頭に浮かんだことを書き留め、整理しながら思考していくツールとしてアウトライナーをまた利用したくなった。 WorkFlowy や Dynalist が人気のあるアウトライナーだけれど、 個人的にテキストファイルとして管理できる方が好きなのでまた TaskPaper を使うことにした。
去年アウトライナーとして使い始めたあとに、タスク管理の統合を試みたもののタスク管理を Remember The Milk に戻したタイミングでアウトライナーとしても使わなくなっちゃってた。
今回は TaskPaper は
に絞って活用するつもり。inbox・ノートツールは Ulysses (ライティングアプリ)、タスク管理は Remember The Milk 中心で。プロジェクトノートに使うかはまだ迷い中。
[ ノート・日記はテキストファイルに ]
最近 Ulysses for Macばかり使っていて出番が減っているライティングアプリ iA Writer for Mac だけれど、ライブラリ機能が Ulysses と違うので使い分けでまた使ってもいいかなって。
Ulysses はテキストファイルしかシートリスト(ファイルリスト)に表示されないのに対して、 iA Writer ではその他のファイルもファイルリストに表示されるのでその存在を意識できる。
画像ファイルやスプレッドシートなどその他のファイルが混在している
のようなフォルダ上の Markdown ファイルの編集には iA Writer の方が便利そう。またちょこちょこ使ってみることにする。
[ Mac アプリケーション ]
Android デバイスでさっと現在日時をファイル名にしたファイルを作成してメモするに今はライティングアプリ JotterPad を使っている。今の手順。
ちょっと長い。最近使い始めた Android アプリの neutriNote が軽快でいい感じなのでキャプチャツールを neutriNote にすることにした。
ただ neutriNote だとタイトル(= ファイル名)に使えない文字があると「Invalid title」と表示されて保存できないので、きちんと現在日時を入力できる手段が必要になる(neutriNote には柔軟な text expansion 機能があるのだけれど、本文でしか使えなかった)。指定フォーマットで現在日時を文字列化するアプリはいろいろあるが「クリップボードに生成するものは手順が多くなる」「Gboard はマッシュルーム未対応」ということで使い勝手のアプリを探してみたところ Texpand が良さそう。
テキスト入力中に登録した Texpand に登録したフレーズがあるとフローティングボタンが表示されるのでこれをタップすると入力が置き換えられる。置換時の年月日時分秒をテンプレート設定できるので「にちじ」と入力さいたら現在日時文字列になるようにした。
これで
でキャプチャできるようになった。neutriNote 良い。
[ ノート・日記はテキストファイルに ] [ ファイル名の先頭を日付にする ] [ ユビキタスキャプチャ ]
一昨年の8月21日に年間購読し始めたライティングアプリ Ulysses、この1年もヘビーに使い続けていたのでそのまま自動更新。
機能追加の開発も継続的に行われているのでうまくビジネスが回っているのかな。
[ サブスクリプションサービス ]
Ulysses 18 for Mac からフォーマット無しのテキスト(プレーンテキスト)として表示・編集する機能が無くなったのかなり不便である。ライティングアプリ iA Writer for Mac メインに変えようかなと。
iA Writer も全て Markdown 扱いになるのだけれど、 Ulysses のように勝手に \ でエスケープされて書き換えられるといったようなことがないのでそれほど困らない。
Ulysses ではパフォーマンスの問題で nDiki の全記事の入ったフォルダをライブラリ(外部フォルダ)に追加できなかったのだけれど、 iA Writer で試しにライブラリ(ロケーション)に追加したら意外や意外、問題無く操作できた。これは嬉しいぞ。
[ ノート・日記はテキストファイルに ]
8月21日に年間購読が更新となる Ulysses のサブスクリプションをキャンセルした。
Ulysses 18 for Mac でプレーンテキストファイル編集ができなくなったのはやはり致命的だった。メインのライティングアプリを iA Writer に変えてその後いい感じに使えているので、当面 Ulysses に戻ることは無いかなと。
2016年12月に Ulysses を使い始めた時は、ずっとこれでいけるんじゃないかと思っていたけれど結果3年半で乗り換えとなった。
ロックインされることなく乗り換えられるのでやっぱりテキストファイル形式は良いね。
[ サブスクリプションサービス ] [ ノート・日記はテキストファイルに ]
iA Writer for Android アップデートで日本語の文字化け解消かと思ったのだけれど、アプリケーション ID が net.ia.iawriter の iA Writer はやはり文字化けが発生してしまった。
今後の配布版になるであろう net.ia.iawriter.x の方だけに「Fixed an issue with some characters not presenting correctly in the Editor」と書かれているので、新しい方は直っているのだろうか。
今日見たら iA Writer の公式サイトの Google Play へのリンクが net.ia.iawriter.x に変わっていたし公式 Twitter アカウントでも今後新しいものに移行となると Tweet していた。今後はサブスクリプションか買い切りかのどちらかが必要な net.ia.iawriter.x に変わることが確定ぽい。
文字化け解消と今後のメンテナンスに期待して net.ia.iawriter.x を購入した。現在のバージョンは 2.0 (80)。
