Web ベースのガントチャートソフトウェアである TeamGantt、なかなか使い勝手が良かったので9月26日に individual plan (1ユーザ、5プロジェクト、1GB ファイルストレージ)の契約をしたんだけれど、ここ最近ほとんど使わなくなったので解約した。月10ドルで合計20ドル。スポットで使うことはあっても継続的には使わないので、月10ドルはちょっともったいないなと。また必要になったら契約するという方向で。
あと、今週「リモートホスト上の共有フォルダにあるファイルをファイル名で探したいんだけれど遅くて困っている」ってお題をもらったので、Everything Search Engine を思い出して久しぶりに使ってみた。
安定版(1.2系)だとローカルの NTFS ボリュームしかインデックスできなくて、リモートのも検索できるようにしたい場合はリモート側で ETP server を起動しなければならなかった。
だけれどβ版(1.3系)だと ETP server 無しにリモートの共有フォルダに対するインデックスを作って検索できるようになっていた。これは嬉しい。大きな共有フォルダを指定してしまうとインデックス作成に時間がかかって反応無くなってしまうのだけれど、そうでなければ設定でフォルダを検索対象に追加してばらくするとスキャンが終わって検索できるようになる。インデックス作っておけばファイル名に対するインクリメンタルサーチができるので便利。
iPad 2 をデジタルフォトフレームとして使うのに写真ファイルを選んで都度同期するのは面倒なので、共有フォルダにあるのを直接スライドショーできる iOS アプリないかなーとずっと思っていたんだけれど、ようやくいい感じなのに辿りついた。
FileExplorer Free がそれで、Samba 上のディレクトリ中のものを順に表示させることができた。写真の切り替わりも自然で、切り替え時にローディングくるくるが出たりブラクウアウトしたりしない。バッチリ。
動画の Samba ストリーミングの方はどうかというと個別再生についてはまずまず。他に試したアプリは、カクカクしたり音が落ちたりして iPad 2 だと使い物にならなかったんだけれど、 FileExplorer Free だときちんと再生できる。NEX-5N や iPod touch 5th で撮ったものは転送待ちなどなくスムーズに再生された。IXY DIGITAL 210 IS のはちょっと転送が追いつかなくてちょっとバッファリング待ちが発生する。圧縮率が低くて転送量が多いからかもしれない。
連続再生の機能はないのでポチポチ選んでいく感じ。動画スライドショーについては引き続きアプリを探そう。
Linux から AirMac Time Capsule の共有ディスク上の Data 共有フォルダをマウントしようとしたんだけれどなかなかうまくつながらなくて、いろいろ調べたら mount.cifs のオプションで sec=ntlm を指定する必要があるというところに辿りついた。
$HOME/etc/tc-credentials に username と password を書いておいて以下でマウント。$TCNAME は AirMac Time Capsule につけた名前。
sudo mount -t cifs -o credentials=$HOME/etc/tc-credentials,uid=1000,gid=1000,file_mode=0644,sec=ntlm //$TCNAME.local/Data /mnt
sec はセキュリティモードオプションで、 ntlm にすると NTLM password hashing を使うようになる。
昨日 Linux から AirMac Time Capsule をマウントできるようになったので次はファイルの双方向同期の設定。AirMac Time Capsule の共有ディスク上に写真を置いて家族共有するのだけれど、AirMac Time Capsule にしかファイルが無い状態は当然避けたいので、ローカルディレクトリとファイル同期しておく。
OS X 用の良さそげな双方向ファイル同期アプリが無いかなと探していたんだけれど、これっというのが無いので結局 Linux や FreeBSD 上で長年使っている Unison File Synchronizer を使うことにした。 OS X だといちおう GUI 版もある。Unison はメンテが止まるかなーと思いつつもたまにアップデートされているので今のところまだしばらく使えそう。
Unison の設定は下記の通り。違う共有ディスクがマウントされている時に間違えて実行しないように mountpoint を指定。パーミッションの変更ができなくて Unison がエラーになるので perms = 0 にしておいた。
times = true root = /Users/naney/archive/family root = /Volumes/Data/archive/family mountpoint = family-photo perms = 0
Unison の設定は下記の通り。/mnt にマウントした状態で実行する。マウント間違い対策として mountpoint を指定。
times = true root = /home/naney/archive/family root = /mnt/archive/family mountpoint = family-photo
今月上旬にセットアップした Synology DiskStation DS216j ですが、どんな機能があるのか確認しながらどういう形で使っていくかしばらく検討していました。
検討した結果、現時点での結論としては
という方針でいくことにしました。DS216j に share という共有フォルダを作り Cloud Station を有効にした上で、以下のような階層で写真ファイル・動画ファイルを置いておくことにしました。
/share /photo /archive $HOME/archive/photo と Cloud Station Drive で同期 /storage /movie /archive $HOME/archive/movie と Cloud Staiton Drive で同期 /storage
