安房鴨川駅から南西方向に位置する地区。千葉県道272号西江見停車場線が北西から南東に向けて縦断している。
Naney の母方の実家があったところ。小学生時代に母とともに帰省していた。最近は「星ヶ畑の棚田」と呼ばれているあたり。近くで歩いていける範囲にあるお店は石井商店(千葉県鴨川市畑909)だけで、そこでの買い物が当時楽しみであった。
TBS で7月19日から放送が始まる日曜劇場「ナポレオンの村」は限界集落「東京都星河市神楽村」(架空)が舞台のドラマ。
この神楽村、母の出身地である千葉県鴨川市畑(旧曽呂村の辺り)がロケ地らしい。今日家に遊びにきた母が地元の知人から聞いた話だと、1カ月近く撮影をしていたとか。懐かしくなって母と妹で Google ストリートビューでいろいろと道を辿ってみた。
どこまでドラマ放映で風景が映るのかわからないけれどちょっと楽しみ。
小学生の時に母の帰省に連れられて祖母の家に何度か遊びに行っていた。特急わかしお号の終点、安房鴨川駅からは車が必要なところで、駅からはいつもタクシーだった。
祖母の家から歩いて行けるお店は石井商店ぐらいで、帰省時にはそのお店でお菓子を買ってもらうのが楽しみだった。小学生の頃というと昭和50年代。この頃から十分過疎地域だったのかな。最後に行ったのはその祖母が亡くなった高校生の頃か。あれからどう変わったのだろうか。
当時、普通にカブトムシは家に飛び込んできた。トンボにバッタにホタルにカエル、用水路にはザリガニ、小川にはアメンボと自然の生き物がたくさん。夜にはきらめく夜空と、時折通り過ぎる飛行機のランプ。波浪注意報の放送。冬には田んぼの斜面からゲイラカイトを飛ばした。
いつも無人の神宮寺(千葉県鴨川市畑801)が近くにあり、だいたいその辺りまでが遊び場だった。
当時、田舎とはそういうところなのだと思っていたけれど、どうもド田舎だったんだな。今思うと貴重な田舎体験だった。
今 Web で調べてみると、このあたりは星ヶ畑の棚田として棚田オーナー制度をとって稲作をしているらしい。たしかにそういえば棚田だったんだな。一つ一つの田んぼが狭かった。
Naney (なにい)です。株式会社ミクシィで SNS 事業の部長をしています。
nDiki は1999年1月に始めたコンピュータ日誌を前身とする Naney の Web 日記(兼パーソナルナレッジベース)です。ちょっとしたノートは nNote にあります。
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