今日は有給休暇を取って妻とデートで国立新美術館で開催されている「オルセー美術館・オランジュリー美術館所蔵 ルノワール展(Renoir: Masterpieces from the Musée d’Orsay and the Musée de l’Orangerie)」を観に行ってきました。デートは3月に銀座に行って以来です。
今回は印象派時代の最高傑作「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」(1876年)が初来日。131.5 x 176.5cm のカンヴァスにカンヴァスに油彩された群衆は圧巻でした。木漏れ日の下の楽しげな様子が鮮やかに伝わってきました。
その他良かったなと思ったのは、ちょぼちょぼっと小さく描かれているだけの人から楽しげな雰囲気まで伝わってくる「草原の坂道」、優しさの伝わってくる「田舎のダンス」と「都会のダンス」など。ルノワール以外で気にいったのは、ホールの照明の雰囲気が丁寧に描かれていたジャン・ベローの「夜会」。
作品名によく出てくる「あるいは」って面白いですね。
開場してすぐの 10:00 過ぎに入場したのですが、すでに結構な混雑でした。
(http://renoir.exhn.jp/ より。)
国立新美術館自体に来たのが初めてなので、カフェテリア カレで食事してみたり、ミュージアムショップをのぞいたりもしました。
カレは気軽に入れる学食のようなカフェテリア。お値段も手頃で美術展鑑賞後にさっと食事をするのに良いですね。ミュージアムショップ「スーベニアフロムトーキョー」は他では見かけたことのない商品が多く、良い品揃えでした。きっちり端から端まで見てしまいました。
国立新美術館は、建物はもちろんですが周辺含めて落ち着いた雰囲気で気に入りました。
六本木まできたので、あまりきちんと回ったことのなかった東京ミッドタウンへ。ハイソな感じ。
今日のデートの2つ目の目的は美味しいケーキを食べること。東京ミッドタウンで良いところがあればと思っていたのですが、「これぞケーキ!」というようなものが見つからなかったので六本木ヒルズのヒルサイド 1 Fにある HARBS 六本木店まで足をのばしました。
5・6組ほど順番待ちをしたあと、テラス席に着席。それなりにいい値段ですがどのケーキも大きくてボリューム的に納得。コーヒーもおかわりできました。スタッフの方の感じも良く満足。
良い休暇を過ごせました。
[ 美術展 ]
窓が空いているせいかキーキーと音が耳に触る都営大江戸線にのって六本木へ。国立新美術館は5年前2016年6月の「ルノーワール展」以来かな。
10:00 - 11:00 の列に少し並んでから『佐藤可士和展』に入場。お昼ご飯は前と同様地下にあるリーズナブルなカフェテリア カレで。空いているしテーブルも消毒してまわっているようだしで、心配なく食事できた。
展覧会のあとはIKEA原宿までぶらぶら歩いていくことに。青山霊園を抜け根津美術館前交差点で曲がると御幸通り。ヨックモック 青山本店(ショップの方)をちょっとのぞきつつ、表参道へ。
(絵本が欲しくなる)クレヨンハウス東京店・(久しぶりの) CHUMS 表参道店・(期待したほどでもなかった)AWESOME STORE 原宿表参道店からの表参道ヒルズ。表参道ヒルズはやはり世界が違うお店ばかりだな。
結構歩いたのでセガフレード・ザネッティ・エスプレッソ 原宿クエスト店で一休み。隣のアインズ&トルペ 原宿クエスト店で傘をみかけて妻が新調。
そしていよいよ初めてのIKEA原宿へ。2フロアなのでIKEA渋谷より見てまわりやすいな。2F は大きな窓の向こうに明治神宮の緑が広がっていて特にいい感じ。
食事スペースが無いと思ってセガフレードに立ち寄ってきたのだけれど、1F にはスウェーデンコンビニ、2F にはスウェーデンカフェとばっちりあったのね。平日で席も空いていたのでここで休憩すれば良かったな。ちょっと失敗。
駅前にできた WITH HARAJUKU は 2F・3F に WITH HARAJUKU PARK というパークがあり空の下でちょっと一休みするのに好適だった。
予想最高気温18℃ほどあがらず今日はちょっと肌寒かったかな。パーカを着たり脱いだりと忙しかった。展覧会からの原宿・表参道はとても楽しい1日だった。空いている日に原宿・表参道また来たい。
国立新美術館で開催されている「佐藤可士和展」に行ってきた。美術展・写真展と違って印刷物の展示が多く、ちょっと物足りないかもと最初思ったけれどバラエティに富んだ展示内容で満足できた。
商業デザインとして様々なシーンで利用することを想定し、スケーラブルで印刷・立体化・2次利用しやすい直線や円弧のシンプルな組み合わせのものが中心。スプラッシュ系のデザインがあると逆に強く目がひかれた。
「見た目を考えてデザインする」「与えられたコンセプトをもとにデザインする」「コンセプト作りとともにデザインする」、どこまで踏み込んだ仕事ができるか(能力があるか、任せてもらえるか)がやはり一流とそれ以外の違いなんだろうな。
本展は一部を除き写真撮影 OK となっている。展示されている作品のブランドの企業が各社協賛・協力しており、マーケティング上のメリットも大きいというのもあるだろう。気に入ったものを写真に残して後で見返したい来場者と Win-Win でいいな。
2021年10月1日から12月19日まで国立新美術館で開催されている「庵野秀明展」へ行ってきた。
最初の展示室では
『ウルトラマン』や『仮面ライダー』、『宇宙戦艦ヤマト』や『機動戦士ガンダム』など、庵野秀明が幼少期から敬愛する漫画、アニメ、特撮作品にまつわる貴重な資料を一挙展示。 — 庵野秀明展
と1961年から1980年の作品資料が展示されており、いきなり団塊ジュニアの心を鷲掴み。ドンピシャ世代すぎ。
続く展示では『風の谷のナウシカ』(1984年)・『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』(1984年)・『メガゾーン23』(1985年)・『王立宇宙軍 オネアミスの翼』(1987年)・『トップをねらえ!』(1988年)・『ふしぎの海のナディア』(1990年)・『新世紀エヴァンゲリオン』(1995年)などの作品資料が展示されていた。
振り返ってみると庵野氏がかかわっているものだと意識せずに10代〜20代前半の多感な頃に、テレビで観たり、1人で映画館に観に行ったり、友達とレンタルビデオで借りてきて観たり、彼女と観たりしていたんだな。
Naney (なにい) です。株式会社MIXIで SNS 事業の部長をしています。
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