プリ発光対応型DCスレーブ。
マスタフラッシュのプリ発光を無視して、本発光時に連動させる事ができるスレーブフラッシュである。 シンクロ端子のないコンパクトデジカメで、光量不足を補ったり、影消しに使ったりなどに活用できる。
で同調可能な事を確認済み。
2002年9月3日購入。
ガイドナンバー | 13 / 6 (ワイドパネル使用時 8 / 6) (ISO100・m) |
照射角度 | 35mm相当をカバー(ワイドパネル使用時 24mm相当をカバー) |
先日購入したヒカル小町Di、コレ、マスターフラッシュ(デジカメのフラッシュ)の発光に同調してスレーブフラッシュとして光る。 当然デジカメのフラッシュが発光しないと、ヒカル小町もヒカラない。 そうすると、やはりデジカメの直射光が残る訳でスレーブとのバランスによってはやっぱりフラッシュっぽい絵になってしまう。
メーカーの撮影ヒントページにも 書いてあるのだけれど
事でヒカル小町Diだけでライティングできるようになる。 という事でさっそくIRフィルタを買いに。
FUJIFILTERのIRフィルター(7.5 x 7.5mm シートフィルター)を購入。950円也。
76, 78, 80, 82, 84, 86, 88, 90, 92, 94, 96 号の11種類がある。
店頭には全種類あった訳ではないけど、何種類かはあった。
号数x10nm以下の波長光を吸収カットするんだけれど、果たして今回のケースではどれを買えばいいのかな。 まぁ、いいや。 ということでエイヤとIR84を購入。
さっそくIRフィルタをDiMAGE X のフラッシュの前に置いてピカリ。 バチ。
おっ、見事に可視光はほとんどカットし、ヒカル小町Diも同調している。 よしよし。 ちなみに、DiMAGE X は多少赤外線でも露光するのだけれど(テレビのリモコンとか向けると緑色に写る)、このフィルタをレンズの前にかざしてしまうと駄目なようだ。 イヤ、別に赤外線写真を撮るつもりは全くないのでいいんですけど。
しかし、やば。 早くもフィルタのフラッシュが当たっていた所がフニャリとなっている。 直ヅケはまずい。
フィルタをすこし浮かせておく必要がある。
こんな事もあろうかと、スライドのマウントを買ってきておいたのだよ。
普段リバーサルは全部スリーブにしているのでマウント持ってなかったのでワザワザね。
といってもただ単に枠が欲しかったから用意していただけで、フィルタがフニャリとなる事は想定していなかった。 ちょっと離れるように、マウントを数枚重ねて対応。 接着剤がないのでとりあえず輪ゴムで固定。
ヒカル小町Di + IRフィルタ なんて使っていると DiMAGE X の機動性がスポイルされてしまうけど、まぁそれはそれでいいのだ。 そういう風にしても遊べるという事で。
先日届いたニッコールクラブ182号の記事「デジタルカメラで散歩第6回 スピードライトを使った撮影 金野 剛志」に、ニコンのスピードライト SB-30 が紹介されていた。
背面のダイヤルを「A」に設定すると、メインのスピードライトの発光に同調してスレーブ発光するのですが、その際、メインのスピードライトの発光波形を忠実にトレースしてくれるのです。 そう、メインがプリ発光すると、それに合わせてSB-30もプリ発光し、メインが本発光のときはSB-30も本発光、そしてメインの発光が停止されると、こちらも同時に発光停止となります。
おぉ! これはヒカル小町DiやリモートライトIIより上をいくじゃないの。 これらのスレーブ機能は、マスターのプリ発光を無視して本発光で同調するタイプ。 ヒカル小町Diをスレーブにした場合、当然デジカメは「本体のプリ発光だけからフラッシュの発光量を決定する」事になる。 したがってどうしても増灯した分露出オーバーになりがちだ(もちろん補正すれば対応できるが)。
P それに対して SB-30 はプリ発光にも同調して発光するということだから、デジカメのプリ発光時の測光にスレーブの光量が影響する。 そのため、デジカメ本体の本発光量が若干抑えられて全体としてバランスのとれた調光になるのではと想像。
