲かな。
Markdown 形式ではないこの Web 日記のテキストファイル(14,850ファイル)と今回移した日記テキストファイルを横断全文検索するのに便利だし、まずもって書き心地が良いので Mac 上では iA Writer も引き続き併用する。
[ ノート・日記はテキストファイルに ] [ ファイル名の先頭を日付にする ]
いつの間にか Google ドライブで 拡張子 md の Markdown ファイルが Google ドライブで全文検索対象になっていた。ついに!
今はデスクトップでもモバイルでも Obsidian 上で Markdown ファイルで書いたノートを全文検索できるようになっているので、以前切望していたほどではないけれどもこれは嬉しい。
[ ノート・日記はテキストファイルに ]
Naney (なにい) です。株式会社MIXIで SNS 事業の部長をしています。
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