ポータブルハードディスクドライブ。
年末に買ったポータブル HDD HDMC-U12 であるが USB コネクタの向きに自由度がないため、ノート PC への直挿しは(ほとんどの機種で)無理がある。
このため延長ケーブル等を使うのが無難そうだ。 ということで、短い USB 延長ケーブルを買いにいったのだが、サンワサプライの 3D USB アダプタ (AD-3DUSB8)というのが目についたので、こちらをチョイスしてみた。
3軸で回転できるので向きの変更の自由度が高い。
と思って ThinkPad X31 に挿したところ……どうがんばっても HDMC-U12 が逆さまになる形にしか挿すことができない。 可動域が 180°/180°/90°なため、任意の向きにできる訳ではないのである。 この向きだとアクセスランプが見えないため、イマイチな状態。
回転もちょっと渋く、いろいろな環境でフレキシブルに使うには今一歩という出来である。 コネクタを曲げたい向きとマッチすれば便利なのかもしれない。
[ 製品レポート ]
リリースされて話題もちきりの Google Chrome、もちろんインストールしてみた。 「Google ブラウザじゃないんだな」というのが一番の印象。
Google アカウントにログインしたからといって別に何がおこるというわけでもない。 Google ブックマークと Google Chrome のブックマークが共有/同期されるわけでもない。 Google ツールバー相当の機能は含まれていると思ったのだけれど、そうでもなかった。
そういう意味では Google ツールバー付きの Firefox の方が使いやすい部分もある。
速いという意味ではちょっぱや。RTM などは随分快適に感じられる。 まあ今「外付け USB ポータブル HDD 中の TrueCrypt 仮想ドライブボリューム上にある Portable Firefox」という結構遅い環境の Firefox を使ったりしているので比較にはならないわけだが。
ショートカット作成機能は便利。 Gmail や Google カレンダーなどを簡単にスタートメニューに登録できる。 Google Chrome は起動も速いので使い終わって閉じてしまって、また使う時にショートカットから起動するようにしてもストレスにならない。 Firefox ではそれぞれ一度タブで開いたら以降そのままにして使用し続けることが多かった。
こまめに閉じられるなら、メモリ消費的を抑えられるという意味でもメリットがありそうだ(最近 Windows XP からリソース不足の警告がしょちゅうでて困っている)。
ブラウザを使うスタイルがちょっと変わるかもしれない。
メインで使っているノート PC (ThinkPad X31、Debian GNU/Linux sid)のバックアップは2004年1月に買った I-O DATA の電源内蔵タイプ USB 外付け HDD 160GB HD-UE160(記事l)を使っている。40GB を NTFS に、残りを ext3 にして後者のパーティションに pdumpfs でバックアップを取っているのだが、かなり以前からいっぱいいっぱいになっていた。
世代を間引きながらバックアップしていたのだが、もう少し世代を残しておきたいのと今後のデジカメデータの増加を見込んで容量の大きいバックアップ HDD を購入することにした。
本来なら耐久性や安定度を重視するところだが、据置き型だとしまう場所に困るのとバックアップ時に出し入れするのが面倒でバックアップが億劫になりがちで本末転倒になりかねないのでポータブル HDD にした。
選んだのは廉価だった I-O DATA の 500GB ハードディスク HDPS-U500(K)。 持ち運んで使うにはケーブルの巻き付けを考慮していないなどの点て他の製品より劣るが、家で使うにはこれで十分だ。 コストダウンのためかケースや CD-ROM など余分なものが入っていないのもよい。
[ 製品レポート ]
先週買ったポータブル HDD(記事)がとくに問題なさそうなので、もう1台同じものを購入。 デジカメデータの保存が目的。 写真管理ソフトウェア digiKam でのリムーバブルメディア上のアルバムの管理方法もみえてきた。
この度の外付け HDD 追加購入については、いっぱいになってきたノート PC からデジカメデータを外出しするのがメインの目的だったんだけれど、そのデータをバックアップする事を考えると先にバックアップ用 HDD を買ってからという順番になったわけ。 基本同じデータが2つ以上のメディアに保存されていないととても不安。
今日買ったポータブル HDD は FAT32 のままにしておいて、バックアップは ext3 にしたもう1台のータブル HDD に Linux 上から pdumpfs するつもり。
基本的に我が家のデジカメデータは自分が管理していて、Linux ノート PC 上においているのだが、これだと家族が気軽に見られないという難点がある。 また自分にもしもの事があった時に Windows なら使えるという家族だけでは写真が見られなくなってしまうという不安がある。 ということで Windows からも見られるようにしておくのも重要かなと思うようになった今日このごろ。
[ 製品レポート ]
ME177J/A A1470 AirMac Time Capsule 802.11ac 2TB を買ったんだけれど Wi-Fi で「既存のネットワークに追加」できず、有線接続せざるをえなかった。ME177J/A はクライアントモードをサポートしていないっぽい。
メイン PC を Debian GNU/Linux な ThinkPad X200 から OS X な MacBook Pro に変えるにあたりストレージまわりも見直すことにした。
家族共有のために Dropbox Pro にしようと結構考えたんだけれど、そうすると自分と妻の両方で Dropbox Pro にしておく必要があってコスト的に厳しかった。
だとすると自宅に NAS か。評判が良い QNAP かなと思ったけれど自分がいなくなった時にこれもちょっと保守に困りそう。かといってバッファローあたりのもなぁということで結局 AirMac Time Capsule にしてみることにした。 QNAP よりは一般向けだし、自分が普段 Time Machine するのにも問題ないし、ちょっとしたファイル共有にも使えるっぽいし。それと Wi-Fi 接続なので煩かったら別の部屋に置いておけるというのもいいかなと(これはかなわなかったんだけれど)。
開梱して電源ケーブルを接続。電源スイッチが無いのね。使わない時は切っておいてもいいかなと思ったんだけれど、常時起動前提の製品か。
で OS X の AirMacユーティリティから設定開始。
とするも「この AirMac Time Capsule でネットワークを作成します。」画面になってしまう。あれっと思いつつ進めてみるもやっぱり自身がアクセスポイントになってしまう。そうじゃなくて既にある Wi-Fi ネットワークにつながって欲しいんだけれどなぁ。
リセットしたりしながらいろいろ試してみたんだけれど結局駄目。そのうちAirMacユーティリティで設定しようにも「予期しないエラーが置きました。やり直してください。」で先に進まなくなってしまって青ざめたんだけれど、こちらは電源ケーブルを抜いてしばらくしてからリセットボタン押しながらの電源ケーブル挿しで戻った。怖い怖い。
iPod touch (iOS)の設定からや AirMac ユーティリティ 5.6.1 (Windows) からも試したけれどやっぱり「既存のネットワークに追加」できず。ああ、このモデルはクライアントモードをサポートしていないのかぁ。無念。
Wi-Fi ネットワーク自体は AtermWR9500N x 2 で組んであって今すぐに変えるのも手間だし、HDD 内蔵しているデバイスをルータにするのも故障した時にちょっとなというのがあって、いったん泣く泣く有線接続した。幸い使ってみたところ動作音はほとんど気にならないので、リビングに置いておいても問題ないのは良かった。
IEEE 802.11ac という点では良いので、気がむいたらその時は AirMac Time Capsule をルータにしてみようかなぁ。AirMac Time Capsule と MacBook Pro 間が速くなるし。
Naney (なにい) です。株式会社MIXIで SNS 事業の部長をしています。
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