うーん、もしそうならなぜそんな Good な機能をニコンはアピールしないのだろう。 まぁ、ニコンが優れた機能をアピールしそびれるのはかつてもあった話で、ありがちなのかもしれない。
何はともあれ期待大。 ということで、早速帰宅時に購入して帰る。 お値段はこの手のスレーブ用として使うにはちょっと高い。
さてさて、実験。 マニュアルには2度フラッシュ発光する COOLPIX シリーズにもワイヤレス同調するとの旨は書いてあるけれど、記事にあったような「プリ発光にも同調して発光する」といった技術的な内容は見当たらない。 うちには COOLPIX はないので DiMAGE X でテスト。 というか、DiMAGE X 用に買ってきたんだし。
で結果から言うと「同調できる時もあるし、できないときもある」。 ちょっとガックリ。
もちろん、これは DiMAGE X での結果であって COOLPIX との組み合わせではきちんと動作するのだろう。 微妙なタイミングの問題とかなのかなぁ。 メーカーの保証する動作ではないんだけど、期待していただけに残念。 やっちゃったか。
今のところ DiMAGE X との組み合わせでの使い勝手は圧倒的にヒカル小町Diに軍配。 SB-30 はどうしよう。 高かったのになぁ。 とりあえず DiMAGE X とはもう少し実験してみよう。
単体でもニコンF100で、使えるし(ってSB-28 も SB-22s もあるんだけど)。 SB-28 よりずっとコンパクトだから非常用に常備するようにしておくかな。 あっ、でも上方向にバウンスできないんだよね。痛い。まぁ主灯としてバウンスさせるほどの GN ではないけど。 本当にボン炊き非常用?
それから内蔵している赤外線フィルタ引き出してTTL赤外線リモートコマンダーにも一応なるね (手持ちの SU-4 + SB-28 でリモート灯が用意できるから)。
あぁ衝動買いしてしまった自分を正当化するアイデアばかり……
DSC-U40を買ったあとに一度テストはしてあったのだが再確認しておく。
DSC-U40はいわゆるプリ発光による調光を行う。 ヒカル小町DiでP-modeを選択する事で問題なく同調。
以前購入した IR84 でDSC-U40のフラッシュをカバーした状態でヒカル小町Diが同調するかどうかテストしたところ、こちらも問題なく同調。 DiMAGE Xではじかにフラッシュにフィルタを当てておくとフラッシュの発熱?でフィルタが変質しがちだったが、DSC-U40 では問題なさそうだ。
フラッシュが小さいため、粘着シートか何かで簡単に固定できるようにしたい。
昨日買ってきた粘着シートでDSC-U40にIRフィルターを貼りつけてみた。 フラッシュをカバーするぐらいの大きさにIRフィルターをカットし、まずはそのまま貼りつけ。 この状態だとヒカル小町Diの反応が良くないので、フィルター部分の粘着シートをくりぬいてみた。
しかし、これでも天井バウンスをしようとヒカル小町Diを斜め上に向けてしまうと同調できない。フラッシュ光をセンサーが感知できていない感じ。 IRフィルターを外してもたいして変わらないから、そんなもんなのかな。
ということでこのままだと直射増灯にしか使えないので面白くない。
ではとアルミホイルでDSC-U40のフラッシュ光を天井方向に反射させるようにした。 これはなかなかGood。 上を向けたヒカル小町DiもきちんときちんとDSC-U40の発光を検知して、天井バウンス用に発光してくれる。
まぁDSC-U40の手軽に撮るというコンセプトから外れるのであまり意味はないかもしれないけれど、遊べるということで。
仕事関連の調査(と趣味の世界)のために東京ビッグサイトで開催されているフォト イメージング エキスポ 2005 に行ってきた。 今年の会期は17日~20日。 今年から1000円。 昨日面倒臭い事前登録(一旦メールアドレスを登録して、メールに書かれたURLにアクセスして、フォームを入力して、またメールがきて、それを印刷)したおかげで750円。
デジタルイメージングファクトリー on Mac OS X
目当ての無料セミナーだった一つ。 公式サイトで見かけてやってきた訳だが、もらったガイドブックに見あたらずはてと困る。受付で聞きてもすぐ返事がもらえなかったぐらい知られていない。 結局別刷りのシートにプログラムが書いてあったようで、それを教えてくてた。
