午後ちょっとした時間があったので、カメラを持って散歩でも。 っと思ったが特に行く場所も思いあたらないので、手近なところで来月には新幹線も停まるようになる品川へ。
先月末に閉店したけいきゅう品川(京急ストア)は昨日「ウィング高輪EAST」としてオープンしたらしい。 明らかに新幹線駅開業に合わせた戦略だな。 入ってみたけど、普通に改装したって感じ。 ま、京急ストアよりは wing の方が洒落た感じがして一般うけが良くなる事を狙ったというところか。
品川駅を出て第一京浜をテクテクと北上。 すると向こうから、黄色いリボンをつけた(主に年配の)人たちがワラワラとやってくる。 そういえば、品川駅に「駅からハイキング」ゴール受付の机が出てたんで、きっとそれだな。 後で調べたら「江戸開府400年記念ウォーク第4回忠臣蔵ゆかりの地を歩く」というお題で、
というコースだったらしい。 実はちょっとしたオフ会の余興の散歩コースに参考になるかなと先日パンフレットを駅でもらったところ。 しかし、JR で開催している同日は危険すぎるな。 あんなにモケモケ歩いている隊列につかまりたくない。
品川駅の北側、泉岳寺の付近にあるJRの線路の東西を結ぶ連絡通路。 品川駅の連絡通路が有料だった頃、東西(無料で)行き来するにはここまで迂回するか、はたまた南側の(ゴジラ初上陸で一度破壊されている)八ツ山橋をまわるしかなかった。
と知ってはいるものも、実際には用も無いので通った事は無かったんだよね。 目前までは行ってみたり、京浜東北線の車窓から見下ろしてみたりはしているんだけれど。
実際通ってみると、こりゃ低い。 身長約165cmなのだが、ぎりぎり直立できる程度。 歩くと頭を擦りそうなのでちょっと腰を落とす事になる。
ま比較的有名な名所を見ておいたということで。
トンネルをくぐって、芝浦中央公園へ。 人気もあまりなく、比較的ゆっくりできる。 下水道芝浦水処理センターの上に作られた公園なのだが、何と北側と南側の2ヶ所しか出口がない(A面、B面)。 旧海岸通りを挟んだ、テニスコートのあるC面の方も見にいきたかったのだが、ぐるっと回ることになるのでパス。
南出口は新しく立ったドコモのビルの裏にある。 そのままNTT品川ツインズとコクヨショールームの間を通って品川駅へ。
昨日14時46分頃に三陸沖で発生した「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震(The 2011 off the Pacific coast of Tohoku Earthquake)」時、東京都千代田区東神田3丁目のオフィスにいた。 電車が止まり夕方になって運転の再開の目処が立たないので、遅くなる前に徒歩帰宅することにした。
距離的には Google マップでも徒歩2時間30分ちょっとで、たいしたことはないのだが心配したのは道の混雑。
2008年の中央防災会議「首都直下地震避難対策等専門調査会」の報告中の帰宅行動シミュレーションでは、混雑度が6人/m^2を超えて満員電車状態になる道路が発生し、歩行速度は1時間400m以下となるとされていたからだ。
もっとも今回は都心部では建物の倒壊や火災もほとんど無く、それほど条件は悪くはないであろう。 ということでバックに地震の後にコンビニで確保していたミネラルウォーターとパンを入れて 18:20 頃会社を出発。
秋葉原駅と浅草橋の中間あたりの美倉橋から、裏道を選びつつジグザグに進み日本橋を通過。ヘルメットを被っているサラリーマン・OLもちらほら。やはりこの辺りの会社はきちんと準備しているんだろうね。 そのまま第一京浜を南下して、思ったほど混んでいなかった銀座を通過。 JR の終日運転見合わせ発表をここで知る。徒歩を選択して正解だった。 新橋で汐留通りに入って大門交差点・芝大門交差点を通り裏から芝公園グランド前交差点と進み日比谷通り。
ここで様子見がてら田町の実家へ立ち寄り。 トイレのガラスのヒビ割れ・風呂釜と浴槽のずれのせいと思われる漏水等の被害があったもものとりあえず母も無事のようで一安心。
トイレ休憩とバナナでの栄養補給(と母のグチの付き合い)を済ませて再び出発。
