夜景撮影に定評がある Pixel 4 を固定するのに「グリップタイトONEマイクロスタンド」を買ってみた。スマートフォンを固定するための「グリップタイトONEマウント」とマイクスタンドのセットである。
スマートフォンを挟むグリップタイトONEマウントは単体でも販売されている。
コンパクトに折り畳めるので持ち運びに便利。開いている穴はキーホルダーにすること想定しているものだ(取扱説明書の図より)。
バネ式でほどよいバネの強さ。 Pixel 4 は Active Edge 機能があり下半分を握る(スクイーズする)ことで操作ができるようになっている。マウントで挟んだ時に反応してしまうのは許容するとして、あまり強く挟み続けるのは故障につながりそうであまり良くないのではと思っているので、これぐらいのバネの強さならという感じだ。
ちなみに先に買ってみた Manfrotto スマートフォン用三脚アダプター MCLAMP のバネが強すぎたのでこれを買い直したのである。
セットになっている超ミニ三脚は、脚を回転して開くだけのものだが造りはいい感じ。「グリップタイトONEマイクロスタンド」として耐荷重 325g ということはスタンド自体も 325g 以上の耐荷重があるはずということで、約257g(バッテリー、SDメモリーカード含む)の RICOH GR III も OK だ。
三脚ネジ部は上下左右に角度を調整できるようになっており、36度まで上を向けることができる。ちょっとした撮影に十分役立ちそうだ。
スマートフォンをマウントではさみ、閉じた三脚を背面側にまわし突っ張り棒にしてスマートフォンスタンドにする使い方も取扱説明書では説明されている。
今回はゴリラポッド 325 を買った直後でマウントだけ買い足すと「マウント + ゴリラポッド 325 のセットで買えば安上がりだったのに……」となって悔しい思いをしそうなので、マイクスタンドとのセットを買うことにしたのだけれど、結果マイクロスタンドも便利そうなので結果オーライかなと。
[ 製品レポート ]
東京都知事の週末外出自粛要請を受けて今日と明日は家で過ごす日。勤務先が来週から2週間リモートワーク推奨となったので、在宅勤務環境を整備しておこうかなと。
ヘッドセットについてはこの機会にソニーのワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット WF-1000XM3 とか Apple の AirPods Pro を試してみたいとはちょっと思ったり。ソニーのは音質が良いけれどもマイク性能はそこそこで Mac との相性は悪いらしい。 ApirPods Pro は音質はソニーのほどではないけれどノイズキャンセリングの評判が良くビデオ会議でもいいという声をみかける。どちらが良いか悩ましいのとビデオ会議で使うと連続利用可能時間が短めなどの懸念があるのとで、決心に至らず今は見送り。高いしね。
ということで外付けモニタを。据え置きしておく場所が無いのでポータブルモニタから選定し注文してみた。明日到着だ。
[ COVID-19 ]
完全ワイヤレスイヤホン Anker Soundcore Liberty Air 2 が昨日届いたので早速開梱して使用開始。 TWS は初めて。やはりコードが無いと快適!
イヤーチップは本体に取り付け済みの M サイズでちょうど良さそう。カナル型イヤホンは常用したことが無かったので他のカナル型と比べての良し悪しはわからないな。インナーイヤー型にはない圧迫感には慣れる必要があるぞ。
標準で以下の操作が可能になっている。イヤホンで音量調整をしたいので2秒間長押し R L にそれぞれ音量大・音量小を専用アプリで割り当てた。
1万円未満の完全ワイヤレスイヤホンの中では音質について非常に評判が良く、実際間違いない感じだ。音楽は YouTube Music Premium のストリーミング(標準の音質で上限 128kbps AAC)で聞くのがメインだし、十分な音質だと感じている。
HearID 機能というのがあって、Soundcore アプリで各周波数帯域の音の聞き取りやすさを測定して、個人個人に合わせたプロファイルを作成できる。実際やってみたところデフォルト設定よりしっかりと聞こえる音になった。これは良いね。
ビデオ会議のライブストリーミングだったり音楽だったりをワイヤレスで聞くのが一番の購入目的だけれど、マイクもついているのでビデオ会議でそのまま使えるなら使いたい。
が買うまで気がついていなかったのだが、そもそもカナル型は自分の声の聞こえ方が違ってくるので話しにくいのね。使っていれば慣れるのかな?
