ホストへのインストール不要で、USB メモリ・ポータブル HDD等に配置して持ち運び接続したホストで実行できるアプリケーション。
定番のポータブルランチャ。 プログラム実行時に指定する、コマンドライン引数に %pdrive% という文字列を使うとドライブ名に展開することができる。
USB メモリの安全な取り外しを迷わずできるようにするユーティリティ。 PStart 終了時に連動させれば、スマートに取り外せる。
暗号化された仮想ドライブを実現する。 人に見られたくないファイルはこのドライブに。
定番のアーカイバ。
ファイル・ディレクトリ比較ツール。 USB メモリと PC との間でファイル毎に方向をして、ファイル同期をすることができる。
マニュアルや資料用のスクリーンキャプチャを効率的にとるのに必要。
SSH 端末。
間違えて削除してしまったファイルを復旧するアンデリートツール。
どこでも同じ環境で使えるようにしておくと便利なアプリケーション。
上のソフトウェアを入れた USB メモリの容量に余裕がある場合に、TrueCrypt で仮想ドライブを作成して入れておく。 安全な Windows 環境が使える場合にマウントして、お気にいりの作業環境を。
仮想ドライブ用の PStart をこちらにも入れておく。
サービス毎に変えている覚えきれないパスワードを暗号化して持ち歩き参照できるようにする。
Windows 用の定番 Twitter クライアント。 パスワードが設定ファイルに保存されるので、TrueCrypt 仮想ドライブに入れておくのが吉。
定番のポータブル Web ブラウザ。 OS にインストールしてある Web ブラウザに、クッキーや履歴等を残さないでブラウジングできる。
スクリーンキャプチャ画像やデジカメ画像を、どこででも編集できるように。
マニュアルやソフトウェアレビュー執筆時に、スクリーンキャプチャのサイズを統一したい時に便利。
一旦普通にインストールしてから C:\Program Files\Skype を USB メモリにコピーして、Phone\Skype.exe をコマンドライン引数
/datapath:データディレクトリ /removable
で起動するように設定。
参考:
誤操作なのかどうかよくわからないけれど、家族がデジカメで写真データを削除してしまった。 あーこれだからデジカメは……とは言わないで(最初にフィルムカメラで巻戻し前に裏蓋を開けて光線カブリさせてしまったのは小学校の卒業式の日)、復旧を試みることにした。
この手のアンデリートツールは昔 Norton の何かに入っていたなあ。 今はフリーウェアでも探せる。 今回は DataRecovery をチョイス。
手持ちのxD-ピクチャーカードのリーダに書き込み禁止スイッチがあるので、ある程度安心して作業開始。 DataRecovery を起動してドライブをスキャン。 ばっちりまだ写真データが残っていた。 リカバリ成功。素晴しい。
なおスキャン結果テーブルの右側の列にファイルの更新日時が表示されるようになっている。最初気がつかずに、見つかった削除データを全部選択してリカバリ始めたらえらい時間がかかりそうなので1度強制終了した(DataRecovery で中断できそうになかったので)。中断できるともっといいな。
DataRecovery はインストール不要なので、早速ポータブルアプリケーションディレクトリに入れておいた。 備えあれば憂いなし。
先週 IDEA*IDEA で紹介されていたプレゼンテーションソフトウェア「Impressive」が良さそげだったので、少しずつ触ってみている。
PDF ファイルでプレゼンテーションできるので、PowerPoint / PowerPoint Viewer 不要。PowerPoint の互換性による見えの違いも気にしなくて済む。
Python で書かれているが Windows 版のバイナリパッケージが用意されていて、配布されているパッケージを展開するだけで使える。ポータブルアプリケーションとして、USB メモリに入れておけばいつでも使える。
impressive.exe に PDF ファイルをドラッグ&ドロップすることで起動できるが、プレゼンテーション時にそれをやるのはちょっとスマートではない。 引数に PDF ファイルを指定して PStart あたりから起動するのがいいと思う。
ページ遷移が格好良い。OpenGL を使ったエフェクトで PowerPoint にはない一味違った表示ができる。
PDF ファイルのファイル名が slide.pdf ならば同じディレクトリに slide.pdf.info というファイル名で設定ファイルを書いておくと、実行時に一緒に読み込んでくれる。 めくる感じのエフェクトでページ遷移させるならば、以下のようなファイルを用意しておく。
# for Impressive AvailableTransitions = [ PageTurn ]
また Tab キーを押すことで全スライド一覧表示に切りかわるのだが、これがズームですっと表示されるで格好良い。見れば良さを実感すること請け合い。
起動すると impress!ve ロゴが表示されるのだが、その後最初のページが表示されるまで少し時間がかかる。 最初のページのロードが終わるとスライドショーが始まるのだが、自分はその前に impress!ve ロゴ画面でつい1ページ送ろうとマウスの左ボタンを押してしまった。 そうすると入力がバッファリングされていて、開始後2ページ目までに飛んでしまう。 この点については注意が必要だ。
