仕事に追われない仕事術 マニャーナの法則 完全版で書かれていた「行動の合間に考える習慣をつける」エクササイズをやってみました。
後の整理を考えて PC とエディタでやりたくなるところですが、ここはあえてノートと万年筆を持って PC から離れたところへ行って取り組んでみました。やはり気が散るものから隔離されるというのが大切ですね。それからペンで書くことがキーボードをタイプするのとは違う刺激を脳に与えてくれて心地よいとあらためて感じました。
「ペンで」書く、重要です。
新型コロナウイルス感染拡大に伴って勤務先の東京オフィスの全従業員は5月31日(日)まで原則リモートワーク中であるが、オフィスに行かないとできない仕事がいくつかあるので今日は出社してきた。数えてみると4月3日(金)以来25日在宅勤務からの45日ぶりの出社だ。電車に乗るのも45日ぶり。45日ってすごいな。
雨が近づいており蒸す陽気の曇天。山手線に乗り席に座ると、窓の上部の開けられたところから風が吹き込んできた。行きも帰りも緊張感が高まるほどの混雑では無く、感染の恐怖を感じることは無かった。
お昼は緊急事態宣言の対象地域につき引き続き店内客席利用中止中のマクドナルド 渋谷東映プラザ店へ。12:00 少し前にテイクアウトしに行ったら入店から退店まで他の客が居なくてさすがにびっくりした。いつもは行列になっているのに。タイミング良くマックフライポテトが調理中だったので少し待って揚げたてになった。
在宅勤務はもう少し続きそう。
オフィスに置き去りにしていた万年筆を救出してきた。乾いてなくて良かった良かった。QiYi Valk 3 Mini Stickerless (キューブ) も持って帰ってきた。
それから MacBook Pro の第3世代バタフライキーボードとトラックパッドだと指が痛くなるので ThinkPad USB トラックポイントキーボード(英語)を持って帰ってきた。いろいろ大荷物だった。
原則リモートワークでフロアにほとんど人がおらず伸び伸びとした気持ちになるというのもありつつ、在宅勤務と比べて
といろいろ仕事をしやすかった。原則リモートワーク期間で社員食堂など一部オフィス機能を休止中であっても、この冬に完成したばかりのイケてるオフィスは圧倒的に快適だ。
在宅勤務では「通勤時間不要」「家族と一緒に食事が取れる」などプライベートに関わるメリットももちろん感じているので、どっちも有りだよねという。
[ COVID-19 ]
どうも「自分で考え答えを出す」のが足りていないと感じている。考えたいことは次から次にやってくるし自分の中からも湧いてくるのだけれど、しっかり考えられている実感がない。
画面に向き合いタイピングしながら考える時よりも紙に万年筆で書きながら考える時の方が自分の頭で考えている感じはある。やはり紙とペンが最強かなあ。 では考えを紙に書き出していくとして、整理・保管はどうしようか。スマートフォンで撮影して取り込み? テキスト入力には無い自由度やペンで書く行為の刺激が重要なら、紙に書くよりは劣るけれども手書きアプリに入力? うーん。
考えを紙に書き出す環境を見直そうとしていて今更ながらふと気が付いた。紙に書くと自分の頭で考えている感じがあるのって、その時に情報と割り込みから距離を置けているからだよね。
PC やスマートフォンを使っていると考える前にすぐ調べちゃう。考えているつもりで読んでいるだけ。通知が目に入ってきて気が散ってしまう。そして無意識のうちにいつの間にかソーシャルメディアを巡回したりメールのチェックをしたりしちゃっている……。
PC やスマートフォンでもエディタとだけ向き合うようにすれば考えることに集中できるよね。エディタを全画面にし他のアプリに切り替えなることなく考えていることを書き出すだけにしてみたら、気持ち良いじゃないですか。
割り込みのない場所と時間を毎日確保して思考を巡らせてみることにしよう。電車の中・仕事の合間・寝る前。時間を区切るのがいい(参考)。タイマーがあればしかける。スマートフォンのタイマーだと他の通知に集中を奪われてしまうので避けよう。
distraction free なライティングアプリ iA Writerを全画面で開く(Mac / Android デバイス)。必要ならフォーカスモード(入力中の文以外が目立たなくなるモード)にする。階層操作に心を奪われるアウトライナーはここでは使わない。