内容は鹿野氏による「撮影から現像・クライアントへ渡す画像ファイル化までをスムーズに行う技術」のお話。
カメラでシャッターを切ってそれがPC側に転送されるのが意外に速いのには驚き。 モデルを使った撮影では玄光社のSTROBOXを使っていた。 銀レフを貼った白い箱の一面にディヒューザー貼り、側面に穴を空けてヒカル小町Di(改?)をくっつけるというDIY的な商品。
ヒカル小町の活用方法として面白い。これはいいな。ヒカル小町Diを持っているので、自分でも似たようなものを作ってみようかな。買うと1セット15,000円(税・送料込み)。高っ。
ただし、通常のヒカル小町Diはセンサーがフラッシュ方向と同じ方向を向いているのでこのままだと無理っぽい。この商品のはセンサーが後ろに向くように改造してあるようだ。光ファイバかなにかでまわすようにすればいけるかな。
ソフトウェアの方はカラープロファイルの設定の話とか、バッチ処理の話とか。 (ニコンのだったかな)ディレクトリを定期的に監視して、新しく画像ファイルが保存されたら自動的に処理をかけたりできるようだ。便利になってきているんだね。
Xserve RAID はデザインがよくラックにいれなくても立てておいたりできるので、良さそう。ランプがピカピカ光って綺麗だし。
Xserve RAID を使用・未使用(G5 内蔵HDD)の比較デモは失敗のようで、同じような時間がかかっていた。
プロのお仕事の技が見られてなかなか有意義であった。
デジタルイメージングファクトリー on Mac OS X
こちらはひどいプレゼンテーション。 プレゼンテーションツールのファイルが開けなくていきなりつまる。
内容は Mac OS X Server のセールストーク。 RAIDレベルの解説からはじまって Xserve RAID の商品説明、それから Mac OS X Server の素晴しさの解説。
ことあるごとにLinuxに対抗意識を燃やす。
結局デジタルフォトもくそもない、ただの準備不足のセミナーであった。
LPL商事株式会社のブースが引伸機を1台も展示していなかった。 ショック。
先週発売になった FinePix F10 ももちろん展示されていた。 触ってみたところ、起動時間が体感的にはやい。 シャッターを切った時のレスポンスも驚くほどはやい。
イイ!
やっぱり買っちゃいそうだ。
スペック上若干大きくなったものの、 DSC-U40 の後継となりえるかという視点でチェック。 ……。ダメダメ。太っちょ。 ぼてっとしていて思っていた以上に大きく感じる。 作りもちゃちい感じ。
去年にもましてフィルムカメラの影が薄くなっている。 ニコンも Nikon F6 すらデモ機が見あたらなかった(どこかに1台ぐらいあったのかもしれないけれど)。
自分が見てきたのはコシナの BESSA-R2A と、Rollei 35RFぐらい。 コシナの28mm用ビューファインダーは 28/35mm mini Finder と 28mm View Finder M のどちらが良いのだろう? 見比べてみると mini Finder の方が結構小さ目で見辛そうに思えるけど。
オロナミンCは今年はなし。
例によってヒカル小町Diの同調テスト。
FinePix F10はプリ発光するので、P-mode で試してみたところ問題なく同調成功。 N-mode ではプリ発光に同調してしまうので×。
もっともFinePix F10ではフラッシュの必要性が低いので、このコンビで使うことはほとんど無いかもしれない。
Naney (なにい)です。株式会社ミクシィで SNS 事業の部長をしています。
nDiki は1999年1月に始めたコンピュータ日誌を前身とする Naney の Web 日記(兼パーソナルナレッジベース)です。
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ナレッジベースアプリケーション Obsidian で書いているノートの一部を notes.naney.org で 公開しています。
※内容は個人的見解であり所属組織とは関係ありません。