特徴はこんな感じ。PowerPoint ラブではない*1ので、今後プレゼンテーションの際は使っていきたい。
*1とはいえ明日のプレゼンテーション資料は PowerPoint で作って PDFCreator で PDF ファイル化したのだけれども。
最近よく使うようになった Windows 用アプリケーション Everything を紹介。 Everything は指定した文字列をファイル名に含むファイルを一瞬で検索してくれるソフトウェアだ。
Windows XP の検索機能よりも圧倒的に速い。ちょっと階層の深いディレクトリなどを開く時などは、エクスプローラで順番に開いていくよりも Everything でぱぱっとリストアップして、そこから開いた方が手軽だったりする。
ポータブルアプリケーションとして USB メモリに入れておけるのも便利。 ソフトウェアの不具合調査をしている時に、エラーダイアログなどに表示されたファイル名のファイルに辿りついたりする時などにこれがあると楽である。
いわゆる普通のデスクトップ検索のように中身までは見ないのだが、使ってみるとファイル名かそのファイルを含むディレクトリ名は何となく記憶していて、たいがいそれだけで辿りつけるものだ。 デスクトップ検索を入れておくには非力な PC や、事前に検索インデックスを作っておけない共有 PC を使う際にはお薦めのツール。
Linux クライアントがないので静観していたのだけれども、最近 Dropbox や ZumoDrive などいろいろオンラインサービスを使ってみていることもあり、Evernote も手をつけてみることにした。
という点をカバーできればいいかなと思う。
昨日登録して使用開始。
月40MB はやはり心理的に窮屈。随所にメータがあるので、気になってしょうがない。 メモは躊躇なくガンガンできなければいけない。
使い勝手がよければ有料でもいいのだけれど、まだ評価しきれていないので何ともいえないところ。 メモがたまってくるとロックインされてしまうので、有料オプションは慎重に考えたい。
Web アプリケーションだけでなくクライアントソフトウェアがあるという点でインタフェース的にも便利そうだ。 ポータブルアプリケーション化できるなど、メモツールとしてのポイントを良く押さえているところも好感が持てる。
使っていて気になるところは以下。
日本語がもっさりするのはノートとしてはちょっとつらいところ。
Google ノートブックより洗練されていて分かりやすい。 というか Google ノートブックはちょと分かりにくすぎ。
Linux 向けのクライアントソフトウェアがないので、Linux PC からは Web サイトでつきあうことになるので使い慣れなければ。
メールでノートの作成もできる。 自分は今ケータイからは GTD 的の inbox に放り込みたい時は RTM へ、それ以外は Gmail へメールしていた。 ちょっとした原稿やアイデアメモなどは後でそのま再編集できるという点で、Gmail に送るよりは Evernote に送った方が便利だな。
欲をいえば、Gmail アドレスに送ってフィルタで Evernote に転送してもちゃんと受け付けてくれればいいのになと思う。今はダメ。 それができると 1カ所に送信するだけで Gmail と Evernote にアーカイブできるのだけれどな。
Google Mobile Proxy 経由は NG。
PC2M からは OK。 検索可能。プレーンテキストなノートなら編集も可能のようだ。 ちょっとしたメモの参照に使えそうである。
絶賛する人もいる Evernote。自分にとってどれぐらい使えるのかはまだ未知数。 しばらくいじってみようと思う。
先週の大型台風では、都心の JR 線は軒並み運転見合わせ。 出社しようにも交通手段がないので復旧するまでは自宅に戻ってできる作業をすることにした(記事)。 しかし前日の夜に残業を終えて帰る際「明日は台風で運転本数も7割ぐらいにする計画という情報が出ている。混雑した電車で潰されたり豪雨で濡れたりする可能性があるので母艦ノート PC は今日は会社に置いて帰ろう。どうせこの時間なら帰宅しても使わないし」と持ち帰らなかったのが仇になった。
いつものノート PC がないので自宅の妻のノート PC を借りて、USB メモリに入れてあるポータブルアプリケーション環境とネットサービスでできることをしておこうと思ったのだが、これが以外に手間取った。
ということで、ポータブル環境の見直しが必要かなと。
このあたり、DropboxPortable を使って見直してみることにした。 方針は以下。
これで USB メモリがあれば、TrueCrypt 仮想ボリュームをマウントしていつもの環境が使える。 The Internet 接続があるならば DropboxPortable を起動して、サーバ経由で最新の環境・データに同期することができる。
この方法の場合メディア的には TrueCrypt 仮想ボリューム上にファイルがあるので、紛失などしてもちょっと安心。 そのかわり Dropbox とのやりとりでは生ファイルになる(Dropbox 自体も暗号化はしているはずだが)。