3,160円。 iOS アプリだとまあ普通の価格だけれど、これが Android アプリだといいお値段だ。Google Play レビューで有料化・高価格を理由に低評価が多くつけられているのは、マーケティング観点でちょっと惜しいな。うまくマネタイズして開発が継続されるようになるといいな。
あ、あと今のところ Google ドライブまわりはアプリが異常終了しがちなので早めに直ることを期待している。
ライティングアプリ iA Writer 5.6 でスタイルチェック(Style Check)機能がついた。現時点でビルトインされたパターンは英語・フランス語・ドイツ語のみで日本語は含まれていないが、環境設定からカスタムパターンが追加可能である。試しに「新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング」(紹介)を参考に以下のパターンを追加してみた。
文章を書いていてこれらのパターンが出てくるとエディタ上で打ち消し線表示される。「という」は結構使っているようで、書いた瞬間に打ち消し線が入って「あっ」と何度もなった。過去の記事でも「という」が頻出していた。無意識のうちに使いがちな避けた方が良いパターンにすぐ気付けるのいいね。徐々にパターンを増やしていきたい。
どうも「自分で考え答えを出す」のが足りていないと感じている。考えたいことは次から次にやってくるし自分の中からも湧いてくるのだけれど、しっかり考えられている実感がない。
画面に向き合いタイピングしながら考える時よりも紙に万年筆で書きながら考える時の方が自分の頭で考えている感じはある。やはり紙とペンが最強かなあ。 では考えを紙に書き出していくとして、整理・保管はどうしようか。スマートフォンで撮影して取り込み? テキスト入力には無い自由度やペンで書く行為の刺激が重要なら、紙に書くよりは劣るけれども手書きアプリに入力? うーん。
考えを紙に書き出す環境を見直そうとしていて今更ながらふと気が付いた。紙に書くと自分の頭で考えている感じがあるのって、その時に情報と割り込みから距離を置けているからだよね。
PC やスマートフォンを使っていると考える前にすぐ調べちゃう。考えているつもりで読んでいるだけ。通知が目に入ってきて気が散ってしまう。そして無意識のうちにいつの間にかソーシャルメディアを巡回したりメールのチェックをしたりしちゃっている……。
PC やスマートフォンでもエディタとだけ向き合うようにすれば考えることに集中できるよね。エディタを全画面にし他のアプリに切り替えなることなく考えていることを書き出すだけにしてみたら、気持ち良いじゃないですか。
割り込みのない場所と時間を毎日確保して思考を巡らせてみることにしよう。電車の中・仕事の合間・寝る前。時間を区切るのがいい(参考)。タイマーがあればしかける。スマートフォンのタイマーだと他の通知に集中を奪われてしまうので避けよう。
distraction free なライティングアプリ iA Writerを全画面で開く(Mac / Android デバイス)。必要ならフォーカスモード(入力中の文以外が目立たなくなるモード)にする。階層操作に心を奪われるアウトライナーはここでは使わない。
そこへ頭に思い浮かんだことをどんどんダンプする。用字用語は正しく書きたい派だけれどここは気にせず打っていく。多少変な文でも今は気にしない。頭がダンプモードではなくなってしまうので文章としての構造はここでは考えない。
考えるテーマとは違うことが絶対に思い浮かんでくる。意識の外にいったん追い出すためこれもダンプ。下の方に書き留めておく。別ファイルにしたり別のアプリを開いたりはしない。
ある程度ダンプしたらざっと整理する。 iA Writer のフォーカスモードは解除。
この時も調べ物はしない。用字用語の修正もしない。
階層を整理したり MECE にしたりすることに夢中になるから箇条書きに整形せずとも良い。関連する文を集め見出しで区切っていくぐらいで。
完全に整理することは目指さず、この時点での自分の考え(答え)を出すことを目指す。整理の過程で自分の考えが固まってくるはずだ。
いったんここまで。情報遮断から抜け出す。
やりたいことがあればタスク管理ツールに登録する。ノートとしてアーカイブするなら、ある程度読める文にリライトしたり用字用語を修正したりしておく。調べたいことがあれば調べる。仮説検証する。思うところがあれば Web 日記にまとめあげる。
こんな感じで。
(画像は https://1writerapp.com/ より)
いまノートテキストファイルの閲覧・編集は Mac と Android デバイスではライティングアプリ iA Writer を主に使っている。iPhone にも iA Writer はインストールしてあるのだけれど不便でほとんど使っていない。 iOS 11 に合わせて出た iA Writer 5 から Dropbox 上のファイルへのアクセスが標準の「ファイル」経由になり、都度ダイアログから編集したいテキストファイルを選んで開かなければならなくなったからだ。iPhone ではテキストエディタ Textforce を使っているが、開発保守が止まっているようにみえるので違うのを探しておきたい。
で探したところ 1Writer を知った。開発はベトナム。2013年バージョン 1.0 リリースと既に実績のあるアプリのようだ。610円。3,680円する iA Writer よりかなりリーズナブル。
インストールしていると日本語版のインタフェースも用意されていてびっくり。ヌルヌルな操作感が気持ちいい。
などなど、自分のノートテキストファイル管理にとってパーフェクトだった。
最高では。 Dock 一番左の一番地にさっそくドラッグした。
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Naney (なにい) です。株式会社MIXIで SNS 事業の部長をしています。
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