archive フォルダは MacBook Pro (とその Time Machine バックアップ) にも置いておきたい大切な写真・動画ファイルを置くフォルダとし、 Cloud Station で DS216j と同期するようにしました。一方 storage フォルダはそれより重要度の低い DS216j だけに置いておけば良いファイルを置くフォルダとしました。
あとは将来 share フォルダ以下を定期的にバックアップするようにできればデータ保護としてはまずまずかなと。
なお share フォルダは iPad Pro から FileExplorer Free や VLC を使って閲覧・再生・スライドショーをできるようにしておきました(DS216j に読み込み専用のアカウントを別途作成)。これで写真や動画を観ている間も MacBook Pro を使えるようになりました。
ちなみに最初は /photo 以下にファイルを置き Photo Station を活用することも考えたのですが、下手にいろいろ機能がありすぎて誤操作が怖く感じたのでやめました。 Video Station も同様です。ちなみに Video Station は結構しっかり長い動画の管理向けのようで、デジカメで撮った短い動画だけなら Photo Station の方が便利そうでした。
[ NAS ]
日記に貼る写真を Flickr ではなく同じサーバに置くことにしたので、スマートフォンで撮った写真を都度 MacBook Pro にいったん移す必要が出てきました。
Xperia Z5 から PC にまとめて写真を移す際は Solid Explorer FTP Server を実行して PC から取りに行くようにしています。がちょっと面倒。
せっかく Synology DiskStation DS216j (NAS) を立てたのでここを経由する方法に変更しました。
これでスマートフォンから Solid Explorer や iFiles 2 で NAS 上の共有フォルダにコピーしておけば、MacBook Pro 側に自動的に同期されてすぐに写真を利用できるようになりました。 MacBook Pro 側で利用・整理が終わった写真ファイルを同期フォルダ上で削除しておけば NAS 側からも消えてくれるので二重管理にならなくて楽ちんです。
昨日 MacBook Pro を使っていたら
“<ホスト名>”上のバックアップの検証を完了しました。信頼性を向上するために、新規バックアップを作成する必要があります。
というエラーダイアログが表示されました。えっ? という感じ。 AirMac Time Capsule 上のバックアップが壊れた模様です。 fsck をかけて修復を試みることもできるようですが、原因がわかっていないのでまずは別途バックアップを作っておきたいところです。 Synology DiskStation DS216j (NAS) の方にも Time Machine バックアップを作ることにしました。
DiskStation で先に以下を行った上で MacBook Pro の Time Machine でバックアップディスクを追加から naneytm ディスクを選んで Time Machine バックアップ開始。
時間がかかるので開始したのを見届けて就寝しました。翌朝には初回バックアップが完了していて一安心。次に時間があるときに AirMac Time Capsule 上のバックアップの復旧を試みることにします。
動画ファイルを特定の人に見てもらえるようにしたい。ファイルとして渡すとその後のコントロールができなくなるので、ダウンロード不可な形で共有して見てもらえるようにしたい。
相手が Google アカウントをもっているならば Google ドライブで共有するのがお手軽そうだ。Google ドライブにファイルをアップロード後「閲覧者と閲覧者(コメント可)に、ダウンロード、印刷、コピーの項目を表示する」をオフにしてから閲覧者として共有すれば OK。
相手を閲覧者として既に共有しているフォルダに動画ファイルを入れる場合は注意が必要だ。
いったん非共有のフォルダにアップロードし「閲覧者と閲覧者(コメント可)に、ダウンロード、印刷、コピーの項目を表示する」をオフにしてから、その共有フォルダに移動するようにするのが良い。
共有フォルダに入れてから上記設定をオフにする場合、一時的にダウンロード可能な状態が生まれてしまう。もしその共有フォルダを相手がマイドライブに追加しており「バックアップと同期」アプリを使っている場合は、相手の PC の Google ドライブフォルダにいったんダウンロードされることにもなる(設定をオフにした段階で相手の PC から削除されるようになっているが、その前に手動や Time Machine 等で複製が作られる可能性がある)。
そこまで警戒しなければならない相手なら、そもそも見てもらおうとならないだろうから、気にしすぎかもしれないが仕様としてはそうなっているということで。
Google ドライブで「マイドライブに追加」が使えなくなり、 Google ドライブアプリでは共有されたファイルをローカルにミラーリングできなくなった。
相手に新しく Dropbox を使い始めてもらって管理するものを増やすのもというのがあるので、今まで使ってこなかった iCloud Drive を代わりに使ってみようと思う。
iCloud Drive でのフォルダ共有を初めて使うので、操作して挙動を確認してみた。
共有した側・共有された側で iCloud Drive 内の別のフォルダに共有フォルダを移動しても大丈夫なのは Dropbox と同じ (テストの時に tmp フォルダを作ってそこに移動したら共有が解除されてあれっと思ったが、tmp とう名前のフォルダは特殊だという罠だった)。
共有した側で共有フォルダ名を変えると共有された側にも反映される。共有された側でフォルダ名を変えても共有した側に反映されず、以降名前の変更は双方反映されなくなる。
共有した側でアクセスを削除したあと再共有すると過去のリンクがそのまま再度有効になる。
そんなところかな。
iCloud Drive 自体には版管理が無いので、うっかり削除対策にきちんとバックアップをとっておくのが良さそうだ。
Naney (なにい) です。株式会社MIXIで SNS 事業の部長をしています。
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