当初は TrueCrypt 仮想ボリューム自体を Dropbox で共有しようと思ったが、これだと DropboxPortable のデータファイルが保護できない。TrueCrypt 仮想ボリュームの中に TrueCrypt 仮想ボリュームを作ればメディア的にも Dropbox 上的にも暗号化できるが、手間だしパフォーマンス的にもつらそう。 TrueCrypt 仮想ボリューム内で Dropbox で同期しているファイルについては、重要なファイルのみ個別に暗号化で対応したい。
あと、今回使ってみてわったのだが DropboxPortable はメインで動かしている Dropbox とは別に同時に起動できるのね。 これは便利。Dropbox を複数アカウント同時に使う時にも活用できるな。
メール本文の作成については Emacs 上の Mew の方が便利なんだけれど、Mew の設定が済んでいるメイン Linux PC が使える状況にないと使えないという欠点があって、もうもっぱらメールの作成・送受信は Gmail でやるようになってしまった。
Mew 上に 1990年代半ばぐらいからの過去メールがあることもあって、その後もずっと Gmail から定期的に POP して Mew 上に置いておいたんだけれど、そろそろ全部 Gmail 上に移してしまおうと思う。 そうすれば過去メールもどの環境からでも検索・閲覧できるようになるし。
Mew からも直接 IMAP で Gmail へアクセスできるように設定してあるんだけれど、前にローカルから IMAP サーバへメールを移した時にタイムスタンプが変わった記憶があるので今回は他のソフトウェアでやることにする。
先日のGmail 間のメールの移動の際は Thunderbird を使ったんだけれど、調べたところ Mew が使っている MH 形式のメールボックスを Thunderbird では標準でインポートできないようなので今回はパス。
ということで Sylpheed を使ってみることにした。Sylpheed は初めて。 起動すると既存の MH 形式メールディレクトリ (~/Mail) を検出してくれて、なんと即過去メールが見えるように。Sylpheed 自体のメールボックス形式が MH 形式なので、インポートとか必要なし。これは今回の作業にうってつけ。
あとは Sylpheed 上で不要なメールを整理しつつ、ローカルフォルダ上のメールを Gmail 側の 「[Gmail]/すべてのメール」、あるいは適当なラベルに対応するフォルダへドラッグ&ドロップして移動させていくだけ。 Gmail の IMAP だけれど1通1〜2秒ぐらいはでている感じ。思ったほどは遅くなかった。
重複メールの除去が手間だな、そういえば Sylepheed に[重複メッセージを削除]っていうのがあるなあなんて思ってたけど、考えてみたら Gmail 上では重複メッセージはもともと保存できないので勝手に片方だけが残るんだった。
ということであとは順次メールを移していくだけ。
MUA としても Thunderbird より Sylpheed の方が軽量でいいかもしれないな。Windows 版もありポータブルアプリケーションとしても使えるみたいだし。 今後アプリケーションタイプの MUA が必要になった時には候補にしよう。
マインドマップを書く時、最近は(といってもしばらく書いてないけど) iPad 用の iThoughtsHD を使ってる。直感的に使えるしエクスポート結果も綺麗だし、クラウド連携も良くできてる。
ただ難点があって iPad 2 が手元に無い時は使えない。PC だとたまに FreeMind とか使ってたけどちょっと表現や出力がモダンじゃなくて高まらないので、別のを探してみることにした。
XMind をチョイス。
Eclipse ベースなので見た目も綺麗だ。気にいった点はマトリクスが書けること。多次元マインドマップツールとまではいかないけれど、表が書けて、別のツリーからその表上のトピックに関連線をつけられる! ひゃっほー。こういう図が書きたかったのよという感じ。
フリーだと PDF 出力が無いのはちょっと惜しい。Gantt View も使える XMind Pro 2012 が気になるんだけれど $99 なんだよねぇ。ちょっと高い。でも PDF 出力のためだけに $79 の XMind Plus 2012 のライセンス買うのものなあ。しばらくはフリーで使い込んでみよう。
ノート PC でサスペンドして移動してまた開いて使おうとすると SSH 接続が切れていてまた PuTTY で接続しなおしからとか、ちょっとコードを確認したり Emacs でノートを取りたい時に不便。
そんな場合は Mosh (mobile shell) を使うと良いらしい。
ただ Windows だと Cygwin かーと思ったら MobaXterm が Mosh をサポートしているとのことなので入れてみることにした。
ポータブルアプリケーション版があるのでアーカイブを展開してそのまま使える。 Pageant に対応しているので、PuTTY で Pageant で秘密鍵管理している端末ならそのままさくっと使えるのも良い。
実際に MobaXterm + Mosh と PuTTY + SSH の両方で接続した状態で、サスペンド後に再開してみたところ後者が切れている場合でも前者はきちんとつながったままだった。
いい感じ。ノート PC ではしばらくこれを使ってみることにする。
Naney (なにい) です。株式会社MIXIで SNS 事業の部長をしています。
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