MacBook Pro に Soundcore Liberty Air 2 を接続して Mac 版 LINE ビデオ通話で iPhone 11 を相手に通話のテストをしたところ、会話は普通にできた。
Mac 版 Zoom アプリのオーディオ設定でマイクのテストで、レコーディング & 再生して比べたところ、Plantronics M55 Bluetooth ヘッドセットの方が聞こえ方が自然な感じ。 Soundcore Liberty Air 2 でもきちんと声が聞き取れるのだけれどちょっとデジタル処理感があるかも。それから口元に近い位置にマイクがあるように音が感じられた(Plantronics の音はもうちょっと広がりを感じる)。ビデオ会議の口調で話した時にも同じようであれば相手側が圧迫感を感じるかもしれないな。実際にビデオ会議で使って評価したい。
さすが Plantronics (2019年3月18日より Poly) のヘッドセットは良くできているなということで、ビデオ会議については引き続き M55 を使っていく可能性も大。
(2020年6月15日追記) ここ数カ月 Google Meet でビデオ会議している同じ部署の人との打ち合わせがあったので、 Soundcore Liberty Air 2 に変えたことを告げずに Google Meet ビデオ会議をしてみた。しばらく話したあとに聞こえ方が違うか質問してみたところ、変えたことに気付かなかったとのこと。 Soundcore Liberty Air 2 でも問題なく聞き取ってもらえることがわかった。ビデオ会議で使うのにマイク性能については問題無いね。
ライトユーザーとしてはバッテリ寿命を考えると2万円前後以上の価格帯の完全ワイヤレスイヤホンに手を出すのを躊躇するなか、この品質・機能で7千円台というのは非常にありがたい。買って良かったと思える一品だ。
[ 製品レポート ]
1つの部屋に2人以上いるパターンで久しぶりにビデオ会議。会議室2人・在宅勤務3人で Google Meet ビデオ会議をしてみた(自分は会議室から参加)。
顔が見られるように最初はそれぞれカメラオン、音声はそれぞれのヘッドセット/マイク付きイヤホンでやってみた。発言時以外はミュート推奨。
結果としては、会議室で自分以外の発言が「直接生で聞こえる」のと「Google Meet 経由で遅れてヘッドセットから聞こえてくる」のとで2重になるので聞きづらかった。
次に会議室での参加者がそれぞれ Google Meet で参加してカメラをオンにしたまま、マイク・スピーカー1人の MacBook Pro の内蔵スピーカー・内蔵マイクに切り替えてみた。離れて座っていたけれど Google Meet 側が声の大きさに合わせて入力レベルをコントロールしてくれているためか、リモートワーク側で聞こえにくくはないとのこと。ハウリング等も無いし会議室側が数人なら、これが一番良さそう。
ただマイクをミュートしている人は、カメラオンなのに発言してもフォーカスされないことになる。人数が増えるとカメラオンにしている意味が無くなっちゃうな。
あとスピーカーでリモートの人の声を流すやり方は外まで響くので内容によっては要注意だったりする。
四半期毎に開催している部会を今回初めて Google Meet でやってみた。共有会議なので「ビデオ会議だと大人数では話し合いにくい……」などといった問題は特に無し。
進行役として他の人の発表中もカメラオン(マイクミュート)にしているので、だらけた姿勢にならず相槌を打ったりと所作に気を付けたり。
目の前にみんなが座っている中で発表するよりは緊張しないかなと思ったけれど、やはりまあまあ緊張した。一部の発表者以外はカメラオフで表情が見えないので、批判的に見られているかもしれないドキドキはちょっと少なかったな。どちらにせよ、もうちょっと流暢に発表できるようにはなりたいものである。
3月末からほとんどのミーティングがビデオ会議になりはや5カ月。6年前に買った Plantoronics の Bluetooth ヘッドセットや、6月に買った 完全ワイヤレスイヤホン Anker Soundcore Liberty Air 2 をマイクとして活用している。一方カメラは MacBook Pro 内蔵の 720p FaceTime HDカメラを使っているが
という点で不満だ。見やすいようにディスプレイの位置や向きを変えると、自分のおさまりが悪くなる。アップを避けようと MacBook Pro を遠ざけると、見にくくなるしタイピングもしにくくなる。むむむ。
リモートワーク導入が進む中、ビデオ会議の回数が大きく減ることも当面無いだろうから Web カメラを購入することにした。内蔵カメラにコンバージョンレンズを装着・iPhone のカメラ利用・デジタルカメラ利用なども選択肢にあるが Web カメラがベストソリューションかなと。
性能的にはロジクールの StreamCam C980 が良いが値段が高く USB Type-C コネクタのみというのがネック。1万円以下で買えて USB Type-A ポートの Mac でも使える C922n Pro Stream Webcam にした。一昨日の夜に通販在庫が無くなってからの翌朝復活で物欲が刺激されて注文。昨日到着である。
C922n は USB ビデオデバイスクラス 1.1 (UVC 1.1)対応の Web カメラなので、箱から出して MacBook Pro にプスッと挿すだけで OK。
モノとしての質感はまずまず。随所に滑り止めのゴムがきちんとついている。三脚ネジ穴もしっかりと金属だ。レンズ部を含めた前面の透明プラスチックは手脂が落ちにくいのでちょっと注意した方が良さそう。マウス屋にしてはケーブルがちょっと安っぽい印象。
本体横長・後ろに伸びたスタンド部分という形状でバッグに入れるには予想よりかさばるかな。
よくあるタイプの廉価なミニ三脚だが C922n とのバランスは悪くない。伸長18.5cm でゴリラポッド 325よりは高くなるが卓上で目線の位置までカメラを上げられるほどではない。別途マイクスタンド型の Web カメラスタンドが欲しいところだ。
2020年9月2日追記:
オフィスで3日ほど使ってみた。会議テーブルに座り、対面側のテーブルの端に離しておいてみたところ、この付属三脚の高さでもまずまずいい感じだった。スタンドは別途買わなくて大丈夫だった。
最初の印象は「固い」だった。オートフォーカスだし解像度が高いしで内蔵カメラよりカリッと写るので最初とまどった。そこまで自分の顔がはっきりと写らなくてもと思っちゃうぐらい。
内蔵カメラより画角が広めで水平視野は 70.42° だ。 35mm判で 25mm〜26mm ぐらいのレンズと水平画角が同じぐらい。よくあるディスプレイの上にひっかけて使う場合でも、アップ感を和らげられそう。
後ろが白い壁だとそちらに引っ張られて顔がちょっと暗くなる。平均測光なのかな?