そこへ頭に思い浮かんだことをどんどんダンプする。用字用語は正しく書きたい派だけれどここは気にせず打っていく。多少変な文でも今は気にしない。頭がダンプモードではなくなってしまうので文章としての構造はここでは考えない。
考えるテーマとは違うことが絶対に思い浮かんでくる。意識の外にいったん追い出すためこれもダンプ。下の方に書き留めておく。別ファイルにしたり別のアプリを開いたりはしない。
ある程度ダンプしたらざっと整理する。 iA Writer のフォーカスモードは解除。
この時も調べ物はしない。用字用語の修正もしない。
階層を整理したり MECE にしたりすることに夢中になるから箇条書きに整形せずとも良い。関連する文を集め見出しで区切っていくぐらいで。
完全に整理することは目指さず、この時点での自分の考え(答え)を出すことを目指す。整理の過程で自分の考えが固まってくるはずだ。
いったんここまで。情報遮断から抜け出す。
やりたいことがあればタスク管理ツールに登録する。ノートとしてアーカイブするなら、ある程度読める文にリライトしたり用字用語を修正したりしておく。調べたいことがあれば調べる。仮説検証する。思うところがあれば Web 日記にまとめあげる。
こんな感じで。
紙に万年筆で書き出すのが考えを巡らせるのに良いなと思いつつ、何度も整理し直しながら進めたい時はやはりデジタルで。テキストファイルアウトライナーとして TaskPaper を久しぶりに起動。
iA Writer for Mac って前から拡張子 taskpaper のファイルをファイルリストに表示したりエディタで開いたりできたっけかな。今日やってみたら対応していたので、拡張子 taskpaper のまま Markdown 形式で書いているノートテキストファイルと同じにフォルダに入れてもいいか。
「ロルバーンポケット付メモM」は持ち運びやすいけれど、考えを書き出していくにはやはりちょっと狭いな。「ロルバーンポケット付メモL」に戻してみよう。
万年筆と一緒に持ち歩くのに、昨年買った布生地タイプ(ポリエステル)の「ロルバーン ポケット付メモカバー ポケットM」がいい感じで気に入って使っている。会社帰りに Smith に寄ったら L サイズ用のがあったので即買いした。
[ 製品レポート ]
考えていることを書き出すのにはタイピングよりも手書きの方が良いというのがあり、そんな時にはスラスラと書ける万年筆を使いたい。
フルハルターで調整してもらったお気に入りのスーベレーン M400 はオフィス用にしている。自宅にも万年筆が欲しいなと思ったが、やはり使い慣れたものを自宅でも使いたい。 GIORGIO FEDON 1919 ペンケースが壊れてから持ち歩かなくなったので、またペンケースを買おう。
帰りに東急ハンズ渋谷スクランブルスクエア店に寄ってみたが、イメージしているようなフラップペンケースは見当たらず。帰ってリーズナブルなパイロットのペンシースを注文してみた。
訴えかける。#photography
— Naney (@Naney) March 8, 2021
RICOH GR III #GR #GRIII #GR3 pic.twitter.com/KmKyPRyfRo
今夜はすき焼き。前回12月5日から3カ月ちょっとと、珍しくあまり間をおかずに食卓に登場だ。
1日の最後に Android アプリ Noteshelf にだらだらと書き出してみている。導電繊維タッチペン PCTPMCF01RD だとちょっと筆圧が必要。万年筆並みにスラスラと書きたいな。充電式のアクティブスタイラスだといいのかな?
フルハルターで調整してもらったお気に入りのスーベレーン M400 を会社・自宅の両方で使えるようにと先週注文したパイロットのペンシースが届いた。
牛革(スムース仕上げ)でさらさらな触感。内生地は合皮。第一印象は「軽い」。高級感はないがメーカー価格2,000円(税別)を考えると妥当な品質だ。この値段ならウエストバッグに他の荷物と一緒に放り込んでも惜しくない。定番デザインのフラップペンケースで、金属部品を使っておらず万年筆を傷つける心配が無いのもいい。
M400 を奥まで入れるとキャップの先が少し見える程度の丁度良いサイズ感だ。
[ 製品レポート ]
Naney (なにい)です。株式会社ミクシィで SNS 事業の部長をしています。
nDiki は1999年1月に始めたコンピュータ日誌を前身とする Naney の Web 日記(兼パーソナルナレッジベース)です。
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