田町駅西口交差点の陸橋下西側の歩道のバス停あたりが非常に混雑していたので、引き返して横断歩道を渡り、ここからは第一京浜の東側の歩道を南下。
ずっと人の波が続いているけれども普通に流れており不快感を感じるほどではなかった。 第一京浜は田町駅・品川駅間では徒歩的に遠回りすぎない裏道が無いためもっと混雑していることも覚悟していたのでほっと一安心。 札の辻の歩道橋も予想外にスムーズに渡れた。
途中、徒歩帰宅者にプリントアウトした地図を配布している不動産屋や、ウォーターサーバを出して水を提供しているどこかのオフィスのボランティアなどに感銘しつつ品川駅前へ。
そのまま八ツ山橋交差点・新八ツ山橋交差点を通過。 警察が車道を一部臨時に歩道にしてくれていて、ここも混乱なく通過。
あとは途中で住宅街の裏道を通って無事帰宅。
ここまでの旅程はTwitter 上に記録。 途中実家立ち寄りをのぞけば、だいたい普通の徒歩の速さで到着できた。
早く帰宅するのにできるだけ立ち止まらないで歩き続けたいが、歩きながらスマートフォンに目を落とすのは他人への迷惑を避けることも考えて少な目にする必要がある(遠距離の人ならバッテリセーブの点でも)。 情報収集・状況の発信・家族・知人友人との安否情報交換などのためにアクセスしたい気持ちとのジレンマだ。
なお「周りのペースにあわせて歩けない人のケータイ利用」は迷惑。気持ちはわかるけどさ。 あとおしゃべりしながらの「2人以上組」もうちょっと状況を理解した方がいいかと。
都心でのこれだけの人の一斉徒歩移動はめったにできない貴重な経験であった。 (天候・服装・被災状況・パケット通信状況・ネットサービス状況などの)コンディションが今回はまだかなり良かったが、これが直下の場合はもっと過酷なものとなるのであろう。 今回の経験を生かせればと思う。
[ 東日本大震災 ]
渋谷スクランブルスクエアにあるオフィスからの景色をより楽しむべく、一昨年の12月にきれいになった双眼鏡ミクロン 6x15 CF もってきた。
双眼鏡があると「ここも見えていたんだ」と発見がある。渋谷ストリームに大部分が隠れつつも羽田空港が見えた。お台場の向こうにある東京ゲートブリッジも発見。
東京駅方向も渋谷ヒカリエに隠れず見えていることがわかった。小さく見えた赤と白の鉄塔がどこのか調べたらKDDI大手町ビルのもののようなので多分。
八ツ山橋方面・武蔵小杉方面・東京駅方面が見えると今回分かった。2016年11月3日より前に渋谷スクランブルスクエアが建っていたら、シン・ゴジラの3作戦が見られたはずだ。
3連休最終日。今のところ土曜日に食材の買い出しに行ったぐらい。新型コロナウイルス感染確認者数がまた急増しているので、人混みを避けて品川駅から少しぶらぶら歩いてみた。
まずは八ツ山橋・御殿山橋を渡って御殿山庭園へ。気が生い茂りまさに都会のオアシスだ。蚊もいっぱいだ。御殿山庭園前の御殿山通りは木漏れ日が差すゆるい坂道で、心落ち着く風景だった。
御殿山通りを降りたら、ゲートシティ大崎でひと涼み。
夢さん橋を渡って、折り返し。殺風景な区役所通りだが、湘南新宿ラインの下をくぐると広く見渡せるようになり景色を楽しめるようになる。
駅前中央通りを抜けると大井町駅。反対側の LABI LIFE SELECT 品川大井町でのひと涼みでフィニッシュ。
31℃の昼下がりとしてはこれぐらいの距離ぐらいまでがちょうど良い感じだ。
品川駅 → 八ツ山橋 → 北品川駅前 → 御殿山通り → 御殿山橋 → 御殿山庭園 → 御殿山通り → 居木橋公園 → ゲートシティ大崎 → 夢さん橋 → 区役所通り → 権現台踏切 → 区役所通り → 駅前中央通り → LABI LIFE SELECT 品川大井町
シブい八ツ山橋#photography
— Naney (@Naney) July 20, 2022
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Naney (なにい) です。株式会社MIXIで SNS 事業の部長をしています。
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