ビデオ録画 & ストリーミングソフトウェアとして Logicool Capture をインストールしてみた。
仮想カメラとして動作し、カメラ映像とアプリケーションの映像を組み合わせたりテキストをオーバーレイさせたりできる。
またこのソフトウェアで C922n のフォーカスやホワイトバランスを手動で設定したり、明るさ・コントラスト・彩度・シャープネスを調整したりできた。これらの設定はカメラ出力に反映され Logicool Capture しても維持される。ホワイトバランスと明るさを変更できるだけでもありがたい。
といったところがファーストインプレッション。なかなかいい。来週のビデオ会議で実戦投入だ。
ほぼ Thunderbolt 3 ポートに接続して使うことになったので「Anker USB-C & USB-A 3.0 変換ケーブル A8165011」を買ってつけっぱなしにしている。
one-on-one のビデオ会議を終えて会議室を出たら、相手が隣の会議室から出てきた。
これ自体は笑い話。
個人個人でオフィスワークの日とリモートワークの日を好きに選べるようになったことで、ミーティングについては面倒なことも地味に増えている。ビデオ会議はなんだかんだセットアップが手間だ(人数に合わせてマイク + モニタのスピーカーかヘッドセットかを接続して事前テストしたり、カメラを設定したり)。
毎回今日はどうやって参加しますかと確認するのもなあとミーティング参加者がどこにいるのか事前確認していないので、予想が外れると直前でビデオ会議準備の変更を強いられることもある。
自由な働き方の提供とトレードオフで発生するコスト。
四半期毎に開催している部会を前回に続き Google Meet で開催。
今回も発表者は別々の場所からだろうと思ってひとり会議室でカメラ・ Bluetooth ヘッドセットの準備をしていたら、別の発表者がやってきた。慌ててカメラの位置を変更し、 USB マイクを接続し、音声出力を MacBook Pro 内蔵スピーカーに切り替え。
複数人での会議設定でいいだろうと思ったらハウリングが始まった。会議室のモニタを HDMI 接続して音声出力をそちらに切り替えても駄目。部会の時間になっても解決できず。もう1人の発表者がスピーカーをオフにせずに自身の MacBook Pro からも Google Meet に参加していたのが原因だった。本人が切っていると言っていたのはマイクだけだった。なるほど気が付かなかった。
どこから参加するか確認していなかったのが今回の失敗の一因だったな。
この秋リリース予定となっていた Mac 版の Imaging Edge Webcam が本日リリースされたので DSC-RX0 でさっそくインストールして使ってみた。
Imaging Edge Webcam はデバイスドライバだけなのか、アプリケーションは追加されなかった。 Mac 側ではカメラとして「Sony Camera (Imaging Edge)」を選ぶ以外にすることがない。カメラの設定操作はカメラ側でする必要がある。
8月下旬に購入し毎日使っているロジクール C922n Pro Stream Webcam と比べるとさすがに映像がきれいだ。
動画撮影をほとんどしたことが無かったので知らなかったのだけれど、DSC-RX0 は動画撮影のモードにするとシングルAFは使えないのね。SHUTTER/MOVIEボタンを半押ししても AF が動かないわけだ(プリセットフォーカス時)。しっかり合わせたかったらマニュアルフォーカスに切り替えて小さいボタンで調整する必要あり。
なお DSC-RX0 を静止画のモード(おまかせオートなど)にしても Web カメラとして使えた。これだとシングルAFが使えてSHUTTER/MOVIEボタン半押しでフォーカス合わせできる。ただし動画撮影のモードより画質が落ちる点でイマイチだ。
Naney (なにい)です。株式会社ミクシィで SNS 事業の部長をしています。
nDiki は1999年1月に始めたコンピュータ日誌を前身とする Naney の Web 日記(兼パーソナルナレッジベース)です。
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